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閑話1 家賃滞納の件
02 エログロス、格闘家オクトに同情する
しおりを挟む何て恐ろしい女だ。
さすが古の大魔女と呼ばれるだけのことはある。
ダンジョン挑戦者、格闘家オクトの尻は真っ赤に腫れていた。動けず、ただひたすら痛みに耐え続けるだけの男に、エログロスは少し同情した。
(ああ恐ろしい…。彼が来なければ今ごろは僕の尻がああなっていたかもしれない…)
エログロスは大画面を見ながら恐怖に震える。
大家のヨーコはとても楽しそうな様子で、次の攻撃を考えている様子。
「見てごらんなさいあの真っ赤に腫れて血の滴る尻肉を!とっても素敵ですわ!うふふふふっ」
「そ、そうですね。彼も嬉しそうに震えていますよ、ヨーコさん…」
大画面に映るオクトは震えていた。ガクガクブルブルと。
ようやく止まった尻叩きに、荒く息を吐きながら痛みに震えている。喜んでいるわけではない。
「うぐううううっ、一体どうなっているんだっ」
全裸で仁王立ちになったまま、オクトは震える声でそう叫んだ。
ヨーコは次の攻撃のため、呪文を唱える。
「次の攻撃は乳首摩擦ですわ!おまけに感度100倍も差し上げましてよ!」
「ひっ…」
エログロスはヨーコの残虐なる言葉に、自身の胸元を隠すような仕草で悲鳴を上げた。
オクトはどうにか体を動かそうと全身に力を入れるが、何故かピクリとも動かず焦っている。このままでは再び尻叩きの攻撃が来るかもしれない。これ以上はもう尻が絶えられない、と歯軋りする。
「くそっ、くうっ、………んあっ!?」
突然驚きの声を上げるオクト。視線を下げ、自身の乳首を食い入るように見た。
ヨーコの呪いによって今度は乳首が攻撃され始めたのだ。
逞しく鍛え上げられた乳首が急に熱くなり、ジンジンと痺れのような感覚。次の瞬間、何かが乳首を摩擦するように激しく擦り出した。
「う゛おおおおおおおっ!???乳首が、俺の乳首が何故っ!?」
ズリズリズリズリズリズリッ、シャシャシャシャシャシャシャッ
なす術もなくされるがまま、オクトは乳首の摩擦と感度100倍の攻撃によって激しく悶える。
「あひいいいいいっ、ほおおおおおおおっ、乳首がっ、おおおおおっ、おうっ、おうっ、んおおっ!!」
オクトの乳首が真っ赤になるが、それでも摩擦は止まらない。高速で上下左右に摩擦され続け、動きを止められているオクトは、頭から噴火しそうなほど鼻息を荒くさせて叫ぶしかない。
次第に垂れていたペニスが上を向き、我慢汁が滲む。
それでも乳首摩擦は止まらない。ひたすら感度の上昇した乳首を何かが高速で摩擦し続けている。
そして、とうとうオクトは乳首で絶頂してしまう。
ビクンッ、ビクッ、ビクビクビクッ、ビクンッ
「んっごおおおおおおおおおおおおーーーーーーっ!!!!!」
オクトは絶頂と共に雄叫びを上げ、首の血管がブチ切れそうなほど浮き上がった。白目を向き、乳首が大きくプルッと弾む。
しかしオクトのペニスは射精することができなかったようで、勃起したままだった。
「う゛おおお、お゛おんっ…んほおおぉ……っ」
ベチャッ
しばらくすると気絶して白目を向いたまま、オクトが地面へと倒れた。ヨーコが攻撃をやめたらしい。
格闘家オクトは一階で敗北し、退場となった。
いつものようにクレーンのような機械が敗退者を掴み、ダンジョンの外へと放り投げる。
今回も挑戦者は一階止まりとなってしまった。
大画面を見ながらヨーコが詰まらなさそうに頬を膨らまし、溜め息を吐いた。
「は~、情けない。これしきの攻撃で負けていては格闘家としてどうなのかしら?鍛錬が足りませんわっ」
「いやいや、ヨーコさんが強すぎるだけですよ」
「むう…」
「はい、出来立てほやほやのDVDです。今回はこれで滞納分の支払いを許してもらえますか?」
「…ま、よしといたしましょう。次こそ滞納した時は、エログロスさんの体で払っていただきますので」
「ううっ、わかってますよ…」
ヨーコは手に入れたDVDをバッグに入れた。帰宅するらしい。
「入口まで送りますね」
「ええ、お願いしますわ」
エログロスの瞬間移動魔法により、二人は入口へと向かった。
そこには、放り投げられた格闘家オクトが未だにビクビクと震えて気絶していた。ヨーコはすでに敗北者となった彼には全く興味がないようで、一切見向きもしない。
「それでは、ごきげんよう」
「お疲れさまでした…」
そう言い、静かにヨーコは去った。
エログロスはオクトの姿をチラリと一瞬だけ見たが、そそくさと逃げるように自室へと戻ったのだった。
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