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訓練シリーズ
二人の時間②
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拘束/くすぐり/耳責/乳首責/羞恥/連続絶頂/小スカ表現有
攻→七彩/視点
受→柚木
◇ ◆
「あははっ……だめ、だめ!やめっ」
「えー?だって柚木が言ったんじゃん。学にどんな訓練したのー?ってさぁ。だから直接教えてあげてんのー」
先日訓練して以来、俺を慕うようになった学を見て組織のみんなは驚いた。柚木も例外ではなく、何があったのか気になったようで、夜一緒に部屋で呑んでいる時にふと問いかけてきた。
「俺は…っ、何があったのか、聞きたかっただけで…!ひゃあっ、んん、」
ほろ酔い気味の柚木を押し倒すのは簡単だった。ベッドに押し付けて万歳させ、下ろせないようにタオルで結んで固定し、今は優しく肌を撫で回している。
寒いので上着しか脱がせてないのだが、着衣姿は逆に唆られる──といえば変態みたいになるが、暴れて服が捲れ上がり、綺麗なへそや脇腹がちらっと見えるとやっぱり艶めかしい。
「学もくすぐり苦手みたいでさぁ。すごい可愛かったよ?まぁ柚木には負けるかもしれないけど」
「俺は可愛くない…っ、んぅ、」
服の中へ手を入れ、優しく脇の下をくすぐると涙目になりながら暴れる体。動きを封じるために覆い被さって体重をかけると、ビクビクと跳ねているのが直に伝わってくる。
「可愛いよー?耳まで赤くしちゃってぇ」
耳元へ唇を近付け、息を吹きかけながらそう伝えると、ビクッと大きく体が跳ねた。それも可愛くてゆっくりと舌を這わせながら指をこちょこちょと動かすと、激しくベッドの軋む音が聞こえた。
「やっ、ははは!やめ…っ!ぁはっ、」
「んー?可愛すぎるから無理」
俺の下でビクビク跳ねる体が可愛くて、耳を優しく舌でなぞりながら脇腹をくすぐり続けた後、ぷくんと主張した胸の突起を服の上から突くと、更に体が大きく跳ねた。
「はぅ…っ、はぁ、ん、だめだっ、てば!おい…ばかっ」
「乳首弱いもんねー?」
親指で優しく乳首を撫でながら、他の4本の指で胸の横をくすぐると、ビクッと激しく体が跳ねたので更に体重をかけて動きを封じてみた。
「ひゃぁぁぁあ……!やめっ、それやめ…っ!!」
「んー?両方されるの苦手?可愛い~」
こしょこしょと胸の横をくすぐりながら時折爪で乳首を引っ掻くと、下半身に違和感を覚えた。
「あれれーねーねー柚木。俺の体に何か硬いものが当たってんだけど?もしかしてくすぐられただけで勃っちゃった?」
「…っるさい、耳元で喋んな…っ、分かった、もう分かったからぁ…!やめ…っ」
「俺もスイッチ入っちゃったから今更やめるとか無理。久しぶりにたっぷり堪能させて?」
舌を耳の穴へ差し込むと、更にバタバタ暴れ出したので指の動きも早めると、泣きそうな声でやめてと訴えてくる。
「ぁはぁ…!ひゃはは…っ!無理無理無理無理っ、どれか、やめ…っんぅ、…」
暫く継続して愛撫を続けると、どんどんの下半身が熱く湿ってきたのでグリッと膝を入れ込ませると、柚木の体はビクビクと小さく痙攣を起こした。
「…もしかしてちょっと膝でいじっただけでイッた?」
「黙れ……っもういいだろ!外せよ」
カァァッと顔を真っ赤に染めて蕩けた表情で睨みつけてくるので、つい加虐心が芽生えた。
「えー?本当にー?柚木ってば可愛い。出ちゃったなら気持ち悪いでしょ?俺が綺麗にしてあげるー」
「るさい…!余計なことすんな!お前はただタオル解けばいいんだよ!」
ぎゃあぎゃあ叫ぶ柚木を無視し、ずるっと勢い良く下着こと脱がしてみると、白濁液がまとまり付いた性器が姿を見せた。
「わぁ、えっろ」
「……っ!!見るな!ばか!」
「はいはい綺麗にするから足開いてねー?」
ぱかっと思いっきり足を開かせると、柚木は更に顔を真っ赤にしながら暴れ出した。もちろんイッたばかりでそこまで力は入ってないので簡単に開脚状態をキープ出来る。
「…っ、」
足が閉じれないと分かったのか、ふいっと顔を背けて羞恥に耐える柚木は本当にいじめがいがある。
「ねー、すごい濡れてるけどーやっぱりさっき膝で弄っただけでイッたのー?」
「…イッて、ない…し」
「そっかそっかぁ。イッてないならそろそろ限界でしょ?いっぱいイカせてあげるからねー」
閉じれないように足の間に体を入れ込ませ、少しだけ柔らかくなった柚木自身を握り、絶頂に導くように手を動かした。
「っ、んゃあ!!」
足を閉じようと俺の体を挟み込んでくる太腿の柔らかさを感じながら、ゆるゆると陰茎を揉み、先走りと精液で濡れる先端をくすぐった。
「ひゃぁぁぁぁあ!!今っ、むり、だめ…!また、イッ、ぁぁ!!」
ビクンと体をのけ反らせると、柚木は二度目の絶頂を迎えた。もちろん手を止める気はないので敏感になった亀頭部分を包み込む様にヌルヌルと愛撫すると、激しい反応が返って来た。
「やぁぁぁぁあ!!イッた!イッ、たから…!!やめて…!や゙ぁぁぁあッ」
「さっきイッてないって嘘ついたお仕置き」
指を輪っかにして陰茎を扱きながら、とろとろと涙を流す鈴口を擦ると、切羽詰まった余裕ない声が部屋に響いた。
「辛いねー?けど嘘ついた柚木が悪いんだよー?おかしくなるまでいじめてあげる」
ニコッと微笑みかけると、柚木は悔しそうにしながら歯を食い縛り、必死に刺激に耐えた。
その後、何度目か分からない絶頂を迎えた柚木は、もう声も出せないほどに疲れ果てていた。
「柚木ー平気ー?」
「……なわけ、ねーだろ……」
「あ、まだ喋れるからいいね」
蕩けた顔がよく見えるように、最初と同じ体勢に戻ると、柚木は力無くバタバタと腕を動かした。
「いい加減にしろって…もう、無理…」
「うんうん。何回もイッて疲れただろうから、休憩ね」
ニコッと微笑みかけて服の中へ手を入れると、それだけで小さく反応する体。胸元まで服を捲り上げた後、こちょこちょと脇の下をくすぐると、力無い笑い声が聞こえた。
「ひゃはぁ…っ、ははっ、もぉぉ…やめ、ろっ、何が休憩だよ…!」
「えー?優しく指動かしてるだけじゃん」
さわさわとくすぐりながら、露出した乳首を口へ含んだ。硬さがある突起を吸い上げ、舌で転がすと笑い声と甘い声が混ざった不思議な声が響く。
「やぁぁ…っ、ぁはっ、んん…!もぉ、だめ…っ」
ちゅっとわざと音を立てて乳首を吸いながら脇から胸の横、脇腹を順番にくすぐると、やだやだと腰をくねらせて喘ぎ出した。
「七彩…っだめ、むり…気持ちいっ、やだぁ…やだ、」
「気持ち良いならいいじゃん」
「へ、変になる…っくすぐったいのも気持ち良い…っ、おかしい、からっ…恥ずかしいっ」
「恥ずかしくないよ。感じてくれて嬉しい。何処が一番気持ちい?」
「…っ、今、触ってくれてるとこ、全部……」
そろそろ眠くなってきたからもあるのか、柚木はとろとろに蕩けた表情をしながら素直に言葉を口にし始めた。
「ちゃんと言えていい子だねー最後は胸でイッてみる?」
カリッと乳首を甘噛みすると、ビクッと大きく体を揺らしながらコクコクと頷いたので、くすぐる指を早めた。
「ひゃはぁ…!あっ、……気持ち、いっ、だめ、イッ──七彩、七彩…!」
「ん、イケそう?」
「七彩、だめ…むり、もうっ……」
──眠い。
「え」
柚木は最後にそう呟くと、なんとも言えないタイミングで眠りに落ちた。
◇ ◆
その後、どれだけ揺さぶっても起きなかったので不完全燃焼のまま行為は終わった。体は綺麗にして新しい服を着させたが、転がってベッドから落ちないように腕を縛ったままにして俺も寝ることにした──のだが。
数時間、ゲシゲシと激しい柚木のキックで目が覚めた。
「おい!!バカ七彩!起きろ!!」
半分寝ぼけた頭で柚木を見ると、顔は真っ赤に染まり、何故か涙目になっていた。
「あー…おはよぉ、柚木ぃ」
「挨拶はいいんだよ!てめぇ…いいからさっさと手ぇ解け!!」
「だってー寝てる時転がるでしょ。落ちない様にそのままにしてたのに」
「っ、いい、からぁ…早く!早く解いてお願い…!」
何故こんなに急かすのか分からずにぼーっとしていると、柚木は涙を流しながら小さく呟いた。
「っ、たい、」
「んぇ?」
「行きたいっ、トイレ…!早く、解いてっ、お願い…!」
その言葉を聞いて一気に覚醒した俺は、ふと柚木の足元に目をやると、内股でもじもじと可愛く揺れているのに気付いた。
「なぁんだ。ごめんねー、そういうことだったんだねぇ」
パカっと足を開かせてニコッと微笑みかけると、柚木はぽろぽろと涙を流しながら首を横に振った。
「ほ、本当に…今は!むりっ、無理だって!お願いトイレ行かせて……!」
ガクガク震える足を優しく撫でながら、服の上から下半身を撫でると、ピクッと小さな反応が返ってきた。
「俺の布団に出したことあるじゃん。今更気にしないから出せよ」
「っ、だれが、こんなとこで……っ」
「そんな震えた声で言われてもねぇ。ほら、もう限界でしょ?──出して?」
服の上から優しく刺激すると、柚木は恥ずかしそうに体を熱らせながら、体を震わせた。
end.
攻→七彩/視点
受→柚木
◇ ◆
「あははっ……だめ、だめ!やめっ」
「えー?だって柚木が言ったんじゃん。学にどんな訓練したのー?ってさぁ。だから直接教えてあげてんのー」
先日訓練して以来、俺を慕うようになった学を見て組織のみんなは驚いた。柚木も例外ではなく、何があったのか気になったようで、夜一緒に部屋で呑んでいる時にふと問いかけてきた。
「俺は…っ、何があったのか、聞きたかっただけで…!ひゃあっ、んん、」
ほろ酔い気味の柚木を押し倒すのは簡単だった。ベッドに押し付けて万歳させ、下ろせないようにタオルで結んで固定し、今は優しく肌を撫で回している。
寒いので上着しか脱がせてないのだが、着衣姿は逆に唆られる──といえば変態みたいになるが、暴れて服が捲れ上がり、綺麗なへそや脇腹がちらっと見えるとやっぱり艶めかしい。
「学もくすぐり苦手みたいでさぁ。すごい可愛かったよ?まぁ柚木には負けるかもしれないけど」
「俺は可愛くない…っ、んぅ、」
服の中へ手を入れ、優しく脇の下をくすぐると涙目になりながら暴れる体。動きを封じるために覆い被さって体重をかけると、ビクビクと跳ねているのが直に伝わってくる。
「可愛いよー?耳まで赤くしちゃってぇ」
耳元へ唇を近付け、息を吹きかけながらそう伝えると、ビクッと大きく体が跳ねた。それも可愛くてゆっくりと舌を這わせながら指をこちょこちょと動かすと、激しくベッドの軋む音が聞こえた。
「やっ、ははは!やめ…っ!ぁはっ、」
「んー?可愛すぎるから無理」
俺の下でビクビク跳ねる体が可愛くて、耳を優しく舌でなぞりながら脇腹をくすぐり続けた後、ぷくんと主張した胸の突起を服の上から突くと、更に体が大きく跳ねた。
「はぅ…っ、はぁ、ん、だめだっ、てば!おい…ばかっ」
「乳首弱いもんねー?」
親指で優しく乳首を撫でながら、他の4本の指で胸の横をくすぐると、ビクッと激しく体が跳ねたので更に体重をかけて動きを封じてみた。
「ひゃぁぁぁあ……!やめっ、それやめ…っ!!」
「んー?両方されるの苦手?可愛い~」
こしょこしょと胸の横をくすぐりながら時折爪で乳首を引っ掻くと、下半身に違和感を覚えた。
「あれれーねーねー柚木。俺の体に何か硬いものが当たってんだけど?もしかしてくすぐられただけで勃っちゃった?」
「…っるさい、耳元で喋んな…っ、分かった、もう分かったからぁ…!やめ…っ」
「俺もスイッチ入っちゃったから今更やめるとか無理。久しぶりにたっぷり堪能させて?」
舌を耳の穴へ差し込むと、更にバタバタ暴れ出したので指の動きも早めると、泣きそうな声でやめてと訴えてくる。
「ぁはぁ…!ひゃはは…っ!無理無理無理無理っ、どれか、やめ…っんぅ、…」
暫く継続して愛撫を続けると、どんどんの下半身が熱く湿ってきたのでグリッと膝を入れ込ませると、柚木の体はビクビクと小さく痙攣を起こした。
「…もしかしてちょっと膝でいじっただけでイッた?」
「黙れ……っもういいだろ!外せよ」
カァァッと顔を真っ赤に染めて蕩けた表情で睨みつけてくるので、つい加虐心が芽生えた。
「えー?本当にー?柚木ってば可愛い。出ちゃったなら気持ち悪いでしょ?俺が綺麗にしてあげるー」
「るさい…!余計なことすんな!お前はただタオル解けばいいんだよ!」
ぎゃあぎゃあ叫ぶ柚木を無視し、ずるっと勢い良く下着こと脱がしてみると、白濁液がまとまり付いた性器が姿を見せた。
「わぁ、えっろ」
「……っ!!見るな!ばか!」
「はいはい綺麗にするから足開いてねー?」
ぱかっと思いっきり足を開かせると、柚木は更に顔を真っ赤にしながら暴れ出した。もちろんイッたばかりでそこまで力は入ってないので簡単に開脚状態をキープ出来る。
「…っ、」
足が閉じれないと分かったのか、ふいっと顔を背けて羞恥に耐える柚木は本当にいじめがいがある。
「ねー、すごい濡れてるけどーやっぱりさっき膝で弄っただけでイッたのー?」
「…イッて、ない…し」
「そっかそっかぁ。イッてないならそろそろ限界でしょ?いっぱいイカせてあげるからねー」
閉じれないように足の間に体を入れ込ませ、少しだけ柔らかくなった柚木自身を握り、絶頂に導くように手を動かした。
「っ、んゃあ!!」
足を閉じようと俺の体を挟み込んでくる太腿の柔らかさを感じながら、ゆるゆると陰茎を揉み、先走りと精液で濡れる先端をくすぐった。
「ひゃぁぁぁぁあ!!今っ、むり、だめ…!また、イッ、ぁぁ!!」
ビクンと体をのけ反らせると、柚木は二度目の絶頂を迎えた。もちろん手を止める気はないので敏感になった亀頭部分を包み込む様にヌルヌルと愛撫すると、激しい反応が返って来た。
「やぁぁぁぁあ!!イッた!イッ、たから…!!やめて…!や゙ぁぁぁあッ」
「さっきイッてないって嘘ついたお仕置き」
指を輪っかにして陰茎を扱きながら、とろとろと涙を流す鈴口を擦ると、切羽詰まった余裕ない声が部屋に響いた。
「辛いねー?けど嘘ついた柚木が悪いんだよー?おかしくなるまでいじめてあげる」
ニコッと微笑みかけると、柚木は悔しそうにしながら歯を食い縛り、必死に刺激に耐えた。
その後、何度目か分からない絶頂を迎えた柚木は、もう声も出せないほどに疲れ果てていた。
「柚木ー平気ー?」
「……なわけ、ねーだろ……」
「あ、まだ喋れるからいいね」
蕩けた顔がよく見えるように、最初と同じ体勢に戻ると、柚木は力無くバタバタと腕を動かした。
「いい加減にしろって…もう、無理…」
「うんうん。何回もイッて疲れただろうから、休憩ね」
ニコッと微笑みかけて服の中へ手を入れると、それだけで小さく反応する体。胸元まで服を捲り上げた後、こちょこちょと脇の下をくすぐると、力無い笑い声が聞こえた。
「ひゃはぁ…っ、ははっ、もぉぉ…やめ、ろっ、何が休憩だよ…!」
「えー?優しく指動かしてるだけじゃん」
さわさわとくすぐりながら、露出した乳首を口へ含んだ。硬さがある突起を吸い上げ、舌で転がすと笑い声と甘い声が混ざった不思議な声が響く。
「やぁぁ…っ、ぁはっ、んん…!もぉ、だめ…っ」
ちゅっとわざと音を立てて乳首を吸いながら脇から胸の横、脇腹を順番にくすぐると、やだやだと腰をくねらせて喘ぎ出した。
「七彩…っだめ、むり…気持ちいっ、やだぁ…やだ、」
「気持ち良いならいいじゃん」
「へ、変になる…っくすぐったいのも気持ち良い…っ、おかしい、からっ…恥ずかしいっ」
「恥ずかしくないよ。感じてくれて嬉しい。何処が一番気持ちい?」
「…っ、今、触ってくれてるとこ、全部……」
そろそろ眠くなってきたからもあるのか、柚木はとろとろに蕩けた表情をしながら素直に言葉を口にし始めた。
「ちゃんと言えていい子だねー最後は胸でイッてみる?」
カリッと乳首を甘噛みすると、ビクッと大きく体を揺らしながらコクコクと頷いたので、くすぐる指を早めた。
「ひゃはぁ…!あっ、……気持ち、いっ、だめ、イッ──七彩、七彩…!」
「ん、イケそう?」
「七彩、だめ…むり、もうっ……」
──眠い。
「え」
柚木は最後にそう呟くと、なんとも言えないタイミングで眠りに落ちた。
◇ ◆
その後、どれだけ揺さぶっても起きなかったので不完全燃焼のまま行為は終わった。体は綺麗にして新しい服を着させたが、転がってベッドから落ちないように腕を縛ったままにして俺も寝ることにした──のだが。
数時間、ゲシゲシと激しい柚木のキックで目が覚めた。
「おい!!バカ七彩!起きろ!!」
半分寝ぼけた頭で柚木を見ると、顔は真っ赤に染まり、何故か涙目になっていた。
「あー…おはよぉ、柚木ぃ」
「挨拶はいいんだよ!てめぇ…いいからさっさと手ぇ解け!!」
「だってー寝てる時転がるでしょ。落ちない様にそのままにしてたのに」
「っ、いい、からぁ…早く!早く解いてお願い…!」
何故こんなに急かすのか分からずにぼーっとしていると、柚木は涙を流しながら小さく呟いた。
「っ、たい、」
「んぇ?」
「行きたいっ、トイレ…!早く、解いてっ、お願い…!」
その言葉を聞いて一気に覚醒した俺は、ふと柚木の足元に目をやると、内股でもじもじと可愛く揺れているのに気付いた。
「なぁんだ。ごめんねー、そういうことだったんだねぇ」
パカっと足を開かせてニコッと微笑みかけると、柚木はぽろぽろと涙を流しながら首を横に振った。
「ほ、本当に…今は!むりっ、無理だって!お願いトイレ行かせて……!」
ガクガク震える足を優しく撫でながら、服の上から下半身を撫でると、ピクッと小さな反応が返ってきた。
「俺の布団に出したことあるじゃん。今更気にしないから出せよ」
「っ、だれが、こんなとこで……っ」
「そんな震えた声で言われてもねぇ。ほら、もう限界でしょ?──出して?」
服の上から優しく刺激すると、柚木は恥ずかしそうに体を熱らせながら、体を震わせた。
end.
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