私を捨てるんですか? いいですよ、別に。元々あなたのことなんて、好きじゃありませんので【完結】
「ローラリア、すまないが、他に好きな人ができた。おまえとはここまでだ」
突然そんなことを言い出したブライアンに、私はごく自然な態度で「はあ、そうなんですか」とだけ答えた。……怒りも、悲しみも、ほんの少しの嫉妬心もない。だって元々、ブライアンのことなんて、好きでも何でもなかったから。
落ち着き払った私の態度が気に入らないのか、ブライアンは苛立ち、その日のうちに婚約破棄は成立する。しかし、ブライアンは分かっていなかった、自分のとった行動が、どんな結末を招くかを……
突然そんなことを言い出したブライアンに、私はごく自然な態度で「はあ、そうなんですか」とだけ答えた。……怒りも、悲しみも、ほんの少しの嫉妬心もない。だって元々、ブライアンのことなんて、好きでも何でもなかったから。
落ち着き払った私の態度が気に入らないのか、ブライアンは苛立ち、その日のうちに婚約破棄は成立する。しかし、ブライアンは分かっていなかった、自分のとった行動が、どんな結末を招くかを……
あなたにおすすめの小説
妹と再婚約?殿下ありがとうございます!
八つ刻
恋愛
第一王子と侯爵令嬢は婚約を白紙撤回することにした。
第一王子が侯爵令嬢の妹と真実の愛を見つけてしまったからだ。
「彼女のことは私に任せろ」
殿下!言質は取りましたからね!妹を宜しくお願いします!
令嬢は妹を王子に丸投げし、自分は家族と平穏な幸せを手に入れる。
婚約破棄が国を亡ぼす~愚かな王太子たちはそれに気づかなかったようで~
みやび
恋愛
冤罪で婚約破棄などする国の先などたかが知れている。
全くの無実で婚約を破棄された公爵令嬢。
それをあざ笑う人々。
そんな国が亡びるまでほとんど時間は要らなかった。
『スキルなし』だからと婚約を破棄されましたので、あなたに差し上げたスキルは返してもらいます
七辻ゆゆ
恋愛
「アナエル! 君との婚約を破棄する。もともと我々の婚約には疑問があった。王太子でありスキル『完全結界』を持つこの私が、スキルを持たない君を妻にするなどあり得ないことだ」
「では、そのスキルはお返し頂きます」
殿下の持つスキル『完全結界』は、もともとわたくしが差し上げたものです。いつも、信じてくださいませんでしたね。
(※別の場所で公開していた話を手直ししています)
婚約破棄ですか? では、この家から出て行ってください
八代奏多
恋愛
伯爵令嬢で次期伯爵になることが決まっているイルシア・グレイヴは、自らが主催したパーティーで婚約破棄を告げられてしまった。
元、婚約者の子爵令息アドルフハークスはイルシアの行動を責め、しまいには家から出て行けと言うが……。
出ていくのは、貴方の方ですわよ?
※カクヨム様でも公開しております。
「婚約破棄だ」と笑った元婚約者、今さら跪いても遅いですわ
ゆっこ
恋愛
その日、私は王宮の大広間で、堂々たる声で婚約破棄を宣言された。
「リディア=フォルステイル。お前との婚約は――今日をもって破棄する!」
声の主は、よりにもよって私の婚約者であるはずの王太子・エルネスト。
いつもは威厳ある声音の彼が、今日に限って妙に勝ち誇った笑みを浮かべている。
けれど――。
(……ふふ。そう来ましたのね)
私は笑みすら浮かべず、王太子をただ静かに見つめ返した。
大広間の視線が一斉に私へと向けられる。
王族、貴族、外交客……さまざまな人々が、まるで処刑でも始まるかのように期待の眼差しを向けている。
婚約破棄が破滅への始まりだった~私の本当の幸せって何ですか?~
八重
恋愛
「婚約破棄を言い渡す」
クラリス・マリエット侯爵令嬢は、王太子であるディオン・フォルジュにそう言い渡される。
王太子の隣にはお姫様のようなふんわりと可愛らしい見た目の新しい婚約者の姿が。
正義感を振りかざす彼も、彼に隠れて私を嘲る彼女もまだ知らない。
その婚約破棄によって未来を滅ぼすことを……。
そして、その時に明かされる真実とは──
婚約破棄されたクラリスが幸せを掴むお話です。
「婚約破棄してやった!」と元婚約者が友人に自慢していましたが、最愛の人と結婚するので、今さら婚約破棄を解消してほしいなんてもう遅い
時雨
恋愛
とある伯爵家の長女、シーア・ルフェーブルは、元婚約者のリュカが「シーア嬢を婚約破棄にしてやった!」と友人に自慢げに話しているのを聞いてしまう。しかし、実際のところ、我儘だし気に入らないことがあればすぐに手が出る婚約者にシーアが愛想を尽かして、婚約破棄をするよう仕向けたのだった。
その後リュカは自分の我儘さと傲慢さに首を締められ、婚約破棄を解消して欲しいと迫ってきたが、シーアは本当に自分を愛してくれる人を見つけ、結婚していた。
だから今更もう一度婚約して欲しいなんて、もう遅いのですっ!
なにをおっしゃいますやら
基本二度寝
恋愛
本日、五年通った学び舎を卒業する。
エリクシア侯爵令嬢は、己をエスコートする男を見上げた。
微笑んで見せれば、男は目線を逸らす。
エブリシアは苦笑した。
今日までなのだから。
今日、エブリシアは婚約解消する事が決まっているのだから。
婚約を破棄した相手と再度婚約なんてしたら、今度は「恥知らず」として社交界で叩かれますよ。
そんな事も解らないポンコツだから、お似合いの低さまで落ちぶれたんでしょ。
感想ありがとうございます!
そうなんですよね~
ちょっと浅はかすぎますよね。
確かに、本気でどうでもいい人にわざわざ意地悪しようと思わないよね。
ボロボロで泣きついてきたなら、ちょっとしたひと手間で助けられるんだったら助けてあげるよ。
どうでもいい奴のために後味悪い思いをしたくないもん。
そのくらいどーでもいいんだな、というのが伝わってきて面白いです。
感想ありがとうございます!
>本気でどうでもいい人にわざわざ意地悪しようと思わないよね。
まさにその通りですよね。
積極的に助けてやりたいとは思わないけど、意地悪してやろうとも思わない。でも、ボロボロの状態で、泣きながら助けを求められたら、『まあ、別に助けてあげてもいいか』と思うような『どうでもいい人』……ある意味では、愛情とはまったく正反対の位置にいる存在です。
【妄想劇場】
ブライアンはきづかない。
彼女が助けたことにより、ブライアン当人の醜聞がよりひどくなったことを。
感想ありがとうございます!
実際、一度失った信用は、そう簡単には回復しないものなんですよね~
例え再婚約出来ても、他の貴族は察すると思うよ😂。だって、そもそもの経緯が経緯だもん😅。更に信用無くなると思う(笑)。彼は自分勝手に婚約破棄した時点で詰んでるのよね😂。
感想ありがとうございます!
>彼は自分勝手に婚約破棄した時点で詰んでるのよね
まさしくその通りで、ブライアンはこれから、非常に長い時間、霧の中をさまようような人生を送ることになります。
@第4話
この状態で助ける方法がそもそもあるんだろうか?
無くした信用・信頼は自力で取り戻さないと、他力でなんとかなる問題じゃないような。
感想ありがとうございます!
おっしゃる通り!
今日の更新分で、ローラリアも同じようなことを指摘します。
図々しく助けを求めるとか、ありえない。
助けないで欲しい!
感想ありがとうございます!
助けるか、助けないか……ローラリアの行動は……
……ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんが、ローラリアがどんな行動をとったとしても、ブライアンはこの後、大変苦しい人生を送ることになります(ざまぁ系のお話だから、そこらへんは、ちゃんとやらないとね)。
周りの信用を無くしたからと言って、助けてくれと土下座されても、過去の自分の行動で失墜した信用だから自分で何とかするしかないんじゃない?助けてあげたら余り有るメリットがあるなら別だけど。
婚約解消の話の時に謝罪もなく、傲慢な態度だったのに、今更の土下座にも価値なんかないよね?
感想ありがとうございます!
おっしゃる通りだと思います!
ローラリアは善良な人間であり、さらに、心の底からブライアンのことを『どうでもいい人』と思っているので、読者の皆様の予想とは違った行動を取るかもしれません。しかし、どっちにしても、ブライアンは結局、自業自得の運命をたどることになります。
相手を程度を見て挑発して頭に血を昇らせて平常心を奪う…。立派な交渉術です主人公さん。
しかしこの程度で頭に血を昇らせるとは…。権謀術数渦巻く貴族社会でこれから先生きていけるのですかねこの男は。
感想ありがとうございます!
>これから先生きていけるのですかねこの男は
この男はあまりに単純すぎたので、この後痛い目に合うことになります。
さらに物語後半では、『本当の愛』を求めるあまり、非常に苦しい人生を歩むことに……
解消でも慰謝料や発生する不利益の穴埋めは必要だからね。
感想ありがとうございます!
しかも、相手側の一方的な主張での婚約解消ですからね~