馨の愛しい主の二人

臨月の馨

離れでは、馨はソファーに座って本を読んでいた。


須﨑から馨に話した


メス二匹の手配は終わったのか？


馨は須﨑に答えた


ん。柚羽音様から陸良様に連絡してあるんだって。


そうか。じゃ、産まれるのを待つだけか。


んーそろそろっぽいかな？柚羽音様と虎龍様と華流様には直ぐ連絡出来るよね？


ああ。


馨は本を本棚に戻すため　ソファーから立った


本棚に戻してからソファーに座ろうとした時


・・・あ。来る。須﨑　連絡して。


須﨑に話して直ぐ　馨は破水して　四つん這いになり息み始めた


ううっ・・・んぐぅああああーっ！


嵐山は馨の尻側に直ぐ座ったらアナルから頭が出始めていた


連絡を受けた　柚羽音と虎龍と華流が走って来た


嵐山が叫んだ


頭が出てきました！


柚羽音が尻側に座り　嵐山にバスタオル持ってこいと叫んだ


そして１人目産まれた


柚羽音は赤ちゃんを見て　メスか　と言い　床に置き、次の赤ちゃんに備えて居ると　陸良とスタッフと医者が入ってきた


兄さん　メス産まれた


後１匹か。


スタッフは連絡し始めた


馨は息み始めた


んっぐぅああああーっ！


２人目　息子だった。


そして３人目も産まれた。


馨は息を吐きながら二匹の授乳を終え、スタッフが連れていった。


・・・・で、馨　この息子どうだった？


馨は息子に授乳をしながら答えた


ビンゴ。マゾ。


そうか。名前は決まりだな。


明日那だ。


ん。決まりだね。


その後　虎榛、華奈多に伝えられた。


護衛兼調教相手　明日那　誕生


馨は疲れで寝ていた。


明日那は須﨑、嵐山が面倒を見ることになった。



虎龍、華流、柚羽音、琉生は島の屋敷の製図を確認するため　１週間から２週間留守になる為だ。