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第五十五話 三人でお出かけその一
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千冬がそう言うと
「千冬、それは要望が大きいんじゃないか?もう少し控えに・・・・・・」
と道夫が言う。
「いえ、まずは登さんに確認をとってみます。それで駄目だったら、あたしと二人で映画でいいかな?千冬ちゃん?」
「うん!」
「それで何の映画を観たいのかな?」
「え~とね──」
そして、三日後──映画館
幸と登、千冬は犯滅刑事という映画を観ていた。
内容は、桃山千遥演じる刑事が犯罪組織を壊滅させていく話だ。
幸は正直、映画を観に行きたいと言われた時、子供向けのアニメ映画かと思っていた。
千冬はとても夢中で見ていた。
確かに桃山千遥のアクションはとても素晴らしく、男であれば惚れていたかもと思うくらいかっこよかった。
そして、映画が終わり、近くのトトスというレストランで食事を摂りながら、会話をしていた。
「映画どうだった?千冬ちゃん」
「すごい面白かった!幸姉はどうだった?」
「うん。あたしも面白かったよ」
幸は登の方を見る。
「登さんは今日は急なお誘いに来てくれて、ありがとうございました」
「いや、そんな急ってほどじゃないし、俺こそ誘ってくれてありがとう。この映画行こうと思っていたからちょうどよかったよ」
「それはよかった」
「桃山千遥のアクションはテレビや他の映画でも観てるけど、今回のはより動きにキレがある感じがしてよかった」
「ドラマや映画はよく見るんですか?」
「よくってほどかはわからないけど、まあまあ観てる感じかな?」
「へぇ~」
二人が会話をしていると、千冬が登をじっと見て、口を開く。
「登兄って、今彼女とかはいるの?」
「千冬、それは要望が大きいんじゃないか?もう少し控えに・・・・・・」
と道夫が言う。
「いえ、まずは登さんに確認をとってみます。それで駄目だったら、あたしと二人で映画でいいかな?千冬ちゃん?」
「うん!」
「それで何の映画を観たいのかな?」
「え~とね──」
そして、三日後──映画館
幸と登、千冬は犯滅刑事という映画を観ていた。
内容は、桃山千遥演じる刑事が犯罪組織を壊滅させていく話だ。
幸は正直、映画を観に行きたいと言われた時、子供向けのアニメ映画かと思っていた。
千冬はとても夢中で見ていた。
確かに桃山千遥のアクションはとても素晴らしく、男であれば惚れていたかもと思うくらいかっこよかった。
そして、映画が終わり、近くのトトスというレストランで食事を摂りながら、会話をしていた。
「映画どうだった?千冬ちゃん」
「すごい面白かった!幸姉はどうだった?」
「うん。あたしも面白かったよ」
幸は登の方を見る。
「登さんは今日は急なお誘いに来てくれて、ありがとうございました」
「いや、そんな急ってほどじゃないし、俺こそ誘ってくれてありがとう。この映画行こうと思っていたからちょうどよかったよ」
「それはよかった」
「桃山千遥のアクションはテレビや他の映画でも観てるけど、今回のはより動きにキレがある感じがしてよかった」
「ドラマや映画はよく見るんですか?」
「よくってほどかはわからないけど、まあまあ観てる感じかな?」
「へぇ~」
二人が会話をしていると、千冬が登をじっと見て、口を開く。
「登兄って、今彼女とかはいるの?」
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