69 / 140
転生したら森の主人になりました2
転生したら森の主人になりました真実その3
しおりを挟む
「......此処はどこだ?」
「......」
「ラフォーレ⁇あっおい!?ラフォーレ‼︎どこに行くんだ⁇待ってくれ‼︎此処はどこなんだ⁇ラフォーレ‼︎」
スカイはラフォーレ?を追いかけて暗闇を進んだ。しばらくすると二人の女性の叫び声が聞こえた。その中に赤ん坊の鳴き声も聞こえた。
「ネイチャー‼︎もういい加減してよ‼︎こんなことしても誰も幸せになれない‼︎」
「仕方ないじゃ無い‼︎このままだと自然が全部なくなっちゃう‼︎だから殺すしか無かったのよ‼︎」
「だからって世界の人間を半分も殺すなんて最低よ‼︎」
「ねぇ?貴方は私の大親友よね?」
「今のいままではね」
「どうして?大親友なら、友達を見捨てることなんて出来ないわ‼︎そうでしょ⁇ハヌル‼︎」
「私は、ネイチャーにこんなことして欲しくなった‼︎こうなる前に相談して欲しかった!」
「もういいよ。ハヌルが友達で居てくれないなら殺すよ。死んで‼︎私も死ぬよ」
「何を言ってるの!?友達だから止めているのよ‼︎大切だから間違っているってわかっているから止めるよの‼︎」
「私のことよりもその赤子の方が大事なんでしょ‼︎」
「確かにそうかもしれない。だってこの子は私の大切な大切な子供だから‼︎」
「名前なんて言うんだっけ⁇」
「スカイよ!」
「えっ?今、スカイって言った?僕の名前。じゃあこの人が僕の本当の母様。でもどうして、ラフォーレはこの事実を知っているんだ?」
「ハヌルごめんね。さようなら」
「グハッ!?やめ......」
「安心してその子には手を出さないから。絶対に手を出さない。約束する」
「駄目。これ......以上罪を......重ね......ないで......お願いよ」
「罪?そうね。普通に見たらそうなるね。でもね、これは必要なことなのよ。だから死んで?」
バキバキグサッグチャ
「うああああ!?いっ。アガガガ。ひぇーひぇー」
「これで終わりね」
「お、お願......い。死な......ないで。私の......お願い......を......聞い......て。この......子を......スカイを......育て......て......お願い。大......親友......の......最後の......願い......よ」
「私に赤子の世話をしろと?冗談じゃ無いわ‼︎貴方なんて大親友でもなんでも無いわ‼︎ハヌル、あんたと出会えて良かったなんてもう思わない‼︎絶対に‼︎」
「大......好き......よ。ネイ......チャー」
「!?私は、ハヌルに裏切って欲しくなくてこんな事をしてしまった‼︎もう取り返しもつかない。ごめん。ごめんね。本当にごめんなさい‼︎」
「うぎゃあ。うぎゃあ‼︎おぎゃああ!」
「こんなにも小さいのに声を出せるのね。わかったわ。でも洗脳はする。この事をバレないように洗脳をさせて貰うわ‼︎私の可愛い息子。スカイ」
あまりの衝撃な事実に言葉を失っていた。スカイはふと我に返り大泣きをした。
「母様。母様ああああ!?うわああん‼︎なんでだよ!どうして抵抗しないんだよ!少しは抵抗をすれば勝てたかもしれないのに黙って殺されるなんてあり得ないよ!うわあああああ‼︎ふざけるな‼︎僕の母様を返せよ‼︎」
「......」
「ラフォーレか?なんでだよ。なんで何もしないで黙って見てたんだよ!」
「......」
「何か言えよ‼︎ラフォーレ‼︎」
「解除完了」
「はっ?」
「今から貴方を元の世界に返します。私は、ラフォーレ様ではありません。姿形は同じでも中身が全く別です。貴方に真実を伝える為に此処に連れて来ました。本当の真実を知って貴方はまだ、ラフォーレ様達の敵にいるおつもりですか⁇」
「いや。僕もう、ネイチャーの言いなりなんてならない!」
「貴方の洗脳状態は過去を見ている間に解かせていただきました」
「ありがとう」
「では戻ります」
眩い光と共にスカイはみんなの居る所に戻ったのであった。
次に続く
「......」
「ラフォーレ⁇あっおい!?ラフォーレ‼︎どこに行くんだ⁇待ってくれ‼︎此処はどこなんだ⁇ラフォーレ‼︎」
スカイはラフォーレ?を追いかけて暗闇を進んだ。しばらくすると二人の女性の叫び声が聞こえた。その中に赤ん坊の鳴き声も聞こえた。
「ネイチャー‼︎もういい加減してよ‼︎こんなことしても誰も幸せになれない‼︎」
「仕方ないじゃ無い‼︎このままだと自然が全部なくなっちゃう‼︎だから殺すしか無かったのよ‼︎」
「だからって世界の人間を半分も殺すなんて最低よ‼︎」
「ねぇ?貴方は私の大親友よね?」
「今のいままではね」
「どうして?大親友なら、友達を見捨てることなんて出来ないわ‼︎そうでしょ⁇ハヌル‼︎」
「私は、ネイチャーにこんなことして欲しくなった‼︎こうなる前に相談して欲しかった!」
「もういいよ。ハヌルが友達で居てくれないなら殺すよ。死んで‼︎私も死ぬよ」
「何を言ってるの!?友達だから止めているのよ‼︎大切だから間違っているってわかっているから止めるよの‼︎」
「私のことよりもその赤子の方が大事なんでしょ‼︎」
「確かにそうかもしれない。だってこの子は私の大切な大切な子供だから‼︎」
「名前なんて言うんだっけ⁇」
「スカイよ!」
「えっ?今、スカイって言った?僕の名前。じゃあこの人が僕の本当の母様。でもどうして、ラフォーレはこの事実を知っているんだ?」
「ハヌルごめんね。さようなら」
「グハッ!?やめ......」
「安心してその子には手を出さないから。絶対に手を出さない。約束する」
「駄目。これ......以上罪を......重ね......ないで......お願いよ」
「罪?そうね。普通に見たらそうなるね。でもね、これは必要なことなのよ。だから死んで?」
バキバキグサッグチャ
「うああああ!?いっ。アガガガ。ひぇーひぇー」
「これで終わりね」
「お、お願......い。死な......ないで。私の......お願い......を......聞い......て。この......子を......スカイを......育て......て......お願い。大......親友......の......最後の......願い......よ」
「私に赤子の世話をしろと?冗談じゃ無いわ‼︎貴方なんて大親友でもなんでも無いわ‼︎ハヌル、あんたと出会えて良かったなんてもう思わない‼︎絶対に‼︎」
「大......好き......よ。ネイ......チャー」
「!?私は、ハヌルに裏切って欲しくなくてこんな事をしてしまった‼︎もう取り返しもつかない。ごめん。ごめんね。本当にごめんなさい‼︎」
「うぎゃあ。うぎゃあ‼︎おぎゃああ!」
「こんなにも小さいのに声を出せるのね。わかったわ。でも洗脳はする。この事をバレないように洗脳をさせて貰うわ‼︎私の可愛い息子。スカイ」
あまりの衝撃な事実に言葉を失っていた。スカイはふと我に返り大泣きをした。
「母様。母様ああああ!?うわああん‼︎なんでだよ!どうして抵抗しないんだよ!少しは抵抗をすれば勝てたかもしれないのに黙って殺されるなんてあり得ないよ!うわあああああ‼︎ふざけるな‼︎僕の母様を返せよ‼︎」
「......」
「ラフォーレか?なんでだよ。なんで何もしないで黙って見てたんだよ!」
「......」
「何か言えよ‼︎ラフォーレ‼︎」
「解除完了」
「はっ?」
「今から貴方を元の世界に返します。私は、ラフォーレ様ではありません。姿形は同じでも中身が全く別です。貴方に真実を伝える為に此処に連れて来ました。本当の真実を知って貴方はまだ、ラフォーレ様達の敵にいるおつもりですか⁇」
「いや。僕もう、ネイチャーの言いなりなんてならない!」
「貴方の洗脳状態は過去を見ている間に解かせていただきました」
「ありがとう」
「では戻ります」
眩い光と共にスカイはみんなの居る所に戻ったのであった。
次に続く
0
あなたにおすすめの小説
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【12月末日公開終了】これは裏切りですか?
たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。
だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。
そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる