死んだふりした負け猫と、青春と謎を食べる姫
※第7回ホラー・ミステリー小説大賞奨励賞作品
高校生の猫村太一には秘密があった。彼は健全な学校裏サイト「キャット先輩の青春お悩み相談室」の管理人で、生徒から届いた青春にまつわる悩みを解決する相談員をしている――正体を隠すため、猫のお面を被り、架空の相談員「キャット先輩」になりきって。
二年に進級した猫村は姫宮小夜という名の少女に出会う。彼女は教室で自己紹介をしたときにこう言った――「青春真っ只中のクソ野郎どもに質問があります。どなたか青春のよさを私に教えてください」と。彼女は友情や恋愛など、青春の良さがわからないという変わり者だった。
ある日、姫宮はキャット先輩の正体が猫村であることを突き止め、全校生徒に正体をばらされたくなければ、自分をキャット先輩の助手にしろと脅す。姫宮の思惑を知った猫村は断固として拒否する。なぜならば、彼には「絶対に青春してはいけない理由」があり、それは姫宮の目的と相反するものだったからだ。しかし、猫村は姫宮の脅しに屈してしまい、二人で生徒の悩みを解く日々を送ることに……!?
思春期のほろ苦い青春を切り取った青春ミステリー。連作短編です。
――ストーリー(連作短編)
【第一章】『殺人未遂ノート』
【第二章】『痕跡本に想いを』
【第三章】『原稿シンクロニシティ』
【第四章】『負け猫に祝福を、姫に青春の日々を』
高校生の猫村太一には秘密があった。彼は健全な学校裏サイト「キャット先輩の青春お悩み相談室」の管理人で、生徒から届いた青春にまつわる悩みを解決する相談員をしている――正体を隠すため、猫のお面を被り、架空の相談員「キャット先輩」になりきって。
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