転生したら森の主人になりました

上野佐栁

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転生したら森の主人になりました4

転生したら森の主人になりました償いその2

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 カチン
 「ゔっ......‼︎」
 魔力が吸われるようにどんどん減っていく。
 「......負けない。負けてたまるか!」
 「あれ?ラフォーレが覚醒状態に戻ってるぞ!?」
 「あら?本当ね?そんなことよりもなぜ、パースト君逹が居るのかしら?フューチャーちゃん。説明してくれるわよね?」
 「うん。この戦いに勝つためには私達三人の時を操る力が必要だと思ったから......二人を牢屋から出したの」
 「......私が言いたいことわかるわよね?」
 「......うん」
 「貴方達三人には後で罰を与えるわ」
 「覚悟は出来てる」
 「そう」
 「おい。お前ら!そんな事言っている場合か?ラフォーレが負けそうだぞ?」
 「ぐっ‼︎」
 バーシャーン
 ゴォー
 ボォー
 「水に風に炎?皆んな!」
 「ラフォーレだけにやられるわけないでしょ?」
 「僕達の力をみくびるのも大概にしないと痛い目に遭うぞ」
 「スカイはともかく、俺とアクアは覚醒しているんだ。負けるわけないぜ」
 「なぁ?僕を貶めたいのか?僕だけが覚醒出来なくてざまーって思ってるのか?」
 「そ、そんなこと思ってない‼︎」
 「フィードバック......最低」
 「うっせ!」
 「ブラックホールに呑み込まれるだけの力なんぞ意味ねぇーんだよ!ばーか!」
 「意味あるよ」
 「は?」  
 カチン
 「お陰で、時空の狭間が広がった‼︎」
 「な、なに!?」
 「貴方の負けよ!」
 そのままブラックホールを時空の狭間に押し込んだ。
 「はぁはぁ‼︎」
 「嘘だろ?」
 「それと貴方の力はハプニング?」
 「......なぜわかった?」
 「だって、使う魔法が全然一致しないからハプニングみたいだなって思ったの。決めてはそうね。ブラックホールを出した事かなぁ?」
 「頭がキレる奴は嫌いだ」
 「私も貴方が大っ嫌い‼︎」
 「......」
 「そうかよ」
 「......ラフォーレ。お兄様に勝てるの?」
 「貴方は死者だから死の世界に......私のお父さんだった人に死者の番人に裁かれなさい‼︎」
 「私は知っている。ラフォーレはもう限界だって......」
 「あいつなんぞに俺を裁くことは出来なさい。だって、アワーも俺も魂ごと消滅するからな!」
 「はっ!?」
 「えっ......」
 「アワー!?」
 ドーン
 「な、なんで?どうして?なんで、私のを庇うの?私はもう死んでいるんだよ!?」
 「だ、だって......存在が無かったことになるのは悲しいから......」
 背中に大怪我を負った。立ち上がるのも困難だ。
 「ラフォーレちゃん‼︎」
 「おい!ラフォーレ‼︎避けろ!?」
 「お兄様!?ラフォーレに何をするつもりなの?やめてえええ!?」
 「ラフォーレ‼︎」
 「菜摘‼︎」
 「このっ!」
 ゴキッ
 「......っ!?」
 「な、何してんのよ......ラフォーレの首をへし折るなんて!」
 「お前になにが出来る?死んでも尚この世界から......未練タラタラの状態で、俺に勝てるなんて思うなよ?」
 「うわあああああああ‼︎」
 「消えろ」
 ゴンッ
 「なんだ?」
 「よくも......よくも姉さんを!」
 「ああ......森の主人のクソ弟か......めんどくせぇ」
 「うおおおおおおおおお‼︎」
 「俺が作ったハプニングは決して破れない。お前逹の力じゃなぁ」
 「母上を傷付けたな!」  
 「俺......怒ったぞ!完全にキレだぞ!」
 「よくも叔母さんを!許さない!」
 「僕も許せない。君は今すぐに消えるべき!」
 「黙れよ。クソガキが......」   
 ドンバンゴンッ
 「ラフォーレちゃん!しっかりして!」
 「これは......かなり酷いのう」
 「回復魔法で‼︎」
 「待て」
 「何よ!」
 「わしとライフよ。お主の力を融合させんといかんのう」
 「え?」
 「わしの戻す魔法とライフの回復魔法を同時に使うのじゃ。うまくいけば......」
 「......首をへし折られる前にラフォーレだけを戻せる?」
 「正解じゃ。流石は我らの母じゃのう」
 「これしか方法がないのならやるわ!」
 「神の規則違反ではあるが......」
 「ラフォーレちゃんには恩があるわ」
 「私の力も使って。時の神の力なら......」
 「パースト君の力に代用出来る」
 「うん」
 「いくわよ!」
 「いつでもいいぞ」
 「ヒーリング」
 「リターン」
 「時の精霊よ。我と共に......その者の時間を戻そう。我と一緒にその者を救おう。時の神の名の元に!」
 折れたはずの骨が戻っていく感覚がある。動かせなかった指が少しだけ動くようになった。今度は油断しない。アワーも皆んなも世界も皆んなと一緒に救うんだ!そう思うようになった。人でじゃなく皆んなでそう強く今なら思える。
 次に続く
 
 
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