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最終章
最終話
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ユアンは納得がいかない。
目の前に置かれた二冊の本を目の前に、すんとした顔をしている。
今王都で流行っているというその本は、マリが買って来てくれた。
一冊は、運命の番が出会い、結ばれるまでの軌跡が描かれたものだ。平民の子が困難を乗り越え貴族の番と愛を誓う合うまでの内容が人気を誇っているらしい。
もう一冊は、運命の番によって愛する人と引き離されながらも、初恋の相手と出会いその初恋を実らせるまでの内容が人気を誇っているという。
題材が誰なのかは一目瞭然だ。
現実の葛藤や悩みや、苦しみなど誰にも分からないだろう。
どちらも最後は幸せな結末を迎えている。
ユアンはそれでいいと思っている。
ただ一つ、納得ができない。
「ユアン、その本が気に入らないのか?」
「カイゼル様、どうして伯爵家深窓のご令嬢なのでしょう。一人だけ、登場人物が女性なのです。しかも、藍玉の妖精って……。」
カイゼルは思わず笑ってしまう。
ユアンはそこだけは、いつも譲らない。
こんな女神のような見た目なのに。
「ねえ、ルシアンも、そう思うよねえ。」
ユアンが抱く子は、ユアンにぴったりと身を寄せながら、だあ、だあ、と笑っている。
「初恋云々は気にならないのだな。」
「だって、そうかもしれないし。ねえ、ルシアン。」
ユアンへと伸ばされた小さな手に、ユアンは小指を絡ませて、ふふふと笑う。
ルシアン、カイゼルが付けた名だ。
散々悩み、いつ決まるのかと、執事からはだいぶ小言を言われた。
決まった名をユアンと子に告げると、ユアンはとても気に入り喜んでくれた。
すやすやと眠る子に、ユアンは何度もルシアンと呼びかけた。
カイゼルはその姿に、母の姿を感じた。
あの女とて、このように自分を産んだのかと思うと、カイゼルはもう、あの女とは呼べなくなった。
あの女も、結局はカイゼルの唯一の母親なのだ。
ルシアンに微笑みかけるユアンの表情は、母が最後にカイゼルに微笑みかけたその表情に、とてもよく似ていた。
「ほら、せっかくお父様がいるのだから、お父様にも抱っこしてもらいましょう。」
カイゼルが腕を差し伸べると、ルシアンは先程までだあ、だあと、機嫌良くユアンと戯れていたのに、すんとした表情でカイゼルを一瞥し、ユアンの胸に顔を埋めた。
「おい…………。」
差し伸べられた腕はそのままだ。
「どうしたの?ルシアン?ほら、お父様の所へ。」
なかば無理矢理カイゼルに抱かれ、ルシアンは小さな掌をぎゅっと握ったまま、すんとした顔でカイゼルを見上げている。
「ふふふ。そっくり。」
ユアンは二人の様子に、笑ってしまう。
ルシアンの顔立ちは色白で、ユアンとよく似ているが、鋭い目つきはカイゼルのものとよく似ている。
醸し出す雰囲気は、カイゼルのものだ。
腕の中におさまるすんとした表情のルシアンに、カイゼルはこの表情はユアン譲りだと思った。
公爵家の庭はたくさんの人で溢れている。
ずっと先延ばしされていた、ラグアルとリオの婚姻の儀が行われた。
それは、身内だけのものだったが、祝いの披露目の場には、カイゼルとユアンも呼ばれた。
ルシアンが産まれた後、リオから一通の手紙がユアンへと届けられた。
そこには、たくさんの謝罪と、感謝の言葉と、祝いの言葉が丁寧に綴られていた。
たとえ読まれなくとも、リオはユアンへ伝えたかった。リオは丁寧に全ての言葉を綴っていた。
届くはずがないと思っていたユアンからの返信に、リオは子どもを抱いたまま大泣きした。
ユリアンと名付けられたその子は、不思議そうにリオを見上げ、小さな手でリオの涙を拭うようにした。
ラグアルも、リオとユリアンのその姿に涙を滲ませていた。
それから、ユアンとリオは何通もの手紙のやり取りをしている。
披露目の場へ招待して欲しいと申し出たのは、ユアンだ。
ラグアルとリオは、きっと今だにユアンへの罪悪感を抱いている。
ユアンはもう、自分が二人の枷のままいたくはない。
物語の様に、みんな幸せ、それでいい。
「すごい人ですねえ。」
「みな運命の番を見たかったのだろう。」
「出会えるなんて、奇跡ですからね。」
「そうだな。」
カイゼルの腕には、ルシアンが抱かれている。
これだけ多くの人がいるにも関わらず、ルシアンは相変わらずカイゼルの腕の中で、すんとしている。
「ルシアンったら、またそんな顔をして。」
ユアンがルシアンの頬をつつくと、ルシアンはユアンへと手を伸ばす。
ルシアンは完全に、ユアンっ子だ。
ユアンを独占したい様子で、どうやらカイゼルのことを敵視しているらしい。最近やっとカイゼルは気が付いた。
ユアンとカイゼル、その子がこの場にいることに、訪れた人々は驚きを隠せないようだった。
公爵と夫人も、恐縮の限りだったが、ユアンは穏やかにそれを制した。
今日は彼らの祝いの場だ。
ユアンは、ただ祝うためにここへ来たのだ。
三人が現れると、大きな喝采が起こった。
ユアンは何度も拍手をして、三人を祝福した。
多くの人々に挨拶をして周りながら、三人は最後に、少し離れた所から祝福していたユアンたちの元へ来た。
あの雪の日以来、初めて顔を合わせる。
四人は、今では六人になった。
「おめでとう。」
ユアンの一声で、リオは泣き崩れた。
「そんなに、泣かないで。ほら、お子さんが心配そうに見ているよ。」
リオの子は、ラグアルの腕の中で、リオへと小さな手を伸ばしている。
「…ユアン様も、おめでとうございます。」
カイゼルの腕の中、少しぐずり出したルシアンをユアンが抱き上げる。
「ルシアンって言うの。カイゼル様によく似ているでしょう。」
ふふふと、ユアンは笑う。
「その子のお名前は?」
「…ユリアン、です。」
「うわあ、いい名前ですね。なんだか、似ている。ねえ、ルシアン、ユリアンさんだよ。」
ユリアンは、ラグアルのように薄紫色で、リオとよく似た大きな瞳をくりくりとさせている。
薄銀の髪はふわふわとし、華奢で、愛らしい子だ。
ラグアルに甘えるように、その腕の中にいる。
「カイゼル様、ユアン様、この度はありがとうございます。これまでの……」
カイゼルはラグアルのその先の言葉を、制した。
カイゼルとて、今更何も言うことはない。
ラグアルの腕の中の子を見れば、何ももう言えない。
「今日は其方たちの祝いの場だろう。余計なことは何も言う必要はない。」
ルシアンが無事に産まれた後、封がされたままだった書簡をカイゼルは開いていた。
「…本当に、ありがとうございます。」
ラグアルとリオの言葉を、ユアンとカイゼルは受け入れた。
ユアンはもう子育てのことで、リオと話しが盛り上がっている。
残されたカイゼルは、ラグアルが抱く子がラグアルにとても懐いていることを、少し羨ましく思う。
「そなたが抱いても、すんとした顔をしないのだな。」
「すんとした顔、ですか?」
「いや、いいんだ。こちらの話しだ。」
「ほら、ルシアン、ユリアンさんにご挨拶して。」
ユアンがルシアンをユリアンに近づけると、ルシアンは小さな手を差し出し、ユリアンがそれをきゅっと握った。
「あ、すごい!ユリアンはとても人見知りなのに!」
ラグアルとリオは驚いた顔をしている。
「うわあ、ルシアン、いい子だね。」
ユアンに褒められ、ルシアンはすんとした顔でカイゼルを見やった。
「お前は、本当に、わたしと何を張り合おうとしているんだ……」
思わず吹き出したユアンにつられ、ラグアルとリオも笑い出した。
カイゼルは苦笑いするしかない。
四人がこうして笑い合うのは、初めてのことだ。
あまりここに引き留めてもいけないと、ユアンは三人を集まる人々の輪の中へ送り出した。
ラグアルとリオと、ユリアンもなんだか後ろ髪を引かれるように輪の中へと入っていった。
三人の姿をユアンは穏やかに見送る。
「ねえ、カイゼル様。ぼく、とても幸せです。」
「わたしも、そうだな。ありがとう、ユアン。愛している。」
「ええ、ここで、そんなこと……。ぼくも、愛しています。」
ユアンがカイゼルの頬に口づけすると、ルシアンは、うぎゃっ、と変な声を出した。
カイゼルはふっと笑い、ルシアンの前でユアンの頬に、その口に、見せつけるように優しい口づけを落とした。
空はどこまでも青く透明で、今日も柔らかい風が吹いている。
end
目の前に置かれた二冊の本を目の前に、すんとした顔をしている。
今王都で流行っているというその本は、マリが買って来てくれた。
一冊は、運命の番が出会い、結ばれるまでの軌跡が描かれたものだ。平民の子が困難を乗り越え貴族の番と愛を誓う合うまでの内容が人気を誇っているらしい。
もう一冊は、運命の番によって愛する人と引き離されながらも、初恋の相手と出会いその初恋を実らせるまでの内容が人気を誇っているという。
題材が誰なのかは一目瞭然だ。
現実の葛藤や悩みや、苦しみなど誰にも分からないだろう。
どちらも最後は幸せな結末を迎えている。
ユアンはそれでいいと思っている。
ただ一つ、納得ができない。
「ユアン、その本が気に入らないのか?」
「カイゼル様、どうして伯爵家深窓のご令嬢なのでしょう。一人だけ、登場人物が女性なのです。しかも、藍玉の妖精って……。」
カイゼルは思わず笑ってしまう。
ユアンはそこだけは、いつも譲らない。
こんな女神のような見た目なのに。
「ねえ、ルシアンも、そう思うよねえ。」
ユアンが抱く子は、ユアンにぴったりと身を寄せながら、だあ、だあ、と笑っている。
「初恋云々は気にならないのだな。」
「だって、そうかもしれないし。ねえ、ルシアン。」
ユアンへと伸ばされた小さな手に、ユアンは小指を絡ませて、ふふふと笑う。
ルシアン、カイゼルが付けた名だ。
散々悩み、いつ決まるのかと、執事からはだいぶ小言を言われた。
決まった名をユアンと子に告げると、ユアンはとても気に入り喜んでくれた。
すやすやと眠る子に、ユアンは何度もルシアンと呼びかけた。
カイゼルはその姿に、母の姿を感じた。
あの女とて、このように自分を産んだのかと思うと、カイゼルはもう、あの女とは呼べなくなった。
あの女も、結局はカイゼルの唯一の母親なのだ。
ルシアンに微笑みかけるユアンの表情は、母が最後にカイゼルに微笑みかけたその表情に、とてもよく似ていた。
「ほら、せっかくお父様がいるのだから、お父様にも抱っこしてもらいましょう。」
カイゼルが腕を差し伸べると、ルシアンは先程までだあ、だあと、機嫌良くユアンと戯れていたのに、すんとした表情でカイゼルを一瞥し、ユアンの胸に顔を埋めた。
「おい…………。」
差し伸べられた腕はそのままだ。
「どうしたの?ルシアン?ほら、お父様の所へ。」
なかば無理矢理カイゼルに抱かれ、ルシアンは小さな掌をぎゅっと握ったまま、すんとした顔でカイゼルを見上げている。
「ふふふ。そっくり。」
ユアンは二人の様子に、笑ってしまう。
ルシアンの顔立ちは色白で、ユアンとよく似ているが、鋭い目つきはカイゼルのものとよく似ている。
醸し出す雰囲気は、カイゼルのものだ。
腕の中におさまるすんとした表情のルシアンに、カイゼルはこの表情はユアン譲りだと思った。
公爵家の庭はたくさんの人で溢れている。
ずっと先延ばしされていた、ラグアルとリオの婚姻の儀が行われた。
それは、身内だけのものだったが、祝いの披露目の場には、カイゼルとユアンも呼ばれた。
ルシアンが産まれた後、リオから一通の手紙がユアンへと届けられた。
そこには、たくさんの謝罪と、感謝の言葉と、祝いの言葉が丁寧に綴られていた。
たとえ読まれなくとも、リオはユアンへ伝えたかった。リオは丁寧に全ての言葉を綴っていた。
届くはずがないと思っていたユアンからの返信に、リオは子どもを抱いたまま大泣きした。
ユリアンと名付けられたその子は、不思議そうにリオを見上げ、小さな手でリオの涙を拭うようにした。
ラグアルも、リオとユリアンのその姿に涙を滲ませていた。
それから、ユアンとリオは何通もの手紙のやり取りをしている。
披露目の場へ招待して欲しいと申し出たのは、ユアンだ。
ラグアルとリオは、きっと今だにユアンへの罪悪感を抱いている。
ユアンはもう、自分が二人の枷のままいたくはない。
物語の様に、みんな幸せ、それでいい。
「すごい人ですねえ。」
「みな運命の番を見たかったのだろう。」
「出会えるなんて、奇跡ですからね。」
「そうだな。」
カイゼルの腕には、ルシアンが抱かれている。
これだけ多くの人がいるにも関わらず、ルシアンは相変わらずカイゼルの腕の中で、すんとしている。
「ルシアンったら、またそんな顔をして。」
ユアンがルシアンの頬をつつくと、ルシアンはユアンへと手を伸ばす。
ルシアンは完全に、ユアンっ子だ。
ユアンを独占したい様子で、どうやらカイゼルのことを敵視しているらしい。最近やっとカイゼルは気が付いた。
ユアンとカイゼル、その子がこの場にいることに、訪れた人々は驚きを隠せないようだった。
公爵と夫人も、恐縮の限りだったが、ユアンは穏やかにそれを制した。
今日は彼らの祝いの場だ。
ユアンは、ただ祝うためにここへ来たのだ。
三人が現れると、大きな喝采が起こった。
ユアンは何度も拍手をして、三人を祝福した。
多くの人々に挨拶をして周りながら、三人は最後に、少し離れた所から祝福していたユアンたちの元へ来た。
あの雪の日以来、初めて顔を合わせる。
四人は、今では六人になった。
「おめでとう。」
ユアンの一声で、リオは泣き崩れた。
「そんなに、泣かないで。ほら、お子さんが心配そうに見ているよ。」
リオの子は、ラグアルの腕の中で、リオへと小さな手を伸ばしている。
「…ユアン様も、おめでとうございます。」
カイゼルの腕の中、少しぐずり出したルシアンをユアンが抱き上げる。
「ルシアンって言うの。カイゼル様によく似ているでしょう。」
ふふふと、ユアンは笑う。
「その子のお名前は?」
「…ユリアン、です。」
「うわあ、いい名前ですね。なんだか、似ている。ねえ、ルシアン、ユリアンさんだよ。」
ユリアンは、ラグアルのように薄紫色で、リオとよく似た大きな瞳をくりくりとさせている。
薄銀の髪はふわふわとし、華奢で、愛らしい子だ。
ラグアルに甘えるように、その腕の中にいる。
「カイゼル様、ユアン様、この度はありがとうございます。これまでの……」
カイゼルはラグアルのその先の言葉を、制した。
カイゼルとて、今更何も言うことはない。
ラグアルの腕の中の子を見れば、何ももう言えない。
「今日は其方たちの祝いの場だろう。余計なことは何も言う必要はない。」
ルシアンが無事に産まれた後、封がされたままだった書簡をカイゼルは開いていた。
「…本当に、ありがとうございます。」
ラグアルとリオの言葉を、ユアンとカイゼルは受け入れた。
ユアンはもう子育てのことで、リオと話しが盛り上がっている。
残されたカイゼルは、ラグアルが抱く子がラグアルにとても懐いていることを、少し羨ましく思う。
「そなたが抱いても、すんとした顔をしないのだな。」
「すんとした顔、ですか?」
「いや、いいんだ。こちらの話しだ。」
「ほら、ルシアン、ユリアンさんにご挨拶して。」
ユアンがルシアンをユリアンに近づけると、ルシアンは小さな手を差し出し、ユリアンがそれをきゅっと握った。
「あ、すごい!ユリアンはとても人見知りなのに!」
ラグアルとリオは驚いた顔をしている。
「うわあ、ルシアン、いい子だね。」
ユアンに褒められ、ルシアンはすんとした顔でカイゼルを見やった。
「お前は、本当に、わたしと何を張り合おうとしているんだ……」
思わず吹き出したユアンにつられ、ラグアルとリオも笑い出した。
カイゼルは苦笑いするしかない。
四人がこうして笑い合うのは、初めてのことだ。
あまりここに引き留めてもいけないと、ユアンは三人を集まる人々の輪の中へ送り出した。
ラグアルとリオと、ユリアンもなんだか後ろ髪を引かれるように輪の中へと入っていった。
三人の姿をユアンは穏やかに見送る。
「ねえ、カイゼル様。ぼく、とても幸せです。」
「わたしも、そうだな。ありがとう、ユアン。愛している。」
「ええ、ここで、そんなこと……。ぼくも、愛しています。」
ユアンがカイゼルの頬に口づけすると、ルシアンは、うぎゃっ、と変な声を出した。
カイゼルはふっと笑い、ルシアンの前でユアンの頬に、その口に、見せつけるように優しい口づけを落とした。
空はどこまでも青く透明で、今日も柔らかい風が吹いている。
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