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過去編
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【九鬼】
ひたすらに柔らかい胸でペニスを扱かれ続けている。
もう正直ガチガチなわけだが、一度イっておいた方が後々楽かもしれない。
左千夫クンの方へと視線を向けると、口を歯ブラシに突っ込まれて喘いでいた。
ジョーという男がそういう変な特殊能力なのだろうが…やはり自分の意思以外で左千夫クンが喘いでるのを見るのはいい気分ではない。
ただ、こういう状況に少し興奮してしまうのも確かだった。
暫く胸の刺激に耐えていたが、左千夫クンが何かをジョーに問われた所で射精したのが見えた。
歯を磨かれるだけでイっている彼を罵ってやりたかったが、そうもいかない。
というか、腹が立ってきた。
「……あー麗華ちゃんのおっぱいきもちー♪そろそろボクイっちゃいそー。
ボクの精液口の中で受け止めてくれる?それとも顔に出される方が好きかナ?」
ワザと左千夫クンに聞こえるように大きな声で喋りながら、イタズラに笑った。
【三条麗華】
「私はお口にミルクいっぱい注いで貰うのが好きです。」
にっこりと微笑みながらそう告げると、私は九鬼さんのペニスを口に含んでジュルルルと態と音を立てて吸い上げる。
すると彼は何の抵抗も無く、射精してくれた。
口いっぱいにミルクを頬張っていると、私の首輪から“プラス1ポイント”と言う機械音が響いた。
私は口に精液を含んだまま九鬼さんに重なる様にと四つん這いのまま上がっていく。
そして、彼の顎、唇をゆっくり撫でた。
こうすると言葉は喋れるがそれ以上に力が入らなくなるので噛みつかれることは無くなる。
九鬼さんの顎を押さえ付ける様にしてから、唇をギリギリまで寄せ、精液を流しこんで行く。
きっと九鬼さんはこう言った行為は嫌いだ。
そう分かりながら私は行った。
「駄目ですよ、九鬼さん……私との行為に集中してください?」
さっきから、九鬼さんは神功さんばかり見ている。
今は私のものだと言うことを認識させて上げないといけない。
私はベッドから降りると、リードが付いた赤い首輪を取り、それを彼の首へと取り付けてた。
「可愛い…。九鬼さんはこう言うのも似合いますね?…神功さんとは、恋人…なのですか?」
ニコニコと笑みを浮かべたままリードを軽く引っ張った。
【九鬼】
「…………っ」
あっけなく射精してしまったが、自分の放った精液を口へと流し込まれると自然と眉を顰めてしまう。
しかし、彼女の能力で唇はうまく動かない。
飲み込むしかないのかと、気分を悪くしながら喉奥へと流し込んだ。
これだけは本当に慣れない。
こんな状態じゃなかったら彼女を力ずくでも突き離しているだろう。
私との行為に集中しろ、と言われると、左千夫クンの事を考えていたのはバレバレだったようだ。
できることならボクも集中したいところなんだけど。
彼女が一度ベッドから降りた。
そして、赤い首輪をどうするのかと見ていたら、ボクの首へと取り付け始めて更に気分が悪くなる。
可愛い、と言われるような容姿ではない。
そして、ボクは利益の発生しないこういう行為が大嫌いだ。
今は競技中なので仕方が無いが、自分の中の熱がどんどん冷め始めていくのがわかった。
リードを軽く引っ張られると、彼女の笑みに向かって愛想笑いを返す。
「左千夫クンと恋人だったら……どうなの?
身体の関係はあるけど、彼とは契約してるだけの関係だヨ。
それ以上でも以下でもない」
左千夫クンの事もあり、苛立ちが余計に募り始めていた。
ひたすらに柔らかい胸でペニスを扱かれ続けている。
もう正直ガチガチなわけだが、一度イっておいた方が後々楽かもしれない。
左千夫クンの方へと視線を向けると、口を歯ブラシに突っ込まれて喘いでいた。
ジョーという男がそういう変な特殊能力なのだろうが…やはり自分の意思以外で左千夫クンが喘いでるのを見るのはいい気分ではない。
ただ、こういう状況に少し興奮してしまうのも確かだった。
暫く胸の刺激に耐えていたが、左千夫クンが何かをジョーに問われた所で射精したのが見えた。
歯を磨かれるだけでイっている彼を罵ってやりたかったが、そうもいかない。
というか、腹が立ってきた。
「……あー麗華ちゃんのおっぱいきもちー♪そろそろボクイっちゃいそー。
ボクの精液口の中で受け止めてくれる?それとも顔に出される方が好きかナ?」
ワザと左千夫クンに聞こえるように大きな声で喋りながら、イタズラに笑った。
【三条麗華】
「私はお口にミルクいっぱい注いで貰うのが好きです。」
にっこりと微笑みながらそう告げると、私は九鬼さんのペニスを口に含んでジュルルルと態と音を立てて吸い上げる。
すると彼は何の抵抗も無く、射精してくれた。
口いっぱいにミルクを頬張っていると、私の首輪から“プラス1ポイント”と言う機械音が響いた。
私は口に精液を含んだまま九鬼さんに重なる様にと四つん這いのまま上がっていく。
そして、彼の顎、唇をゆっくり撫でた。
こうすると言葉は喋れるがそれ以上に力が入らなくなるので噛みつかれることは無くなる。
九鬼さんの顎を押さえ付ける様にしてから、唇をギリギリまで寄せ、精液を流しこんで行く。
きっと九鬼さんはこう言った行為は嫌いだ。
そう分かりながら私は行った。
「駄目ですよ、九鬼さん……私との行為に集中してください?」
さっきから、九鬼さんは神功さんばかり見ている。
今は私のものだと言うことを認識させて上げないといけない。
私はベッドから降りると、リードが付いた赤い首輪を取り、それを彼の首へと取り付けてた。
「可愛い…。九鬼さんはこう言うのも似合いますね?…神功さんとは、恋人…なのですか?」
ニコニコと笑みを浮かべたままリードを軽く引っ張った。
【九鬼】
「…………っ」
あっけなく射精してしまったが、自分の放った精液を口へと流し込まれると自然と眉を顰めてしまう。
しかし、彼女の能力で唇はうまく動かない。
飲み込むしかないのかと、気分を悪くしながら喉奥へと流し込んだ。
これだけは本当に慣れない。
こんな状態じゃなかったら彼女を力ずくでも突き離しているだろう。
私との行為に集中しろ、と言われると、左千夫クンの事を考えていたのはバレバレだったようだ。
できることならボクも集中したいところなんだけど。
彼女が一度ベッドから降りた。
そして、赤い首輪をどうするのかと見ていたら、ボクの首へと取り付け始めて更に気分が悪くなる。
可愛い、と言われるような容姿ではない。
そして、ボクは利益の発生しないこういう行為が大嫌いだ。
今は競技中なので仕方が無いが、自分の中の熱がどんどん冷め始めていくのがわかった。
リードを軽く引っ張られると、彼女の笑みに向かって愛想笑いを返す。
「左千夫クンと恋人だったら……どうなの?
身体の関係はあるけど、彼とは契約してるだけの関係だヨ。
それ以上でも以下でもない」
左千夫クンの事もあり、苛立ちが余計に募り始めていた。
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