16 / 50
1章 幼少期編
王太子妃?王子妃?そんなの絶対にお断りです
しおりを挟む
10歳になった今、来年度から王都にある全寮制の王立学園へ入学試験を受け、入学が決定した私は只今準備にいそしんでいた。
全寮制と言う事から私も漏れなく寮に入寮する事になるので、来季から一緒に居られる時間が増えるとお兄様が喜んでいたけれど、学園って割と忙しいんじゃなかったかしら?
でも、しょっちゅう邸に帰ってくる所を見るとそんなに忙しいわけでもないのかしら?と首をかしげるけれど、お兄様が喜ぶのならそれはそれでいいか。
よくよく考えると、ジュリアン様もよく王宮で遭遇していたけれど王族は寮生活免除なのかしら?確か王族と高位貴族だけが入寮できるハイクラスな寮があったきがするんだけど。
将来の王太子様になられる方だし政務も始まったらしいからジュリアン様は王宮暮らし?あれ?
私、3年前にジュリアン様が入寮したから寂しいからと王宮に勉強に通わされた記憶があるのだけど……。
え?どういう事なの?
あまりにも気になった私は、いつでも来ていいと言われているフレディ様を突撃した。
「あぁ、兄上は寮暮らしされているけど最近はほとんど王宮に居るぞ。兄上もスーを気に入っているからいつでも会えるようにと、学園の授業を飛び級で終わらせて今は試験の時以外はいつも王宮に居るぞ。俺のスーなのに……」
ブツブツとなにやら苦々し気な顔をするフレディ様。
「は?ジュリアン様飛び級されてますの?確かお兄様も飛び級したから卒業はいつでも出来ると言ってた気がしますけど、ジュリアン様もですか……」
私も自分の事やばいチート持ちだと自覚しているけれど、ジュリアン様やお兄様も無自覚チートなのね。
「あぁ、だから多分そろそろスーが王宮に来た事を嗅ぎつけて「スーが来てるのか?」
バーンっと王族とは思えない不作法の下ジュリアン様が現れた。
呆気にとられた私と、不機嫌になるフレディ様。そんな事気にも留めず私の隣に来ると抱き上げ定位置とばかりに私を横抱きにすると、ジュリアン様のお膝の上に座らされた。
「ジュリアン様降ろしてください、こういう事されては困ります。こういう事をしていいのはご婚約者だけですわ」
と、拒絶の言葉を投げかけると、どこ吹く風のジュリアン様は。
「だったら、スーが私の婚約者になればいいだろう。何度も婚約を打診しているのになぜ断るんだ?何が不満だ?大体、既に王妃教育も教師が褒めちぎるぐらいの成績を叩き出して終了しているんだ。いつでも私の所にお嫁に来ていいんだよ」
「は?王妃教育?そんなの受けてませんけど?」
「そんなはずはないよ、王妃教育を受けさせる事を決めたのはフレディだし、私もいつでも王太子妃でも王子妃になってもいいように教育を受けさせたからね。フレディと勉強するほかに勉強していただろう?君は優秀だから2年程でこれ以上は必要ないと教師に言わせたんだよ」
た、確かに私フレディ様との勉強以外王宮マナーやら政治経済、果ては帝王学など色々学んだ記憶がある。
騎士団通いもしていたけれど、もともと勉強好きだった私は教えてくれる事が楽しくてなんの疑問も持たずに勉強にいそしんでいたわ。
そ、それが王妃教育の一環だったなんて……。だからお父様が行かなくていいんだよ。なんて涙目で毎日言っていたのか。
今頃になってようやくあの頃のみんなの言動が納得いった。
私ってばどれだけ何も考えずにというか、フリードリヒ様の事しか考えてなかったのかしら。
いくら好きに生きろとは言われたけれど、酷いなこれは。
「そうだったのですね……全く考えもしませんでしたわ」
項垂れる私を見て、ジュリアン様が。
「ま、スーがその気になるまで気長に待つけれど「いえ、申し訳ありませんけどお断りですわ」
被せ気味に言うと。
「なぜだい?私やフレディのなにが不満なんだい?」
笑顔だけれど、目が笑ってませんわよジュリアン様。
「私にはずっとお慕いしている方がいます。その方が幸せになるのを見届けるまでは結婚などする気ございません。別にジュリアン様やフレディ様がイヤなのではなくて……王族との婚姻は絶対にイヤですわ」
王族との婚姻なんて百害あって一利なしよ。
今の公爵令嬢という立場だけでも息苦しいというのに、王族、特に王太子妃とかそんな重圧しかない立場になりたいわけがない!!
前世が庶民の私にそんな特権苦痛でしかない。
「スーはもし私が継承権の放棄をすれば私の所にお嫁にきてくれるのかい?王族がイヤだというなら臣籍降下も吝かではないよ」
真剣な顔でそういうジュリアン様。
「イヤイヤ、ないです。そんな事軽々しく言わないでください。ジュリアン様は次代を担う王になられる方なのです私ごとき小娘欲しさに王位を捨てるなんてあってはならないのです。むしろそんな事をされたら嫌いになりますわよ!」
ジュリアン様はこの国になくてはならない王太子様。私みたいな小娘が隣に立つなんてそんな事出来るわけがない。
彼にはもっと相応しい人がいる。早くその事実に気が付くといいのだけど。
「はぁ、スーの考えはまだ変わらないのか。でもまだ時間はあるからな私はまだ諦めないよ」
とても良い王子様スマイルを私に向けるとジュリアン様は私の頭を撫でると、執務室へ戻った。
ジュリアン様がフレディ様の部屋を退出されようやく一息つくと。
「スーの好きな人は絶対にスーには振り向かないのか?」
以前、フレディ様には私が好きな人は番の概念を持つ獣人だと伝えている。あれから直接フレディ様にその事を聞かれた事はないけれど、彼は彼なりに私の事を心配してくれているんだろう。
「はい、それはありません。私は彼の運命の番ではありませんから。どんなに私がお慕いしても彼は私の事を愛してくれる事はありませんから」
寂し気にそういうと、フレディ様は私の頭を撫でながら。
「俺も兄上と同様に知っているとは思うけれど、お前の事が好きだ。お前が俺の事を恋愛という意味で好きじゃないとしても俺はお前の傍に居る。だから泣きたい時は1人で泣くな。俺を頼れ親友だろ」
あぁ。この方は本当にいい男に成長された。
初めて出会った時は口が悪くて態度も最悪だったけれど、一緒に居るうちに単なるツンデレだと学んだし、実はそのツンには心が優しすぎる上にあるものだと知っている。
「ありがとうございます。私もフレディ様の事好きですわ。だって私の唯一の親友ですもの」
泣き笑いの微妙な顔になっている事に気が付いているけれど、そんな顔しかできなかった。
一瞬目を見開いて、私を見ると少し悲しい顔をするもの彼は紛れもなく王子様だった。
全寮制と言う事から私も漏れなく寮に入寮する事になるので、来季から一緒に居られる時間が増えるとお兄様が喜んでいたけれど、学園って割と忙しいんじゃなかったかしら?
でも、しょっちゅう邸に帰ってくる所を見るとそんなに忙しいわけでもないのかしら?と首をかしげるけれど、お兄様が喜ぶのならそれはそれでいいか。
よくよく考えると、ジュリアン様もよく王宮で遭遇していたけれど王族は寮生活免除なのかしら?確か王族と高位貴族だけが入寮できるハイクラスな寮があったきがするんだけど。
将来の王太子様になられる方だし政務も始まったらしいからジュリアン様は王宮暮らし?あれ?
私、3年前にジュリアン様が入寮したから寂しいからと王宮に勉強に通わされた記憶があるのだけど……。
え?どういう事なの?
あまりにも気になった私は、いつでも来ていいと言われているフレディ様を突撃した。
「あぁ、兄上は寮暮らしされているけど最近はほとんど王宮に居るぞ。兄上もスーを気に入っているからいつでも会えるようにと、学園の授業を飛び級で終わらせて今は試験の時以外はいつも王宮に居るぞ。俺のスーなのに……」
ブツブツとなにやら苦々し気な顔をするフレディ様。
「は?ジュリアン様飛び級されてますの?確かお兄様も飛び級したから卒業はいつでも出来ると言ってた気がしますけど、ジュリアン様もですか……」
私も自分の事やばいチート持ちだと自覚しているけれど、ジュリアン様やお兄様も無自覚チートなのね。
「あぁ、だから多分そろそろスーが王宮に来た事を嗅ぎつけて「スーが来てるのか?」
バーンっと王族とは思えない不作法の下ジュリアン様が現れた。
呆気にとられた私と、不機嫌になるフレディ様。そんな事気にも留めず私の隣に来ると抱き上げ定位置とばかりに私を横抱きにすると、ジュリアン様のお膝の上に座らされた。
「ジュリアン様降ろしてください、こういう事されては困ります。こういう事をしていいのはご婚約者だけですわ」
と、拒絶の言葉を投げかけると、どこ吹く風のジュリアン様は。
「だったら、スーが私の婚約者になればいいだろう。何度も婚約を打診しているのになぜ断るんだ?何が不満だ?大体、既に王妃教育も教師が褒めちぎるぐらいの成績を叩き出して終了しているんだ。いつでも私の所にお嫁に来ていいんだよ」
「は?王妃教育?そんなの受けてませんけど?」
「そんなはずはないよ、王妃教育を受けさせる事を決めたのはフレディだし、私もいつでも王太子妃でも王子妃になってもいいように教育を受けさせたからね。フレディと勉強するほかに勉強していただろう?君は優秀だから2年程でこれ以上は必要ないと教師に言わせたんだよ」
た、確かに私フレディ様との勉強以外王宮マナーやら政治経済、果ては帝王学など色々学んだ記憶がある。
騎士団通いもしていたけれど、もともと勉強好きだった私は教えてくれる事が楽しくてなんの疑問も持たずに勉強にいそしんでいたわ。
そ、それが王妃教育の一環だったなんて……。だからお父様が行かなくていいんだよ。なんて涙目で毎日言っていたのか。
今頃になってようやくあの頃のみんなの言動が納得いった。
私ってばどれだけ何も考えずにというか、フリードリヒ様の事しか考えてなかったのかしら。
いくら好きに生きろとは言われたけれど、酷いなこれは。
「そうだったのですね……全く考えもしませんでしたわ」
項垂れる私を見て、ジュリアン様が。
「ま、スーがその気になるまで気長に待つけれど「いえ、申し訳ありませんけどお断りですわ」
被せ気味に言うと。
「なぜだい?私やフレディのなにが不満なんだい?」
笑顔だけれど、目が笑ってませんわよジュリアン様。
「私にはずっとお慕いしている方がいます。その方が幸せになるのを見届けるまでは結婚などする気ございません。別にジュリアン様やフレディ様がイヤなのではなくて……王族との婚姻は絶対にイヤですわ」
王族との婚姻なんて百害あって一利なしよ。
今の公爵令嬢という立場だけでも息苦しいというのに、王族、特に王太子妃とかそんな重圧しかない立場になりたいわけがない!!
前世が庶民の私にそんな特権苦痛でしかない。
「スーはもし私が継承権の放棄をすれば私の所にお嫁にきてくれるのかい?王族がイヤだというなら臣籍降下も吝かではないよ」
真剣な顔でそういうジュリアン様。
「イヤイヤ、ないです。そんな事軽々しく言わないでください。ジュリアン様は次代を担う王になられる方なのです私ごとき小娘欲しさに王位を捨てるなんてあってはならないのです。むしろそんな事をされたら嫌いになりますわよ!」
ジュリアン様はこの国になくてはならない王太子様。私みたいな小娘が隣に立つなんてそんな事出来るわけがない。
彼にはもっと相応しい人がいる。早くその事実に気が付くといいのだけど。
「はぁ、スーの考えはまだ変わらないのか。でもまだ時間はあるからな私はまだ諦めないよ」
とても良い王子様スマイルを私に向けるとジュリアン様は私の頭を撫でると、執務室へ戻った。
ジュリアン様がフレディ様の部屋を退出されようやく一息つくと。
「スーの好きな人は絶対にスーには振り向かないのか?」
以前、フレディ様には私が好きな人は番の概念を持つ獣人だと伝えている。あれから直接フレディ様にその事を聞かれた事はないけれど、彼は彼なりに私の事を心配してくれているんだろう。
「はい、それはありません。私は彼の運命の番ではありませんから。どんなに私がお慕いしても彼は私の事を愛してくれる事はありませんから」
寂し気にそういうと、フレディ様は私の頭を撫でながら。
「俺も兄上と同様に知っているとは思うけれど、お前の事が好きだ。お前が俺の事を恋愛という意味で好きじゃないとしても俺はお前の傍に居る。だから泣きたい時は1人で泣くな。俺を頼れ親友だろ」
あぁ。この方は本当にいい男に成長された。
初めて出会った時は口が悪くて態度も最悪だったけれど、一緒に居るうちに単なるツンデレだと学んだし、実はそのツンには心が優しすぎる上にあるものだと知っている。
「ありがとうございます。私もフレディ様の事好きですわ。だって私の唯一の親友ですもの」
泣き笑いの微妙な顔になっている事に気が付いているけれど、そんな顔しかできなかった。
一瞬目を見開いて、私を見ると少し悲しい顔をするもの彼は紛れもなく王子様だった。
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる