転生したら森の主人になりました

上野佐栁

文字の大きさ
55 / 140

転生したら森の主人になりました最後の戦いその8

しおりを挟む
 「この戦いが終わったら結婚しよう」
 「......良いよ。戦いが終わって二年後ぐらいには結婚してあげる。それはまでは、結婚を前提に付き合うで良いよね?」
 「もちろんだ!」
 「ふざけ......ガハッ!?」
 「ら、ラフォーレ!?」
 「なんか、大きくない?」
 「なんでだろう⁇」
 「もしかして、覚醒したのかも‼︎」
 「まじかよ」
 「なんがどうなって、覚醒に繋がるの?」
 「さ、さあ?」
 「どういうことだ!?何故、ラフォーレが覚醒出来る?」
 「そんなこと今は関係ない‼︎今度こそ、タロット‼︎貴方を倒す‼︎」
 「くそっ!隙が無さすぎる!これじゃ、防戦するしかない‼︎」
 「ラフォーレ‼︎気をつけろ‼︎死者達が集まってるぞ‼︎」
 「わかったわ。大丈夫‼︎今度こそ、負けない!」
 「ラーちゃん、なんの話をしてるの?」
 「私にも、わからないわ。うっ!」
 「フーちゃん!?うっ!」
 「おい!お前らどうしたんだよ」
 「頭が痛い」
 「僕もだよ。何これ」
 「まじでどうしたんだよ‼︎」
 「大丈夫だから。気にしないで‼︎」
 「なんで⁇なんでなの?こんなに、攻撃をしているのに、怪我をしない?どういうこと?」
 「フッン。どうだって良いだろ?諦めろ」
 「このままじゃ、体力と魔力が、無くなる」
 しばらくの間、防戦する、タロットに、パンチや、キック、魔力をぶつけた。そして、
 「きゃあー」
 ドン
 「グラス!?あれ⁇これってもしかして、やっぱり、風の神ウインド様、それに、お花の神フラワー様、電気の神サンダー様、動物の神アニマル様‼︎」
 「あれ?あまり、驚かないね?」
 「我が来たからには、貴様を死なせるわけにはいかん」
 「素直に、助けに来たって言えばいいのに......」
 「うるさい‼︎黙れ‼︎それに、彼奴に聞かなければならぬことがある。さっさと終わらせて、聞くぞ‼︎」
 「お前達に何が出来る?神同士での戦いは禁止されている。すぐに終わらせるのは無理に決まってるだろ?」
 「そうか。ラフォーレ‼︎タロットの真ん中の赤い石を狙え!いいな?」
 「は、はい!」
 私はつるを、弓の形にして、タロットの赤い石を狙った。タロットが逃げないように、つるで手足をなんとか拘束をした。
 「行けっー!」
 パキンっ
 「ぐあああああ!?」
 「か、勝ったの?ふぇー」
 「ラフォーレ!?」
 疲れてつるの上から落ちてしまった、私をフィードバックが、受け止めてくれた。
 「大丈夫か?」
 「うん。でも、力を使え過ぎて、覚醒状態から、元に戻っちゃた」
 「いつものラフォーレの方が俺は、その、す、好きだけどな」
 キュン
 「う、うん。ありがとう。フィードバック。大好き‼︎」
 「俺もだ」
 「うん」
 「さて、ラフォーレを少し借りるぞ‼︎貴様らは此処で待て‼︎いいな?」 
 「わかったよ。ただし、ラフォーレに何かしたら、許さないからな‼︎」
 「貴様ごときに怯える訳なかろう」
 「フィードバック、大丈夫だから。あとでね」
 「ラフォーレ‼︎貴様、我達の事を一度殺したな?」
 「はい。申し訳ございませんでした」
 「あー。やっぱりね。変な記憶があると思ったら、そういうことね」
 「でも、ラーちゃんを責めるのはお門違いだよ!責めるのは、タロ君だけでいいよ。」
 「そんな事、初めからわかっておるわ‼︎でも、この落とし前はどうつける⁇」
 「もちろん、罪を償いますし、殺してくれても、構いません‼︎そのぐらいの覚悟はあります‼︎」
 「そうか。なら、そうはしないでやろう」
 「え?どういう事ですか?」
 「貴様の罪滅ぼしに、この地球と言うところと、我らが住んでいる、世界の自然を元に戻せ‼︎良いな?」
 「で、でも、今は、魔力はもうないです」
 「大丈夫だ。貴様の通信機を見ろ」
 「通信機をですか?」
 「早くしろ」
 「は、はい」
 「ラフォーレちゃん。無事なようね。じゃあ、私達の力をもう一度ラフォーレちゃんにあげるわ」
 「菜摘‼︎私が奪った、神の力は菜摘に返すから‼︎だから、お願い‼︎森を元に戻して‼︎」
 次の瞬間、色々な色が私の周りに輝いて合わさって行く。
 「魔力が元に戻って行く......」
 「もう一度、覚醒出来そうか?」
 「......やってみます‼︎」
 力を込めたら、覚醒状態になった。
 「でも、タロットからは、力を貸してもらっていません」
 「大丈夫。最初から、タロットの力は、貴様の中にある」
 「え?」
 「よく考えろ‼︎何故、貴様が、死者を操れた?タロットの力のお陰だ」
 「そう言う事だったんですね」
 「ラーちゃん、あと少しだよ」
 「頑張って‼︎」
 「行けるよ」
 「こ、コホン。ラフォーレなら、世界を救う力があるはずだ。だから、その、ふ、ファイト‼︎」
 「頑張れ‼︎」
 「はい!」
 「リターン‼︎」
 緑と黄緑色の光を放ち枯れかけていた、花や草木などが元に戻り始めた。しばらくして、知らないうちに元の世界に戻っていた。
 「菜摘‼︎」
 「わー」
 ラフォーレが勢いよく抱きついて来た。
 「本当によかった‼︎本当にありがとう‼︎」
 「ラフォーレ。こっち向いて‼︎」
 「何?」
 「えい‼︎」
 色んな色の光がラフォーレを包んでそして、
 「心臓の音が聞こえる。待って‼︎もしかして、私を生き返らせたの!?そんなことしたら、罰を受けるってわかるよね?」
 「だって、神はしてはならないって書いてあるけど、主人に関しては何も書いてないもん。だから、大丈夫‼︎」
 「たしかに」
 「ラフォーレちゃん。たしかに、神ではないから、オッケーね」
 「それでいいのぉ?」
 「まぁ。いいじゃないかな?」
 「流石は元生徒だ‼︎」
 「それ、今は関係ないよぉ」
 「わ、わかっているさ」
 「ラブ、トドメを刺さなくてもいいじゃないか?」
 「いいのぉ、いいのぉ。」
 「もーう」
 「ラフォーレ‼︎」
 「アクア‼︎スカイ‼︎よかった‼︎無事だったんだね‼︎」
 「当たり前だよ。そう簡単に死ねないよ」
 「そうだね」
 「なんか、あの二人、距離が縮まった?」
 「そうだな。俺達みたいにな」
 「わっ。もう、フィードバックたら」
 「菜摘、私に、新しい名前をつけて欲しいな。だめかな?」
 「えっと、だめではないけど、本当にいいの?ラフォーレって言う名前を捨てて?」
 「いいの。私は、生まれ変わったから、名前を新しくしたい。それと......」
 チョキン
 「ら、ラフォーレ!?何してるの?」
 「失恋したら、髪を切るのは、当たり前‼︎」
 「それってつまり、ラフォーレもフィードバックのことがすすすす、好きってこと!?」
 「そうだよ」
 「嘘!まじで!今日は、女子会するわよ!」
 「おー」
 「ラフォーレ、貴方の新しい名前は......」
 次に続く
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ねえ、今どんな気持ち?

かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた 彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。 でも、あなたは真実を知らないみたいね ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜

伽羅
ファンタジー
【幼少期】 双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。 ここはもしかして異世界か?  だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。 ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。 【学院期】 学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。 周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。  

【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜

Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である

megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。

3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。 転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。 - 週間最高ランキング:総合297位 - ゲス要素があります。 - この話はフィクションです。

処理中です...