転生したら森の主人になりました

転生したら森の主人になりました3

転生したら森の主人になりました時の時空間その2

　「おっほほほ。駄目じゃぞ。そのお方はわしらの母で居られる方だ。手出しは無用じゃぞ」
　「ふざけんな‼︎ラフォーレの時を戻しやがれよ‼︎」
　そう。私は時間を操る神三銃士によって時間を止められている。
　「......」
　「時間の神タイム君‼︎未来の神フューチャーちゃん‼︎そして過去の神パースト君‼︎貴方達がしている事は立派な規則違反よ‼︎神剥奪されても文句は言えないわ‼︎」
　「たかが、数千年の神がわしらに説教かのう。おー恐ろしや」
　「ふざけている場合じゃないわ‼︎」
　「我輩達も望んでやっているわけではない。その事については承知してほしい」
　「そんなの認めるわけねぇだろがよ‼︎」
　「さようなら。ラフォーレ.ア.ウッド」
　「おい‼︎テメェ！話の途中でそれは無いわ‼︎」
　「大変ー‼︎ラフォーレちゃんを早く連れ戻さないとぉ‼︎」
　「わかっているわよ‼︎」
　「......」
　「どうしたのじゃ⁇フューチャー⁇」
　「......なんでも無い。でもやりすぎだと思うよ」
　「そうかのう⁇」
　「神四人を相手って部が悪いわね」
　「あっちの神は俺達でなんとかする‼︎だから‼︎ライフは時の神アワーだっけ⁇そいつを頼むぜ」
　「あら？フィードバック君が私達を頼るなんて珍しいわね」
　「今はそんな事言っている場合じゃねぇからな‼︎」
　「そうね」
　「アクア‼︎スカイ‼︎ついでに、ライト‼︎ラブ‼︎お前らも参戦しろ‼︎」
　「もぉうー‼︎フィードバック君‼︎レディーにはもっと優しく言うのよぉ‼︎」
　「君の指示に従うよ」
　「サンキューな‼︎」
　「邪魔はさせんぞ」
　「そうだな」
　「......ごめんなさい」
　「は？」
　「......っ‼︎」
　「何をしておる‼︎フューチャー‼︎お主の相手はあっちじゃろうが‼︎」
　「やっぱり‼︎ラフォーレさんを犠牲にするのは嫌だ‼︎」
　「そうだよな‼︎」
　「フューチャー様‼︎」
　「このまま押し切るぞ‼︎」
　「舐めるなよ？ガキが‼︎」
　「フューチャー......お主は止まっておるのじゃ」
　カチン
　「うっ‼︎」
　「チッ！避けるなよあー‼︎我輩の攻撃を避けていいのは、パーストだけだ」
　「理不尽‼︎理不尽すぎるよ‼︎てか、アホ！」
　「黙らんか‼︎」
　ゴォー
　「俺達の存在も忘れちゃー困るぜ」
　「クソガキどもが‼︎」
　カチン
　「ダルク君‼︎」
　「わかっている‼︎俺様に任せろ‼︎」
　「あの時は役に立たなかったのに......今は立つんですね」
　「んだこら‼︎もういっぺん言ってみろ‼︎」
　「前は役に立たなかったです」
　「むきぃー‼︎」
　「何をしているのかしら⁇」　　
　「無駄話しているんじゃねえよ‼︎」
　「タロット様‼︎」
　「ウッズ君‼︎ラフォーレちゃんみたいにツル出せる？」
　「無理です‼︎」　　
　「そ、即答ね」
　「でもこんな事は出来ます」
　「......ツルの巨人」
　「初めて見ました」
　「当たり前だよ‼︎うちらが生きている間にあんな事したのは、ウッズ以外居ないよ‼︎」
　「なんで？なんで邪魔するの⁇ここから出たいだけなのに‼︎」
　「貴方は女神様を皆殺しにした罪があるわ‼︎だからその罪を償うのよ‼︎」
　「いやあー‼︎」
　「ギャーギャーギャーギャーと良くほざきおるな。我達の邪魔をするなんてみっともない。馬鹿らしい」
　「うわー。フラワーちゃん。それはきつい言い方よ」
　「黙れ。我に口出しするでは無い‼︎」
　「......そうね」　　
　「その顔やめろ‼︎」
　「はーい」
　「みっともなくなんか無いんだから‼︎出たいだけだもん‼︎女神だって、私の大切なものを奪ったから復讐しただけだもん‼︎悪い⁇」
　「ふっ‼︎悪いに決まっておる。貴様は何を取られた？そんなに大事なら誰も触れんようにすればよかったのでは無いのか⁇えっ？違うか？」
　「そ、それは......」
　「その腹いせに女神様を殺した？負け犬の遠吠えにしか聞こえんわ！」
　「フラワーちゃん‼︎」
　「うるさーい‼︎あんたをぐちゃぐちゃに切り裂いてやる‼︎」
　「そんなもの貴様には出来るわけがなかろう」
　「そんな事ないもん‼︎」
　「彼奴らの母ではなかったのか？これでは貴様の方が幼い子供だな？」　　
　「死んじゃええええええええ‼︎」
　バーン
　「は？」
　「あれって......楓ちゃん！？」
　「なぜ貴様がここにおる？」
　「さっき生まれました‼︎」
　「う、生まれた！？」
　「それと、ラフォーレは無事だよ。今は気を失っているみたいだけど命に別状はないよ」
　「よ、良かった......」
　「ほんっと迷惑な奴だ」
　「もう！素直じゃ無いわね‼︎ラフォーレが無事で本当に良かったわ‼︎って言いなさいよ」
　「うるさい‼︎」
　「このままで終わるなんて思わないで‼︎」
　どうして、私が時の時空間を抜け出せて、楓が生まれたかは......。
　次に続く