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30.お友達が出来ました
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クライゼン王国に滞在して一週間。
私にも友達と呼べる存在が出来た。
笑われるかもしれないけど、すごく嬉しい。
公爵令嬢という立場は、友人と呼べる存在を作ってくれなかった。
生まれた時から王太子殿下の婚約者というのも、関係していたと思う。
どうしても王子妃教育や王太子妃教育、そしてウィリアム殿下とのお茶会に時間を取られて、友人関係を築くことが出来なかった。
それに王太子妃になりたい令嬢からすれば、私は恋敵。
友人関係というのは、難しかったのだと思う。
もう私は王太子殿下の婚約者でなくなったけど、王家との婚約を解消した私と友人になりたい令嬢はいないだろう。
第二王子であるアスラン様の婚約者になったけど、私が警戒していたよりも好意的に受け入れられていた。
「アイシュ様!こちらも美味しいですよ」
「まぁ!ありがとうございます、フランチェスカ様」
「もう!フランと呼んで下さいませ。わたくしたち、お友達なのですから!」
フランチェスカ・アリボリー公爵令嬢様。
アスラン様のお兄様である王太子殿下の婚約者で、クライゼン王国の公爵令嬢。
金色の柔らかくウェーブした髪に金色の瞳の彼女は、アスラン様から紹介していただいた。
そして、私とお友達になろうと言ってくださった。
アスラン様のお兄様の婚約者なら、いずれ私のお姉様になるのよね。
だから、仲良くできるのは良いと思う。
「フラン様とお友達になれて、本当に嬉しいです」
「わたくしも嬉しいですわ。今度、わたくしの家にも遊びに来て下さいませね」
「ありがとうございます。楽しみですわ」
フランチェスカ様は、すでに王太子妃教育も終えられていて、週に一度は王宮に婚約者の王太子殿下に会いに来られている。
その際に、王宮に滞在させていただいている私とお茶をしてくれる。
私はマデリーン王国では、お友達がいなかったからお友達とお茶をしたり、お家に遊びに行ったりしたことがないのよね。
社交辞令、ではないわよね?
お招きに預かるとき、何を手土産にすれば良いかしら?
クライゼン王国の人気のお店とかよく知らないから、アスラン様に今度教えていただかなきゃ。
「フラン、アイシュ」
「あら、アスラン。お菓子はあげないわよ」
「人を食い意地がはってるみたいに言うな。アイシュに嫌われたらどうしてくれる!」
「はい、はい。ごちそうさま。わたくしもレオナルド様に会いに行くわ。それでは、アイシュ様、またお茶しましょうね」
フランチェスカ様はそう言うと席を立たれ、その席にアスラン様が座られた。
私にも友達と呼べる存在が出来た。
笑われるかもしれないけど、すごく嬉しい。
公爵令嬢という立場は、友人と呼べる存在を作ってくれなかった。
生まれた時から王太子殿下の婚約者というのも、関係していたと思う。
どうしても王子妃教育や王太子妃教育、そしてウィリアム殿下とのお茶会に時間を取られて、友人関係を築くことが出来なかった。
それに王太子妃になりたい令嬢からすれば、私は恋敵。
友人関係というのは、難しかったのだと思う。
もう私は王太子殿下の婚約者でなくなったけど、王家との婚約を解消した私と友人になりたい令嬢はいないだろう。
第二王子であるアスラン様の婚約者になったけど、私が警戒していたよりも好意的に受け入れられていた。
「アイシュ様!こちらも美味しいですよ」
「まぁ!ありがとうございます、フランチェスカ様」
「もう!フランと呼んで下さいませ。わたくしたち、お友達なのですから!」
フランチェスカ・アリボリー公爵令嬢様。
アスラン様のお兄様である王太子殿下の婚約者で、クライゼン王国の公爵令嬢。
金色の柔らかくウェーブした髪に金色の瞳の彼女は、アスラン様から紹介していただいた。
そして、私とお友達になろうと言ってくださった。
アスラン様のお兄様の婚約者なら、いずれ私のお姉様になるのよね。
だから、仲良くできるのは良いと思う。
「フラン様とお友達になれて、本当に嬉しいです」
「わたくしも嬉しいですわ。今度、わたくしの家にも遊びに来て下さいませね」
「ありがとうございます。楽しみですわ」
フランチェスカ様は、すでに王太子妃教育も終えられていて、週に一度は王宮に婚約者の王太子殿下に会いに来られている。
その際に、王宮に滞在させていただいている私とお茶をしてくれる。
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「あら、アスラン。お菓子はあげないわよ」
「人を食い意地がはってるみたいに言うな。アイシュに嫌われたらどうしてくれる!」
「はい、はい。ごちそうさま。わたくしもレオナルド様に会いに行くわ。それでは、アイシュ様、またお茶しましょうね」
フランチェスカ様はそう言うと席を立たれ、その席にアスラン様が座られた。
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