馨の愛しい主の二人

長野別荘地を出る日

妊娠が判明してから３日後


馨　悪阻、大丈夫か？


なんとかね。波がある感じ。今は落ち着いてるけどさー。


そうか。帰る日だけどジェット機の中では少し寝るか？


うん。


よし、帰るか。あ、馨　紐は無しな？


うん。


別荘を出る前にセキュリティを起動し、バスに乗り込み　空港に向かった。


空港に着き、直ぐジェット機に乗り込み、各自帰って行った。


虎龍は咲哉と話していた


しっかし、蓮見と刈谷の子が五つ子とは。


ククッ　まぁ、１匹引き取りだろ。


そういや、ナンバー６以下の奴、まだ決まらねぇの？


まだ決まらずだ。


すると彩月が話した


ん？ナンバー６以下の人？


ああ。粛清したからな。


大丈夫ですよ？多分ですが。馨の出産後には見つかると思いますよ。


・・・・彩月が言うなら、大丈夫か。


だな。


そして裏ＳＭ店専用の飛行場に着き、虎龍は馨を抱っこして降りた。


咲哉　また連絡する。


ああ。長野別荘地に邪魔者の１匹を締め上げた件だろ？


ああ。


りょーかい


じゃ　お疲れ


お疲れー


咲哉、彩月、柊は車に乗り込み、帰って行った。


虎龍達も車に乗り、本家に向かった。


蓮見、刈谷、川邑、新井　手間賃決まってるだろ？


ああ。


安定期に入って性別確認後から手間賃回収して良いぞ。


わかった。


今は馨はたっぷり寝かせないとな。


ククッ　ですね


本家に着き、離れにいき　馨を床に寝かせ　須崎達に話した


馨　妊娠してるから、食べれそうな物を与えとけ。


わかりました。


後　頼むぞ


了解


虎龍は馨の首輪を外し、引き出しにしまった。


首のケアもしとけ


はいっ！


虎龍達は執務室に向かった。