39 / 140
転生したら森の主人になりました弟の死
しおりを挟む
前回のあらすじ野菜の神ベジタブル様に力を貸してもらいとある森に入り異世界に通じる落とし穴に落ちた私であったがそこで兄と再会二度と会えないと思っていたのに会えて本当に嬉しいと思った。
朝
「おはようございます」
「ラフォーレちゃんおはよう」
「今日の朝ごはんもカレーだけどいいかな?」
「はい。もちろんです」
ご飯を食べ終えて兄が立ち上がり玄関に向かった。
「あのどこに行くんですか?」
「あー。ちょっと弟のところに行く用事があるんだよ」
「そうですか」
「ラフォーレちゃんも来る?」
「‼︎行きたいです」
「わかった」
四十三分後
コンコン
「入るぞ」
「......。(前より悪化してるどうして?前に受けた手術は成功したのに?)失礼します」
「この子が僕の弟森崎達哉だよ」
「達哉......君ですか?」
「そうだよ。まだ寝てるみたいだね」
「森崎さん少しお話があるのでいいですか?」
「わかりました。ちょっと行ってくるね。達哉のこと頼むね」
「はい」
兄が居なくなってすぐに弟の達哉は目を覚ました。
「君......誰?」
「はじめましてラフォーレ.ア.ウッドです。よろしくね」
「僕は森崎達哉。よろしく」
「一つ聞いてもいい?」
「何?」
「前の手術は成功したんだよね?」
「なんでラフォーレさんが知ってるの?」
「なんでだと思う?」
「......お姉ちゃん」
「‼︎私は貴方の姉じゃないよ」
「でも似てる。菜摘お姉ちゃんにすごく似てる」
「......ありがとう」
「僕......前の手術は成功して一旦家に帰れたんだけど違う病気になっちゃってまた入院してるんだよ」
「そうなんだ。ごめんね。私......貴方を守れなくて......」
「ううん。そんなの気にしないで、だってこうして会いに来てくれたんだもん。嬉しいよ」
「ありがとう。達哉きっと良くなるからね」
「うん。でもそろそろ......お迎えが......来るみたい」
「そんなこと言わないで!達哉は生きて!死んじゃだめ!」
「がん......ばった......けど......無理......みたい。ごめんね」
「いや。そんなのいや。達哉だめ!貴方まで失ったらお母さんやお兄ちゃんが悲しむよ!お願い......生きて!」
ピーピー
私は胸が張り裂ける思いでナースコールを押した。少して看護師が慌てて病室に入った。
「どうしましたか!?」
「......」
「達哉君!?早く先生に知らせて早く!」
「達哉!?」
「......」
「そんな......達哉まで僕たちを置いて行くのか。うわああああああああ‼︎」
「......」
私は何も言わずに病室を後にした。弟が死んで私も死んでお父さんも死んでこれ以上私の大切な家族から何も奪わないで。そんな気持ちになった。どのぐらい経ったかはわからないけど誰かに私の名前を呼ばれている気がして顔を上げたら
「ラフォーレ‼︎」
「......フィードバック、アクア」
「どうした?何があったんだ?」
「ラフォーレ大丈夫⁇何があったのか言ってみて‼︎」
「......ごめん。今は言えない。とても辛くて心が壊れそうで言えない。ごめん。本当にごめんなさい」
「ラフォーレ、謝らないで大丈夫だから。早く戻ろう」
「......少し待ってどうしても最後に会いたい人が居るから明日まで待って‼︎」
「今すぐに帰る方がいいけどまあいいか。明日までだぞ‼︎」
「ありがとう。フィードバック」
「私はスカイ達にラフォーレ見つけたって連絡してくるね」
「おう。よろしく頼む」
「......ラフォーレ泣いて良いんだよ」
「私には泣く資格もないから」
「何があったかはわからないけど泣きたい時に泣いて良いんだよ」
「......グスン。うわーん。あぁぁ。ヒクッ」
フィードバックが優しく抱きしめてくれる。それだけで心が少し楽になった。
次に続く
朝
「おはようございます」
「ラフォーレちゃんおはよう」
「今日の朝ごはんもカレーだけどいいかな?」
「はい。もちろんです」
ご飯を食べ終えて兄が立ち上がり玄関に向かった。
「あのどこに行くんですか?」
「あー。ちょっと弟のところに行く用事があるんだよ」
「そうですか」
「ラフォーレちゃんも来る?」
「‼︎行きたいです」
「わかった」
四十三分後
コンコン
「入るぞ」
「......。(前より悪化してるどうして?前に受けた手術は成功したのに?)失礼します」
「この子が僕の弟森崎達哉だよ」
「達哉......君ですか?」
「そうだよ。まだ寝てるみたいだね」
「森崎さん少しお話があるのでいいですか?」
「わかりました。ちょっと行ってくるね。達哉のこと頼むね」
「はい」
兄が居なくなってすぐに弟の達哉は目を覚ました。
「君......誰?」
「はじめましてラフォーレ.ア.ウッドです。よろしくね」
「僕は森崎達哉。よろしく」
「一つ聞いてもいい?」
「何?」
「前の手術は成功したんだよね?」
「なんでラフォーレさんが知ってるの?」
「なんでだと思う?」
「......お姉ちゃん」
「‼︎私は貴方の姉じゃないよ」
「でも似てる。菜摘お姉ちゃんにすごく似てる」
「......ありがとう」
「僕......前の手術は成功して一旦家に帰れたんだけど違う病気になっちゃってまた入院してるんだよ」
「そうなんだ。ごめんね。私......貴方を守れなくて......」
「ううん。そんなの気にしないで、だってこうして会いに来てくれたんだもん。嬉しいよ」
「ありがとう。達哉きっと良くなるからね」
「うん。でもそろそろ......お迎えが......来るみたい」
「そんなこと言わないで!達哉は生きて!死んじゃだめ!」
「がん......ばった......けど......無理......みたい。ごめんね」
「いや。そんなのいや。達哉だめ!貴方まで失ったらお母さんやお兄ちゃんが悲しむよ!お願い......生きて!」
ピーピー
私は胸が張り裂ける思いでナースコールを押した。少して看護師が慌てて病室に入った。
「どうしましたか!?」
「......」
「達哉君!?早く先生に知らせて早く!」
「達哉!?」
「......」
「そんな......達哉まで僕たちを置いて行くのか。うわああああああああ‼︎」
「......」
私は何も言わずに病室を後にした。弟が死んで私も死んでお父さんも死んでこれ以上私の大切な家族から何も奪わないで。そんな気持ちになった。どのぐらい経ったかはわからないけど誰かに私の名前を呼ばれている気がして顔を上げたら
「ラフォーレ‼︎」
「......フィードバック、アクア」
「どうした?何があったんだ?」
「ラフォーレ大丈夫⁇何があったのか言ってみて‼︎」
「......ごめん。今は言えない。とても辛くて心が壊れそうで言えない。ごめん。本当にごめんなさい」
「ラフォーレ、謝らないで大丈夫だから。早く戻ろう」
「......少し待ってどうしても最後に会いたい人が居るから明日まで待って‼︎」
「今すぐに帰る方がいいけどまあいいか。明日までだぞ‼︎」
「ありがとう。フィードバック」
「私はスカイ達にラフォーレ見つけたって連絡してくるね」
「おう。よろしく頼む」
「......ラフォーレ泣いて良いんだよ」
「私には泣く資格もないから」
「何があったかはわからないけど泣きたい時に泣いて良いんだよ」
「......グスン。うわーん。あぁぁ。ヒクッ」
フィードバックが優しく抱きしめてくれる。それだけで心が少し楽になった。
次に続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる