浮気現場に遭遇し、婚約破棄することになりました。

「ね、
 分かった?ジャック。

 私の頬にキスをして?」

扉の向こう側、
僕の最愛の婚約者であるルリは
そう言った。

僕の名前は、カイル・ホークス。
ルリには先月プロポーズをして、
OKをもらったばかりだった。


「ルリが望むなら。」

扉の向こう側にいる男は、
ルリの幼馴染であるジャック。


「良いのよ。
 だってあの人と
 婚約破棄したいのだから。」
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