150 / 211
連載
284.ぞくぞくと集まるみんな
しおりを挟む
「フィオーナ! エイデン! レン!」
「母さん、兄さん!!」
スノーラの横から顔を出して向こうを見てみたら、ローレンスさんとレオナルドお兄ちゃん、それからセバスチャンさんにケビンさん達が走って来てました。良かった! ドラゴンお父さん達が大丈夫だって言ってたけど、心配してたんだよ。
ローレンスさんは僕達の所に着くとすぐにフィオーナさんを抱きしめて、レオナルドお兄ちゃんはエイデンお兄ちゃんと手をグーにして、トンッてぶつけて挨拶しました。
それから今度は交代して、ローレンスさんがエイデンお兄ちゃんを抱きしめて、フィオーナさんがレオナルドお兄ちゃんを抱きしめたよ。
うんうん、怪我もしてないみたい。擦り傷とかはあるけど、みんな無事で良かったよ。僕達がうんうん頷いていたら、今度はローレンスさんが僕を抱きしめてくれて、それからレオナルドお兄ちゃんが僕の頭をなでなで。
「みんな無事そうで良かった。魔法陣が消えて、しかも嫌な気配が消えたからもしかしてと思ったんだが。封印に成功したのか?」
『ああ、マサキの力を借りて何とかな』
「マサキ? マサキとはマサキ様の事か!? 一体どう言う事だ」
ニコニコ僕を抱きしめていたローレンスさんが変な顔をします。
「あなた、詳しい話は後でするわ。それよりもまずは確認して」
フィオーナさんが僕を離したローレンスさんを、魔法陣の封印の印の場所へ連れて行きます。その後にセバスチャンさん達も続いて。フィオーナさんがささっと印について説明します。
その間に僕が周りを見ていたら、僕達が居る場所に、どんどんみんなが集まって来ました。まず来たのはバディーの仲間ね。たくさんの仲間を連れて来てくれたバディー、すぐに今いる場所はブラックパンサーだらけに。バディーはフィオーナさんみたいに、すぐに今の状況を説明します。
『他にもここに集まって来ている者達がいる、お前達はこっちに集まれ』
バディーがみんなを連れて、ちょっと向こうへ移動しました。ゾロゾロついていくブラックパンサー達。ブラックパンサー達もみんな大きな怪我はしていないみたいです。
でもう~ん、ローレンスさん達もブラックパンサー達も、見ただけじゃ分からない怪我をしているかも。後で聞いてみて、もし怪我をしているなら、僕のヒールで治してあげよう!
そしてブラックパンサー達の次に集まって来たのは、ハイエルフさん達と、ハイエルフさん達が乗って来た、大きなもふもふの鳥さん魔獣達です。バディー達が向こうへ行って広くなった場所は、今度はハイエルフさんともふもふの鳥さん魔獣だらけに。
最初見た時は遠くからしか見えなくて、でも可愛いなぁって思っていたけど、近くで見るとやっぱりとってもも可愛かったよ。後それとね、大きさが思っていたよりも大きかったです。丸っこいぶんスノーラよりも大きく見えるかも。
良いなぁハイエルフさん達、僕もちょっとだけ乗せてもらえないかなぁ? 何て事を思っていたる時、ユイゴさんがハイエルフさん達に話しをします。
「ディアブナスとコレイションは完全に封印した。詳しい話しは後でするが、ここだと邪魔になる、こっちで話しをするぞ」
ユイゴさんがハイエルフさん達を連れて、バディー達みたいに、バディー達とは反対の方へ歩いて行きます。アーティストさんは僕達の所に残ったよ。そんなアーティストさんの所に、1匹のもふもふ鳥さん魔獣が歩いて来ました。
「ウィルピー無事でしたか」
アーティストさんがもふもふ鳥さん魔獣の首を撫でます。魔獣さんは嬉しそうに『ぴゅいぃぃ!!』って鳴いた後、アーティストさんにスリスリして。
「あーてぃしゃん、とりしゃんおにゃまえ、うぃぴー?」
う~ん、ごめんね。ちゃんと言えないの。僕的にはウィルピーって言ってるつもりなんだけど。
「ええ、この子の名前はウィルピー。セイクリドバードと言う魔獣ですよ」
『ウィルピー可愛いね!』
『それにとっても気持ちよさそうなの!』
「うん! かわいいち、もふもふ!」
「ありがとうございます。ウィルピーは私の大切な友人なのですよ。今まで門の方で戦っていてもらいました。後でゆっくりブラッシングしてあげますね」
『ピュイィィィ!!』
あ、ウィルピーとっても嬉しそう。そうだ! 僕もスノーラのことなでなでするんだった。スノーラそう言ってたもんね。ついでにブラッシングもしてあげよう、スノーラはブラッシングも好きだもんね。
と、その前に、ちょっとアーティストさんにお願いしてみようかな? 今僕は、ルリとアイスをしっかりと掴んでます。だって今にもウィルピーの方へ飛んでいきそうだったんだもん。ブローのことはドラちゃんが掴まえていてくれたよ。
勝手にウィルピーの方へ飛んでいって、勝手に触ったら怒られちゃうかも。ちゃんと聞いてからじゃないとね。僕も抱きつきたいの我慢してるんだから、今聞いてみるから待ってて。
「あーてぃしゃん」
「はい、何ですか?」
「えちょ、うぃぴー、しゃわっちぇもい?」
『レン、それにルリ達も、それは難しいと思うぞ』
アーティストさんよりも先に答えたのはスノーラでした。セイクリドバードはとっても珍しい魔獣で、こんなにいっぱい1度に見られる事は、一生に1回あるかないか。たとえ数匹でも、しかもとっても警戒心が強いからすぐに逃げちゃって、ゆっくり見ることはできないんだって。
でも戦うととっても強いセイクリドバード。もし人間や獣人、他の種族の人達が、セイクリドバードの住処を荒そうとしたら、全力で排除しにくるって。昔のマサキさんじゃないけど、森や林や街を群で攻撃して、全てを消し去るみたいです。
そんなちょっと怖いセイクリドバードさん達。でも唯一とっても仲良しな人達がいました。
「母さん、兄さん!!」
スノーラの横から顔を出して向こうを見てみたら、ローレンスさんとレオナルドお兄ちゃん、それからセバスチャンさんにケビンさん達が走って来てました。良かった! ドラゴンお父さん達が大丈夫だって言ってたけど、心配してたんだよ。
ローレンスさんは僕達の所に着くとすぐにフィオーナさんを抱きしめて、レオナルドお兄ちゃんはエイデンお兄ちゃんと手をグーにして、トンッてぶつけて挨拶しました。
それから今度は交代して、ローレンスさんがエイデンお兄ちゃんを抱きしめて、フィオーナさんがレオナルドお兄ちゃんを抱きしめたよ。
うんうん、怪我もしてないみたい。擦り傷とかはあるけど、みんな無事で良かったよ。僕達がうんうん頷いていたら、今度はローレンスさんが僕を抱きしめてくれて、それからレオナルドお兄ちゃんが僕の頭をなでなで。
「みんな無事そうで良かった。魔法陣が消えて、しかも嫌な気配が消えたからもしかしてと思ったんだが。封印に成功したのか?」
『ああ、マサキの力を借りて何とかな』
「マサキ? マサキとはマサキ様の事か!? 一体どう言う事だ」
ニコニコ僕を抱きしめていたローレンスさんが変な顔をします。
「あなた、詳しい話は後でするわ。それよりもまずは確認して」
フィオーナさんが僕を離したローレンスさんを、魔法陣の封印の印の場所へ連れて行きます。その後にセバスチャンさん達も続いて。フィオーナさんがささっと印について説明します。
その間に僕が周りを見ていたら、僕達が居る場所に、どんどんみんなが集まって来ました。まず来たのはバディーの仲間ね。たくさんの仲間を連れて来てくれたバディー、すぐに今いる場所はブラックパンサーだらけに。バディーはフィオーナさんみたいに、すぐに今の状況を説明します。
『他にもここに集まって来ている者達がいる、お前達はこっちに集まれ』
バディーがみんなを連れて、ちょっと向こうへ移動しました。ゾロゾロついていくブラックパンサー達。ブラックパンサー達もみんな大きな怪我はしていないみたいです。
でもう~ん、ローレンスさん達もブラックパンサー達も、見ただけじゃ分からない怪我をしているかも。後で聞いてみて、もし怪我をしているなら、僕のヒールで治してあげよう!
そしてブラックパンサー達の次に集まって来たのは、ハイエルフさん達と、ハイエルフさん達が乗って来た、大きなもふもふの鳥さん魔獣達です。バディー達が向こうへ行って広くなった場所は、今度はハイエルフさんともふもふの鳥さん魔獣だらけに。
最初見た時は遠くからしか見えなくて、でも可愛いなぁって思っていたけど、近くで見るとやっぱりとってもも可愛かったよ。後それとね、大きさが思っていたよりも大きかったです。丸っこいぶんスノーラよりも大きく見えるかも。
良いなぁハイエルフさん達、僕もちょっとだけ乗せてもらえないかなぁ? 何て事を思っていたる時、ユイゴさんがハイエルフさん達に話しをします。
「ディアブナスとコレイションは完全に封印した。詳しい話しは後でするが、ここだと邪魔になる、こっちで話しをするぞ」
ユイゴさんがハイエルフさん達を連れて、バディー達みたいに、バディー達とは反対の方へ歩いて行きます。アーティストさんは僕達の所に残ったよ。そんなアーティストさんの所に、1匹のもふもふ鳥さん魔獣が歩いて来ました。
「ウィルピー無事でしたか」
アーティストさんがもふもふ鳥さん魔獣の首を撫でます。魔獣さんは嬉しそうに『ぴゅいぃぃ!!』って鳴いた後、アーティストさんにスリスリして。
「あーてぃしゃん、とりしゃんおにゃまえ、うぃぴー?」
う~ん、ごめんね。ちゃんと言えないの。僕的にはウィルピーって言ってるつもりなんだけど。
「ええ、この子の名前はウィルピー。セイクリドバードと言う魔獣ですよ」
『ウィルピー可愛いね!』
『それにとっても気持ちよさそうなの!』
「うん! かわいいち、もふもふ!」
「ありがとうございます。ウィルピーは私の大切な友人なのですよ。今まで門の方で戦っていてもらいました。後でゆっくりブラッシングしてあげますね」
『ピュイィィィ!!』
あ、ウィルピーとっても嬉しそう。そうだ! 僕もスノーラのことなでなでするんだった。スノーラそう言ってたもんね。ついでにブラッシングもしてあげよう、スノーラはブラッシングも好きだもんね。
と、その前に、ちょっとアーティストさんにお願いしてみようかな? 今僕は、ルリとアイスをしっかりと掴んでます。だって今にもウィルピーの方へ飛んでいきそうだったんだもん。ブローのことはドラちゃんが掴まえていてくれたよ。
勝手にウィルピーの方へ飛んでいって、勝手に触ったら怒られちゃうかも。ちゃんと聞いてからじゃないとね。僕も抱きつきたいの我慢してるんだから、今聞いてみるから待ってて。
「あーてぃしゃん」
「はい、何ですか?」
「えちょ、うぃぴー、しゃわっちぇもい?」
『レン、それにルリ達も、それは難しいと思うぞ』
アーティストさんよりも先に答えたのはスノーラでした。セイクリドバードはとっても珍しい魔獣で、こんなにいっぱい1度に見られる事は、一生に1回あるかないか。たとえ数匹でも、しかもとっても警戒心が強いからすぐに逃げちゃって、ゆっくり見ることはできないんだって。
でも戦うととっても強いセイクリドバード。もし人間や獣人、他の種族の人達が、セイクリドバードの住処を荒そうとしたら、全力で排除しにくるって。昔のマサキさんじゃないけど、森や林や街を群で攻撃して、全てを消し去るみたいです。
そんなちょっと怖いセイクリドバードさん達。でも唯一とっても仲良しな人達がいました。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5,344
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。