転生したら森の主人になりました

上野佐栁

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転生したら森の主人になりました2

転生したら森の主人になりました絶望その3

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 「逃がすわけないわ」
 「菜摘、何やってるの?」
 「ラフォーレ、馬鹿なことをするのはやめろ!」
 「同じ神なら、人間を守りなさい‼︎」
 「生意気な神ね。でもいいわね。気に入っちゃった」
 「ラフォーレ、戻れ!」
 「えっ?ぐはっ!?」
 「菜摘、どうしたの?」
 「い、息が......出来なっ......」
 「ネイチャー‼︎テメェいい加減にしろよ‼︎」
 「うふふ。私もう一度神になれるのよ」
 「ラフォーレの体に入るつもりか?」
 「そうよ。悪い?」
 「悪いに決まってるんだろ‼︎」
 「あら?タロットも、私と同じでしょ⁇」
 「そうだな。俺はフォレストやラフォーレ、色んな人たちの想いを踏み躙って来た。でもな、ラフォーレが、俺にやり直すチャンスをくれたんだ‼︎だからその恩返しを今するだよ‼︎」
 「泣ける話ね。でも、もう、遅いわ」
 「はっ?」
 「だって、ネイチャーはラフォーレになったから」
 「くそっ!遅かった」
 「うふふ。タロット、この体傷つけられるのか?無理よね?」
 「楓って言ったか?てめぇは逃げろ。ラフォーレのいや、菜摘の為にもな‼︎」
 「嫌っ!菜摘は私の親友だから逃げない‼︎」
 「ラフォーレ似て、お前も馬鹿だな」
 「はあああ!?うっざーきもい‼︎」
 「口悪いな」
 「うるさい‼︎」
 「森の主人の力はこうかしら?このつる便利ね‼︎」
 ネイチャーはつるをタロットの頬に当て、手や足、頭、背中、そして最後にはお腹を刺した。
 「ぐっ」
 「どうしたの?攻撃しなさいよ!確か、タロットには死の文字が存在しないんだっけ?ウケるわね!死がないのに怪我をするなんて笑ちゃう‼︎あははは‼︎」
 「話はそれだけ?」
 「!?誰だ!」
 「はぁはぁ。タロットごめんなさい。動けるようになるのに少し、時間がかかっちゃった。でも今度は私が、ネイチャーを倒す!」
 「なん......で?体を乗っ取られたらそこでお終いのはずなのに、何で生きてるの!?」
 「私とネイチャーは似てる。だから、私にも出来るんだよ。同じ神の名を持つ、私にも出来る!」
 「嘘よ。ありえない!?」
 「でもね、私は私のままで居たから、私の体を返してもらうわ‼︎」
 ネイチャーの魔力を使って、私自身を攻撃した。
 「私を傷つけば、ラフォーレも傷つく‼︎だからやめた方がいいわよ!」
 「だから?」
 「えっ?」
 「私は自分を守る為そして、皆んなを守れるなら、いくら傷ついても構わない‼︎」
 「なんて強い意思なの?勝てない。負ける。私が負ける?」
 「私の体を返せぇ‼︎」
 「何何何!?どこのバトル漫画!?えっ?映画⁇夢!?フィクション!?」
 「現実だよ!」
 しばらく攻撃をしたら眩い光に包まれて自然とお互いの魂がまた入れ替わった。
 「......」
 「嘘?」
 「タロット」
 「ラフォーレ‼︎大丈夫⁇」
 「ごめん。もう動けない。あとは頼んだわ」
 「そっか。大丈夫だ。今度は俺が守ってやるよ!」
 「これは、部が悪いわね。タロット、ラフォーレそして、楓、ばいばーい」
 「くそ。逃げられたか」
 「菜摘‼︎しっかりして‼︎」
 「ううっ」
 「揺さぶるな‼︎」
 ビクッ
 「あ、あんたに命令されたくない。この変人‼︎」
 そんな楓を無視して、タロットがほとんど意識のない私をお姫様抱っこの状態で持ち上げた。
 「ちょっと、菜摘をどこに連れて行くの?早く病院に行かなきゃ‼︎」
 「貴様は黙れよ。今すぐにライフのところに連れて行く」
 「はっ?ライフって誰よ‼︎」
 「話す時間などないんだよ!」
 「で、でも!」
 「貴様は黙るって言葉を知らないのかよ!いいから俺の言う通りにしろよ‼︎」
 「うっ」
 あまりの迫力に楓は何も言い返せなくなり、俯いてしまった。
 「ゲート」
 ボソ
 「菜摘、私も行くからね‼︎」
 三十分後
 「フィードバック、ライフは居るか?」
 「ラフォーレ!?っとタロット!?」
 「あらあら。ラフォーレちゃん、酷い怪我ね」
 「あぁ。半分は自分で傷つけたもんだな」
 「なんでそうなる⁇ラフォーレは、お人好しではあるがど馬鹿ではない」
 「フラワーちゃん。その言い方だと、少しは馬鹿だと言っているようなものよ」
 「うむ。少し馬鹿ではあるな」
 「認めちゃうのね?」
 「ライフ様、フラワー様、そんなことよりも、ラフォーレの怪我を治さないと死んでしまいます‼︎」
 「そうね」
 「てか、どうしてこうなったのか説明してくれるんだよな?」
 「もちろんだ。ラフォーレが説明する」
 「クソ死神説明するんじゃないのかよ」
 「私が説明するわ」
 「はっ?あいつ、誰だ?」
 「かっ」
 「か?」
 「楓!?」
 「えっ?あれ?菜摘に、似てる?あんた誰?」
 「いや、お前こそ誰だよ!」
 そのあとフィードバックと楓の喧嘩が始まったがすぐに収まり、さっきまでの説明を楓が言葉を選びながら言った。
 次に続く
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