幼馴染の婚約者は奪われ婚約破棄となりました。

「ごめん、アンダーソン。
 私やっぱり
 貴方と婚約破棄するわ。」

私はソファーの上に正座をした。


私の名前はリリィ・ストラス。
ストラス家の次女で、
皇太子アンダーソンの許嫁だ。

ソファーに足を投げ出して、
本を読んでいたアンダーソンは
ぱたんと本を閉じた。

「なんで?」
24h.ポイント 14pt
51
小説 31,814 位 / 223,295件 恋愛 13,447 位 / 65,095件

あなたにおすすめの小説

『愛人を連れて帰ってきた翌朝、名前すら呼ばれなかった私は離縁状を置いて旅に出ます。これからは幸せになります――そう思っていました。』

まさき
恋愛
夫に名前すら呼ばれず、冷たく扱われ続けた私は、ある朝、ついに限界を迎えた。 決定打は、夫が見知らぬ女性を連れて帰ってきたことだった。 ――もういい。こんな場所に、私の居場所はない。 離縁状を残し、屋敷を飛び出す。 これからは自由に、幸せに生きるのだと信じて。 旅先で出会う優しい人々。 初めて名前を呼ばれ、笑い、温かい食事を囲む日々。 私は少しずつ、“普通の幸せ”を知っていく。 けれど、そのたびに――背中の痣は、静かに増えていた。 やがて知る、自らの家系にかけられた呪い。 それは「幸せを感じるほど、命を削る」という残酷なものだった。 一方その頃、私を追って旅に出た夫は、焦燥の中で彼女を探し続けていた。 あの冷たさも、あの女性も、すべては――。 けれど、すべてを知ったときには、もう遅くて。 これは、愛されていなかったと信じた私が、 最後にようやく“本当の愛”に気づくまでの物語。

番ではないと言われた王妃の行く末

にのまえ
恋愛
 獣人の国エスラエルの王妃スノーは、人間でありながら“番”として選ばれ、オオカミ族の王ローレンスと結婚した。しかし三年間、彼に番と認められることも愛されることもなく、白い結婚のまま冷遇され続ける。  それでも王妃として国に尽くしてきたスノーだったが、ある日、ローレンスが別の令嬢レイアーを懐妊させ、側妃として迎えると知る。ついに心が折れたスノーは離縁を決意し、国を去ろうとする。  しかしその道中、レイアー嬢の実家の襲撃に遭い、スノーは命を落とす寸前、自身の命と引き換えに広域回復魔法で多くの命を救う。  これでスノーの、人生は終わりのはずだった。  だが次に目を覚ますと、スノーは三年前の結婚式当日に戻っていた。何度死んでも、何度拒絶しても、結婚式の誓いの瞬間へと戻される。  番から逃れようと、スノーは何度も死を選ぶが――。

幼なじみの方が大事だと言われたので、私は婚約者を降ります

藤原遊
恋愛
伯爵令嬢リシェルは、侯爵令息エドワードの婚約者として、長年彼を支え続けてきた。 社交の調整、侯爵家との付き合い、夜会での立ち回り。 婚約者として必要な役目を果たしてきたつもりだった。 けれど、エドワードが最優先するのは、いつだって乳兄妹のフィオナだった。 体調を崩したと聞けば予定を変えて駆けつけ、夜会でも当然のように隣へ立つ。 「昔から家族同然なんだ」 そう言って、エドワードは何度もリシェルへ理解を求めてきた。 侯爵夫人だけは、そんな息子を何度も諫めていたけれど――本人は、自分がどれほどリシェルへ甘えているのか、まるで分かっていなかったのだ。 そして、ある日。 「フィオナは俺にとって特別なんだ。君とは違う」 その言葉を聞いた瞬間、リシェルはようやく気づく。 ああ、この人は最初から、私を一番に選ぶつもりなどなかったのだと。 ですから、もう結構です。 そこまで乳兄妹の方が大事なのでしたら、私は婚約者を降ります。 リシェルが去ったあと、エドワードは少しずつ思い知っていく。 自分がどれほど彼女に支えられていたのかを。

次に首を折られるのはきっとわたくしなので、全力で婚約破棄させます

Megumi
恋愛
「こんなに細くて華奢な首をしているんだね、僕の小鳥は」 完璧な婚約者の甘い囁きが怖い。 彼の指がわたくしの首に触れるたびに、あの日見た光景が蘇るから。 裏で小鳥の首を折っていた彼は、ついに狩り始めたらしい。 次に首を折られるのは、きっと小鳥のように愛らしいわたくしだ。 ——か弱い令嬢の婚約破棄大作戦。 ※ただし「か弱い」の定義には個人差があります。

幼馴染、幼馴染、そんなに彼女のことが大切ですか。――いいでしょう、ならば、婚約破棄をしましょう。~病弱な幼馴染の彼女は、実は……~

銀灰
恋愛
テリシアの婚約者セシルは、病弱だという幼馴染にばかりかまけていた。 自身で稼ぐこともせず、幼馴染を庇護するため、テシリアに金を無心する毎日を送るセシル。 そんな関係に限界を感じ、テリシアはセシルに婚約破棄を突き付けた。 テリシアに見捨てられたセシルは、てっきりその幼馴染と添い遂げると思われたが――。 その幼馴染は、道化のようなとんでもない秘密を抱えていた!? はたして、物語の結末は――?

婚約者が私の見舞いには来ず、他の女の茶会に行っていたので――気づいた時には、もう愛は完全に冷めていました

唯崎りいち
恋愛
見舞いにも来なかった婚約者が、他の令嬢の茶会には出席していた。 その事実に気づいた時、私の愛は完全に冷めていた。 静かな婚約破棄の先で明かされる王家との繋がりと、彼の後悔。

真実の愛の祝福

詩森さよ(さよ吉)
恋愛
皇太子フェルナンドは自らの恋人を苛める婚約者ティアラリーゼに辟易していた。 だが彼と彼女は、女神より『真実の愛の祝福』を賜っていた。 それでも強硬に婚約解消を願った彼は……。 カクヨム、小説家になろうにも掲載。 筆者は体調不良なことも多く、コメントなどを受け取らない設定にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

婚約破棄を突き付けられた方の事情 わかってます?

里中一叶
恋愛
学園の卒業パーティーで婚約破棄を高らかに発表する公爵子息。 された側の事情わかってますか?