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「こっ!ここ、ですか……?響さんち」
「そうだぞ。車停めるからもちょっと待てよ」
「すっ……すごい……!素敵なマンションですねぇ」
「まぁな。眺めはそこそこいいぜ」
マンションの下まで来ると、助手席の美晴が目を見開いた。本当可愛いな。
「……すごぉーい……。さすがは響さん……。僕のアパートとは雲泥の差だぁ…」
「はは。一緒に暮らすか?」
「まさか。家賃払えませんよ僕じゃ」
「家事やってくれるならいいぜ。あと毎日俺の足をマッサージだ」
「あははっ。分かりました。じゃあ僕が炊事洗濯掃除と毎晩のマッサージ担当ですね」
……ちくしょう。少しも照れねぇじゃねぇか。ったく。ただの冗談だと思いやがって。しかも毎晩のマッサージとか言うな。よからぬこと考えちまうから。マンションの駐車場に車を入れながら、俺は一瞬やらしい妄想の世界に入り込む。
『風呂上がったぜ』
『あっ、はいっ。じゃあ、どうぞ、響さん。ここに横になって…』
ベッドの上からバスローブ姿で俺を呼ぶ美晴。白い太ももがチラリと覗いていて思わず喉が鳴る。俺は熱い体を持て余しながら美晴のそばに近寄り、横になる。
『……っ、な、なんで仰向けなんですか?うつ伏せになってください…』
『いいんだよこれで。ほら、早く上に乗れよ、美晴。固くなってるだろうが、早く解せよ』
『えっ……だ、だってそれじゃ……あっ!ひ、響さん……っ!だめぇ……っ!』
……おっとやべぇ。これ以上は事故る。自分ちのマンションの駐車場で事故るとかないだろ。
俺は現実に戻り美晴を連れて部屋に上がった。
「うわぁぁっ……!!」
部屋に入ると案の定美晴が感動の声を上げる。
「気に入ったか?」
「す、は、はいっ。すっごく素敵なお部屋ですね…!」
確かにそこそこいいところに住んではいるが、芸能人レベルの超高級マンションってわけでもないんだがな。こういうところも純粋で可愛い。美晴は窓辺に近寄り目をキラキラさせながら外の景色を見たり、部屋をキョロキョロと見渡しては興味深げにインテリアを見たりしている。
「素敵ですねぇ…!夕日が沈んでいくのがすごく綺麗に見えます!……それにしても、よかったんですか?響さん。今日ってクリスマスイブですけど…」
「あ?だから何だよ」
「や、せっかくの土曜日のイブなのに、予定とかなかったのかなぁって…」
「ねぇよ別に。あったらお前を呼んでねぇよ」
「そうですか…。響さんのモテっぷりを見てると、予定がないはずはないと思ったけど」
「はは。面倒くせぇだけだからなーそういうイベントの日は」
本当は今月に入ってからというもの、ひっきりなしに誘いが来ていた。パーティーに来てだの夜二人で過ごしたいだの。電話をほとんど無視してたらここ数日ラインがガンガン鳴りまくった。だから今日は美晴と会った時点でもうスマホの電源を切った。この貴重な時間を邪魔されたくねぇからな。
「さてと。ふふ。大したものは作れませんけど、腕によりをかけて作りますね!」
……あぁぁ可愛いなマジで。なんでお前の方がそんなに嬉しそうなんだよ。ニコニコしやがって。マイエプロンなんか持参してんじゃねーよ。写真撮りたくなるだろうが。
ニヤける顔をごまかすために話しかける。
「キッチン好きに使えってくれよ。……なんかすげぇな。これ全部晩飯の材料?」
「あっ、はいっ。ほぼそうです」
「悪いな、金遣わせて」
「や、お願いですから今日ぐらいは本当に本当に僕に出させてください。いつものお礼なんですから。さ、響さんはあっちでゆっくりしててください」
美晴の貴重な料理姿をじっくり眺めていたいのに背中を押されて強引にリビングに戻そうとされる。ちっ。意地でも離れねーぞ俺は。
「いやなんか手伝わせろよ。この何一つできない俺に」
「い、嫌ですよ…。何一つできない人ならなおさら座っててくださいよ」
「嫌だね。今日お前から盗んだ技で俺は料理もできる男っていう付加価値をつけるんだ。ますますモテるぞこれは。どうするよおい」
「どうもしませんよ。ふふ。じゃあすごい簡単な野菜の皮剥きから始めてもらおうかな…スライサーで。包丁持ってもらうの怖い」
(どうもしませんじゃねぇよ。えぇ~ヤだぁ響さんがこれ以上モテたら僕困りますぅ~とか言ってくれよ。クソ)
ぺちゃくちゃ喋りながらさり気なく料理する美晴を盗み見る。様になってんなぁ。それに……なんかどうしようもなくドキドキするんだが。俺のために、美晴が料理をしている。この天使のように可愛い美晴が。俺の部屋で……。真剣な横顔がたまらなく可愛い。ああ、めちゃくちゃキスしたい。後ろから抱きしめたい。あのエプロンの隙間から手を入れてイタズラしたい。そしてそのまま固くなった自分のモノを尻にグリグリ押し付けながら美晴のズボンのファスナーを…………
「……慣れてんなー包丁使い。嘘じゃなかったのか、料理できるってのは」
「当たり前じゃないですか。できなかったらこんなに材料買ってきませんよ。ふふ」
笑った顔も可愛い。全部が可愛い。思わず、可愛いなお前って言ってしまいたくなる。……でもダメだよな。初めて部屋に呼んで変な空気醸し出したら、下手したらもうそこで終わりだ。とにかく今夜はムラムラして判断を間違って失敗したりしないようにしねーと。
あくまでポーカーフェイスを装いながらくだらない話をして、俺は美晴の横で簡単な手伝いを続けた。
「そうだぞ。車停めるからもちょっと待てよ」
「すっ……すごい……!素敵なマンションですねぇ」
「まぁな。眺めはそこそこいいぜ」
マンションの下まで来ると、助手席の美晴が目を見開いた。本当可愛いな。
「……すごぉーい……。さすがは響さん……。僕のアパートとは雲泥の差だぁ…」
「はは。一緒に暮らすか?」
「まさか。家賃払えませんよ僕じゃ」
「家事やってくれるならいいぜ。あと毎日俺の足をマッサージだ」
「あははっ。分かりました。じゃあ僕が炊事洗濯掃除と毎晩のマッサージ担当ですね」
……ちくしょう。少しも照れねぇじゃねぇか。ったく。ただの冗談だと思いやがって。しかも毎晩のマッサージとか言うな。よからぬこと考えちまうから。マンションの駐車場に車を入れながら、俺は一瞬やらしい妄想の世界に入り込む。
『風呂上がったぜ』
『あっ、はいっ。じゃあ、どうぞ、響さん。ここに横になって…』
ベッドの上からバスローブ姿で俺を呼ぶ美晴。白い太ももがチラリと覗いていて思わず喉が鳴る。俺は熱い体を持て余しながら美晴のそばに近寄り、横になる。
『……っ、な、なんで仰向けなんですか?うつ伏せになってください…』
『いいんだよこれで。ほら、早く上に乗れよ、美晴。固くなってるだろうが、早く解せよ』
『えっ……だ、だってそれじゃ……あっ!ひ、響さん……っ!だめぇ……っ!』
……おっとやべぇ。これ以上は事故る。自分ちのマンションの駐車場で事故るとかないだろ。
俺は現実に戻り美晴を連れて部屋に上がった。
「うわぁぁっ……!!」
部屋に入ると案の定美晴が感動の声を上げる。
「気に入ったか?」
「す、は、はいっ。すっごく素敵なお部屋ですね…!」
確かにそこそこいいところに住んではいるが、芸能人レベルの超高級マンションってわけでもないんだがな。こういうところも純粋で可愛い。美晴は窓辺に近寄り目をキラキラさせながら外の景色を見たり、部屋をキョロキョロと見渡しては興味深げにインテリアを見たりしている。
「素敵ですねぇ…!夕日が沈んでいくのがすごく綺麗に見えます!……それにしても、よかったんですか?響さん。今日ってクリスマスイブですけど…」
「あ?だから何だよ」
「や、せっかくの土曜日のイブなのに、予定とかなかったのかなぁって…」
「ねぇよ別に。あったらお前を呼んでねぇよ」
「そうですか…。響さんのモテっぷりを見てると、予定がないはずはないと思ったけど」
「はは。面倒くせぇだけだからなーそういうイベントの日は」
本当は今月に入ってからというもの、ひっきりなしに誘いが来ていた。パーティーに来てだの夜二人で過ごしたいだの。電話をほとんど無視してたらここ数日ラインがガンガン鳴りまくった。だから今日は美晴と会った時点でもうスマホの電源を切った。この貴重な時間を邪魔されたくねぇからな。
「さてと。ふふ。大したものは作れませんけど、腕によりをかけて作りますね!」
……あぁぁ可愛いなマジで。なんでお前の方がそんなに嬉しそうなんだよ。ニコニコしやがって。マイエプロンなんか持参してんじゃねーよ。写真撮りたくなるだろうが。
ニヤける顔をごまかすために話しかける。
「キッチン好きに使えってくれよ。……なんかすげぇな。これ全部晩飯の材料?」
「あっ、はいっ。ほぼそうです」
「悪いな、金遣わせて」
「や、お願いですから今日ぐらいは本当に本当に僕に出させてください。いつものお礼なんですから。さ、響さんはあっちでゆっくりしててください」
美晴の貴重な料理姿をじっくり眺めていたいのに背中を押されて強引にリビングに戻そうとされる。ちっ。意地でも離れねーぞ俺は。
「いやなんか手伝わせろよ。この何一つできない俺に」
「い、嫌ですよ…。何一つできない人ならなおさら座っててくださいよ」
「嫌だね。今日お前から盗んだ技で俺は料理もできる男っていう付加価値をつけるんだ。ますますモテるぞこれは。どうするよおい」
「どうもしませんよ。ふふ。じゃあすごい簡単な野菜の皮剥きから始めてもらおうかな…スライサーで。包丁持ってもらうの怖い」
(どうもしませんじゃねぇよ。えぇ~ヤだぁ響さんがこれ以上モテたら僕困りますぅ~とか言ってくれよ。クソ)
ぺちゃくちゃ喋りながらさり気なく料理する美晴を盗み見る。様になってんなぁ。それに……なんかどうしようもなくドキドキするんだが。俺のために、美晴が料理をしている。この天使のように可愛い美晴が。俺の部屋で……。真剣な横顔がたまらなく可愛い。ああ、めちゃくちゃキスしたい。後ろから抱きしめたい。あのエプロンの隙間から手を入れてイタズラしたい。そしてそのまま固くなった自分のモノを尻にグリグリ押し付けながら美晴のズボンのファスナーを…………
「……慣れてんなー包丁使い。嘘じゃなかったのか、料理できるってのは」
「当たり前じゃないですか。できなかったらこんなに材料買ってきませんよ。ふふ」
笑った顔も可愛い。全部が可愛い。思わず、可愛いなお前って言ってしまいたくなる。……でもダメだよな。初めて部屋に呼んで変な空気醸し出したら、下手したらもうそこで終わりだ。とにかく今夜はムラムラして判断を間違って失敗したりしないようにしねーと。
あくまでポーカーフェイスを装いながらくだらない話をして、俺は美晴の横で簡単な手伝いを続けた。
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