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第4話
初めての共同作業 7
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アルバートはパーティ規模の冒険の仕方に慣れてしまった俺の欠点を的確に指摘し、単独冒険のノウハウも指導してくれた。
俺は彼の言う事を一々もっともだと納得しながら、アルバートの指導力と知識に感心していた。
(アルバートは気位の高いだけで弱者を見下すような男だと思っていたけれど、欠点を抱える者に対しても親切に対応している。おかげで忘れてしまっていた大事なノウハウも思い出せた。
それにしてもこれほど気配りのできる男だったとは・・・。
きっと、俺はアルバートとライバル関係だったから彼に悪い先入観を持ってしまい、彼の良さが見えてなかったんだ。)
そんなことも感じながら彼の話を聞いていると、いつの間にか太陽は空を茜色に染め、地平線に沈みこもうとしていた。
そして、それに呼応して俺の精神もより深く呪いに犯され、女性化していくのだった。
「あの・・・ローニャ・・・?」
話の途中にアルバートが困ったような顔で俺を見つめるので何事かと思っていると、俺はいつの間にか彼の腕にもたれかかり、胸の谷間で抱きかかえるようにしながら彼に押し当てていた。
「きゃぁっ!! ご、ごめんなさいっ!!
そ、そんなつもりじゃ・・・っ!!」
そう言いながら彼から慌てて離れようとすると、アルバートの太い腕で俺の体は彼に抱き寄せられてしまう。
「いやぁぁ~んっ・・・」
拒絶するような言葉だけど、実際は自分でも驚くほど甘えた声。明らかにアルバートを誘っていた。
「そんなつもりじゃないだって? ローニャ。
そんな熱い瞳で私を誘っておきながら、それはないだろう?」
グイッと軽く持ち上がるように腰を抱かれただけで俺の呼吸は軽く乱れてしまう。
「あんっ・・・だめぇ・・・」
ダメと言いながら彼に自分から寄り添う俺。
(駄目よっ!! ママっ!!
しっかりしてっ!! もう、陽が落ちてしまうっ! 今、自我をしっかりさせないと戻ってこれなくなるわっ!!)
というチャームの声も俺の滾る心を揺るがすことができなかった。
そして自分から彼の頭を抱きかかえると、吸い付くようにキスをする。
「ああっ・・・んっ・・・」
キスの合間にこぼれる自分の吐息がさらに自分を滾らせるのがわかった。
そして、アルバートも私の心を弄ぶように舌を絡めてくるのだった。
「ああっ! ステキっ!!
アルバート様っ・・・お願いもっと・・・もっとぉ~・・・」
異常なほどの高ぶり。そしてアルバートの体を求めてやまない心。
陽が落ちてしまったことは明白だった。
でも、そんなことは今の私にはどうでもいい事・・・。今はただ、アルバートに溺れたいという思いしかなかった。
「ああっ! 私を見てっ!?
ねっ、欲しいでしょっ!? 私の全てをっ!!」
そう言いながら私は自分の衣服を自分か脱ぎ捨て、彼の前に全てを晒そうとした。
上着がはだけて下着に包まれた胸が露出しても、私の滾りは収まらず、とうとう彼をさらに誘惑するために下着も破り捨てる勢いで手をかけるのだった。
俺は彼の言う事を一々もっともだと納得しながら、アルバートの指導力と知識に感心していた。
(アルバートは気位の高いだけで弱者を見下すような男だと思っていたけれど、欠点を抱える者に対しても親切に対応している。おかげで忘れてしまっていた大事なノウハウも思い出せた。
それにしてもこれほど気配りのできる男だったとは・・・。
きっと、俺はアルバートとライバル関係だったから彼に悪い先入観を持ってしまい、彼の良さが見えてなかったんだ。)
そんなことも感じながら彼の話を聞いていると、いつの間にか太陽は空を茜色に染め、地平線に沈みこもうとしていた。
そして、それに呼応して俺の精神もより深く呪いに犯され、女性化していくのだった。
「あの・・・ローニャ・・・?」
話の途中にアルバートが困ったような顔で俺を見つめるので何事かと思っていると、俺はいつの間にか彼の腕にもたれかかり、胸の谷間で抱きかかえるようにしながら彼に押し当てていた。
「きゃぁっ!! ご、ごめんなさいっ!!
そ、そんなつもりじゃ・・・っ!!」
そう言いながら彼から慌てて離れようとすると、アルバートの太い腕で俺の体は彼に抱き寄せられてしまう。
「いやぁぁ~んっ・・・」
拒絶するような言葉だけど、実際は自分でも驚くほど甘えた声。明らかにアルバートを誘っていた。
「そんなつもりじゃないだって? ローニャ。
そんな熱い瞳で私を誘っておきながら、それはないだろう?」
グイッと軽く持ち上がるように腰を抱かれただけで俺の呼吸は軽く乱れてしまう。
「あんっ・・・だめぇ・・・」
ダメと言いながら彼に自分から寄り添う俺。
(駄目よっ!! ママっ!!
しっかりしてっ!! もう、陽が落ちてしまうっ! 今、自我をしっかりさせないと戻ってこれなくなるわっ!!)
というチャームの声も俺の滾る心を揺るがすことができなかった。
そして自分から彼の頭を抱きかかえると、吸い付くようにキスをする。
「ああっ・・・んっ・・・」
キスの合間にこぼれる自分の吐息がさらに自分を滾らせるのがわかった。
そして、アルバートも私の心を弄ぶように舌を絡めてくるのだった。
「ああっ! ステキっ!!
アルバート様っ・・・お願いもっと・・・もっとぉ~・・・」
異常なほどの高ぶり。そしてアルバートの体を求めてやまない心。
陽が落ちてしまったことは明白だった。
でも、そんなことは今の私にはどうでもいい事・・・。今はただ、アルバートに溺れたいという思いしかなかった。
「ああっ! 私を見てっ!?
ねっ、欲しいでしょっ!? 私の全てをっ!!」
そう言いながら私は自分の衣服を自分か脱ぎ捨て、彼の前に全てを晒そうとした。
上着がはだけて下着に包まれた胸が露出しても、私の滾りは収まらず、とうとう彼をさらに誘惑するために下着も破り捨てる勢いで手をかけるのだった。
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