影を纏う君へ
白海聖学院に転校してきた椿小夜は、その美しい容姿とどこか陰のある雰囲気で周囲の注目を集める。 しかし、その魅力とは裏腹に、彼女はやがて孤独していく。
虎牙鉄弥は、これを機に彼女に声をかける。 意外にも、二人は共通の趣味や考え方に思いを馳せてすぐに、友情を築いていく。
鉄弥の幼馴染である戌亥甚太と柊蓮花を加えた四人は、共に楽しい時間を過ごす。そして、意を決した鉄弥は小夜に告白をする。告白を受け入れ、二人は幸せな日々を送っていた。
しかし、「小夜と一緒にいると不幸になる」という噂が学校中に広がり始める。 鉄弥はその噂に不安を感じながらも、小夜を信じ続けるが、やがて彼の周囲で奇妙なことが始まる。
ある日、親友の甚太が突然倒れ、彼のお見舞いにみんなで行こうとしたとき、幼馴染たちから「小夜は連れて来ないでほしい」と言われる。
小夜に対する疑惑や不安を持ちつつも彼女を信じたい気持ちから鉄弥は幼馴染たちと口論となる。口論の末、鉄弥は飛び出していき自分の特別な場所となる浜辺へと足を運んだ。
そこには月明かり照らされて小夜が佇む。そして、彼女から告げられた真実とは―。
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