784 / 787
第三部 宰相閣下の婚約者
816 ラハデ公爵の来訪(後)
「……これは何の茶番だ」
護衛を除いて人払いがされたところで、地の底を這うかのようなラハデ公爵の声が響いた。
「表沙汰になれば国際問題ではないか」
ですよね。
ギーレン国の正妃の実弟が、無断でアンジェス国の大公夫人とバリエンダール国の王女殿下と会う。
たとえ偶然と主張しようと、バレれば叱責どころの話じゃない。
亡命した元伯爵令嬢に会いに来ているだけでも、ある程度のリスクはあったのだから。
「そこは私の方で、サイアス様に累が及ぶことのないように致します。そのためのベッティル商会であり、ブランデヴァインなのですから」
ここは私よりもラハデ公爵との付き合いが長いシャルリーヌが先に答えてくれる。私が言うよりもまだ信用出来るのではと思ってのことだ。
「私とレイナが作りたい調味料にブランデヴァインが、というよりはその製造過程においての協力を必要としていることは事実なのです。そこはぜひ、ご協力いただきたいのですわ」
「ほう……隠れ蓑ではなく、真に取引を望むというか」
正確には私が魚醤じゃない醤油とか味噌とかを作りたくて麹菌や酵母を安定して作り出したいと思ったところに、シャルリーヌも全力で乗っかっている状況だ。
欲しいのは、ブランデヴァインではなくその製造法。知りたいのは、発酵過程が安定しているのかどうか。
酵母といえば、すぐに思い浮かぶのはパン。
一応この世界にはパンがある。とはいえ、ラズディル料理長やレストラン〝アンブローシュ〟の支配人に聞いている限り、イースト菌のようなパン酵母の概念がハッキリしていないのだ。
パンを焼くときは、小麦粉を練った「パン種」をしばらく放っておいて発酵するのを待つか、もしくは発酵済みのパン種の一部を取っておいて、次のパンに混ぜて使うかしているようで、天候任せ、運任せの不安定な状態。質の良いパンが安定的に量産出来ていない。
しかもふすまと呼ばれる削りクズを完全に取り除けていなければ、黒パン化したり、最悪「麦角病」を引き起こしてしまいかねないリスクも少なからずある。
嘔吐や下痢で済めばいい方で、元の世界の知識で言えば、幻覚剤LSDの合成にも利用されるほどの毒性があるのだから、流行すれば国を揺るがす大問題になってしまう。
もちろん公爵邸や王宮、レストラン〝アンブローシュ〟なんかは徹底して麦角病のリスクは排除しているようだけれど、一般市民にまでそれが徹底されているかといえば、疑わしい地域だってあるだろう。
結局のところ、パン酵母を醤油づくりに……というのも、確実に活かせないのが今の現状なのだ。
そうなると、現存する発酵食品を片っ端から集めて、研究していくしかない。
美味しい完熟の果物原料を搾汁し、酵母を加えワインの製法から作られたであろうブランデヴァインは、充分その研究対象になる。
とはいえ料理人でもないラハデ公爵に「麴菌」や「酵母」の説明は難しい。
だからシャルリーヌも「作りたい調味料のために、ブランデヴァインが必要」だと、最低限のところだけを口にしたのだ。
あとは、それでラハデ公爵が納得してくれるかどうかだけだった。
「……どんな調味料かは知らぬが、それであれば、現物よりも生産者の方が必要ではないのか」
そしてさすが、ギーレンでも指折りの大貴族、エヴェリーナ妃の実弟である。
物事の本質は的確に見抜いていた。
はい、とシャルリーヌも尊敬のまなざしを隠さず頷き――今回の目的であり、この日最大の爆弾となる話の初手を、ラハデ公爵へと投げる。
「ですから、まずは現物の取引で実績と信頼を積んで、いずれ技術供与をしてもいいと言う方がいらっしゃれば、お招きしたいと思っております」
「其方のところにか? いや、そのためのユングベリ商会か」
「そうですね。間違いではないのですが……最終的にはバリエンダールでの商品開発が出来れば、と」
「…………何?」
バリエンダールと聞き、すぐさまミルテ王女の顔が思い浮かんだに違いない。
ラハデ公爵のこめかみが僅かに動いていた。
「バリエンダールにも、ユングベリ商会の支店を置く予定なのです」
私もそこで、さっとフォローを入れる。
ジロリと、鋭い視線がこちらにも向けられたけれど、そこで怯んではいられない。
私も次の一手をラハデ公爵へと投げる。
「紅茶も含めて、ミルテ様の手土産となるのが理想ではあるのですが」
あえて「ミルテ様の手土産」を強調すれば、そこに含みがあることはすぐに分かるだろう。
ラハデ公爵の眉根が寄せられたところで、更に畳みかける。
「エヴェリーナ様が仰っていましたよね。シャルリーヌ嬢を諦めさせたいのであれば、諦めざるを得ないような、国にとって利のあるご令嬢を挙げよ、と」
一言一句その通りじゃなかったかも知れないけど、概ね間違ってはいないはず。
何よりラハデ公爵もその場にいたのだから、私が何のことを言っているのかはすぐに思い当たるはずだった。
「……其方まさか」
妃、という言葉をここで出さなかったことはラハデ公爵も責めない。
それよりも先に、私の言いたかったことに気が付いてしまったがための驚きが前に出ていた。
「バリエンダール上層部から話を持ち掛けられたわけではないのです。私はそんな立場には立っていませんから」
公爵が言いそうなことには、まずここで先回りをしておく。
「ただ、こちらにお越しになられたことですぐに得られる情報があると思います。その身ひとつで来られたとは、こちらも思ってはおりませんし」
元を正せば〝シーグリック・アルビレオ〟はギーレンのエドベリ王子の侍従であり、裏で動く部隊の一員だ。
ラハデ公爵に問われれば、シーグだって知っていることは話すだろうし、それ以外にアンジェスに潜伏させている者もいるはずだし、今も一人や二人は情報を集めるためにこの邸宅から抜け出ているだろう。
エドヴァルドにも「三国会談が開かれている」という情報だけなら、遅かれ早かれ伝わるはずだと言われていた。
シーグが話そうと、他の子飼いから知らされようと、それ自体は止めなくてもいい――と。
もはや会談自体を阻止する段階にはないし、会談内容を聞いたところで妨害工作をするには時間がなさすぎる。
ただ悟らされるだけだ、と。
――ギーレンが孤立しかねないという、その可能性を。
「恐らくはそちらから、持ち掛けていただかざるを得ない……と思っています。ただ、このうえない選択肢になるのではとも思っておりますので、閣下には、ぜひその見極めをお願い出来れば、と」
バリエンダールのメダルド国王やミラン王太子が、自らギーレンとの縁組を言い出すはずはない。
独身の高位貴族の頂点と次点であろうフィルバート国王やサレステーデの王子たちに嫁がせるくらいなら、国内での臣籍降嫁先を探すだろう。
ギーレンのエドベリ王子は、個人の資質はともかくバリエンダールが国として下に置かれかねないことを思えば、政略結婚の相手としては旨味がない。――平時なら。
ただ、たとえ罰則としての意味合いが強かろうと、ベルィフとサレステーデとの間の王族同士の縁組が既に存在している状況下で、三国会談によるサレステーデの自治領化が明らかになれば、孤立するのはギーレンだ。
大国の数の暴力を振りかざすには、あまりにもリスクが大きい。
ベルトルド国王がどう思おうと、エヴェリーナ妃がそのリスクに気が付かないはずがないのだ。
(これこそが『別の令嬢を娶らざるを得ない状況』になる)
ベルトルド国王の、大国の王としてのプライドを刺激せず、孤立の危機を回避する方法。
たとえ〝扉の守護者〟である聖女との婚姻があろうと、相手が王女ともなれば、政略結婚を当然としているギーレンで忌避されることはない。
喜んで聖女をお飾りに、社交を王女に……という空気が出来上がるだろう。いや、舞菜を正妃になどと、とんだ無理ゲーだと思い知れば、そうせざるを得なくなるのだ。
そして、エドベリ王子が望むシャルリーヌよりも、ミルテ王女の方が遥かに立場は上。
王子に「拒否」という選択肢は、無いも同然となる。
「こちらが動かざるを得ない……だと? 何を言っている」
「そうですね。今の状況だと、閣下がそう思われても仕方がないかと思いますけど」
けれど、三国会談とサレステーデの自治領化の話がまとまれば、どうなるか。
まとまるには、ベッカリーア公爵家の悪あがきが無に帰して、サラたちの無事が確認されることが必須ではあるけれど、そこは悟られてはいけない。
大事なのは、ギーレン孤立の危機を煽って、ラハデ公爵に自覚してもらうことだ。
「!」
不意に聞こえた、ドアをノックする音。
「――まずは、ブランデヴァインの話からしましょうか、サイアス様」
恐らく三国会談の話は、この後どこかで誰かが耳に入れに来るはず。
「ミルテ様の紅茶にもぜひ、忌憚なきご意見をお聞かせ下さい」
扉が開いて、運ばれて来る茶器とお湯と茶葉を横目に、私はニッコリとラハデ公爵に向かって口元を綻ばせたのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いつも読んでいただき、応援コメントやいいね!を有難うございます!
昨年はかなりの不定期更新となっておりましたが、今年はなるべく間隔を詰めるべく頑張る所存です m(_ _)m
1月30日(金)出荷予定となる「聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ?5」についても、書下ろしのエピローグが追加されております。どうぞ宜しくお願い致します……! m(_ _)m
護衛を除いて人払いがされたところで、地の底を這うかのようなラハデ公爵の声が響いた。
「表沙汰になれば国際問題ではないか」
ですよね。
ギーレン国の正妃の実弟が、無断でアンジェス国の大公夫人とバリエンダール国の王女殿下と会う。
たとえ偶然と主張しようと、バレれば叱責どころの話じゃない。
亡命した元伯爵令嬢に会いに来ているだけでも、ある程度のリスクはあったのだから。
「そこは私の方で、サイアス様に累が及ぶことのないように致します。そのためのベッティル商会であり、ブランデヴァインなのですから」
ここは私よりもラハデ公爵との付き合いが長いシャルリーヌが先に答えてくれる。私が言うよりもまだ信用出来るのではと思ってのことだ。
「私とレイナが作りたい調味料にブランデヴァインが、というよりはその製造過程においての協力を必要としていることは事実なのです。そこはぜひ、ご協力いただきたいのですわ」
「ほう……隠れ蓑ではなく、真に取引を望むというか」
正確には私が魚醤じゃない醤油とか味噌とかを作りたくて麹菌や酵母を安定して作り出したいと思ったところに、シャルリーヌも全力で乗っかっている状況だ。
欲しいのは、ブランデヴァインではなくその製造法。知りたいのは、発酵過程が安定しているのかどうか。
酵母といえば、すぐに思い浮かぶのはパン。
一応この世界にはパンがある。とはいえ、ラズディル料理長やレストラン〝アンブローシュ〟の支配人に聞いている限り、イースト菌のようなパン酵母の概念がハッキリしていないのだ。
パンを焼くときは、小麦粉を練った「パン種」をしばらく放っておいて発酵するのを待つか、もしくは発酵済みのパン種の一部を取っておいて、次のパンに混ぜて使うかしているようで、天候任せ、運任せの不安定な状態。質の良いパンが安定的に量産出来ていない。
しかもふすまと呼ばれる削りクズを完全に取り除けていなければ、黒パン化したり、最悪「麦角病」を引き起こしてしまいかねないリスクも少なからずある。
嘔吐や下痢で済めばいい方で、元の世界の知識で言えば、幻覚剤LSDの合成にも利用されるほどの毒性があるのだから、流行すれば国を揺るがす大問題になってしまう。
もちろん公爵邸や王宮、レストラン〝アンブローシュ〟なんかは徹底して麦角病のリスクは排除しているようだけれど、一般市民にまでそれが徹底されているかといえば、疑わしい地域だってあるだろう。
結局のところ、パン酵母を醤油づくりに……というのも、確実に活かせないのが今の現状なのだ。
そうなると、現存する発酵食品を片っ端から集めて、研究していくしかない。
美味しい完熟の果物原料を搾汁し、酵母を加えワインの製法から作られたであろうブランデヴァインは、充分その研究対象になる。
とはいえ料理人でもないラハデ公爵に「麴菌」や「酵母」の説明は難しい。
だからシャルリーヌも「作りたい調味料のために、ブランデヴァインが必要」だと、最低限のところだけを口にしたのだ。
あとは、それでラハデ公爵が納得してくれるかどうかだけだった。
「……どんな調味料かは知らぬが、それであれば、現物よりも生産者の方が必要ではないのか」
そしてさすが、ギーレンでも指折りの大貴族、エヴェリーナ妃の実弟である。
物事の本質は的確に見抜いていた。
はい、とシャルリーヌも尊敬のまなざしを隠さず頷き――今回の目的であり、この日最大の爆弾となる話の初手を、ラハデ公爵へと投げる。
「ですから、まずは現物の取引で実績と信頼を積んで、いずれ技術供与をしてもいいと言う方がいらっしゃれば、お招きしたいと思っております」
「其方のところにか? いや、そのためのユングベリ商会か」
「そうですね。間違いではないのですが……最終的にはバリエンダールでの商品開発が出来れば、と」
「…………何?」
バリエンダールと聞き、すぐさまミルテ王女の顔が思い浮かんだに違いない。
ラハデ公爵のこめかみが僅かに動いていた。
「バリエンダールにも、ユングベリ商会の支店を置く予定なのです」
私もそこで、さっとフォローを入れる。
ジロリと、鋭い視線がこちらにも向けられたけれど、そこで怯んではいられない。
私も次の一手をラハデ公爵へと投げる。
「紅茶も含めて、ミルテ様の手土産となるのが理想ではあるのですが」
あえて「ミルテ様の手土産」を強調すれば、そこに含みがあることはすぐに分かるだろう。
ラハデ公爵の眉根が寄せられたところで、更に畳みかける。
「エヴェリーナ様が仰っていましたよね。シャルリーヌ嬢を諦めさせたいのであれば、諦めざるを得ないような、国にとって利のあるご令嬢を挙げよ、と」
一言一句その通りじゃなかったかも知れないけど、概ね間違ってはいないはず。
何よりラハデ公爵もその場にいたのだから、私が何のことを言っているのかはすぐに思い当たるはずだった。
「……其方まさか」
妃、という言葉をここで出さなかったことはラハデ公爵も責めない。
それよりも先に、私の言いたかったことに気が付いてしまったがための驚きが前に出ていた。
「バリエンダール上層部から話を持ち掛けられたわけではないのです。私はそんな立場には立っていませんから」
公爵が言いそうなことには、まずここで先回りをしておく。
「ただ、こちらにお越しになられたことですぐに得られる情報があると思います。その身ひとつで来られたとは、こちらも思ってはおりませんし」
元を正せば〝シーグリック・アルビレオ〟はギーレンのエドベリ王子の侍従であり、裏で動く部隊の一員だ。
ラハデ公爵に問われれば、シーグだって知っていることは話すだろうし、それ以外にアンジェスに潜伏させている者もいるはずだし、今も一人や二人は情報を集めるためにこの邸宅から抜け出ているだろう。
エドヴァルドにも「三国会談が開かれている」という情報だけなら、遅かれ早かれ伝わるはずだと言われていた。
シーグが話そうと、他の子飼いから知らされようと、それ自体は止めなくてもいい――と。
もはや会談自体を阻止する段階にはないし、会談内容を聞いたところで妨害工作をするには時間がなさすぎる。
ただ悟らされるだけだ、と。
――ギーレンが孤立しかねないという、その可能性を。
「恐らくはそちらから、持ち掛けていただかざるを得ない……と思っています。ただ、このうえない選択肢になるのではとも思っておりますので、閣下には、ぜひその見極めをお願い出来れば、と」
バリエンダールのメダルド国王やミラン王太子が、自らギーレンとの縁組を言い出すはずはない。
独身の高位貴族の頂点と次点であろうフィルバート国王やサレステーデの王子たちに嫁がせるくらいなら、国内での臣籍降嫁先を探すだろう。
ギーレンのエドベリ王子は、個人の資質はともかくバリエンダールが国として下に置かれかねないことを思えば、政略結婚の相手としては旨味がない。――平時なら。
ただ、たとえ罰則としての意味合いが強かろうと、ベルィフとサレステーデとの間の王族同士の縁組が既に存在している状況下で、三国会談によるサレステーデの自治領化が明らかになれば、孤立するのはギーレンだ。
大国の数の暴力を振りかざすには、あまりにもリスクが大きい。
ベルトルド国王がどう思おうと、エヴェリーナ妃がそのリスクに気が付かないはずがないのだ。
(これこそが『別の令嬢を娶らざるを得ない状況』になる)
ベルトルド国王の、大国の王としてのプライドを刺激せず、孤立の危機を回避する方法。
たとえ〝扉の守護者〟である聖女との婚姻があろうと、相手が王女ともなれば、政略結婚を当然としているギーレンで忌避されることはない。
喜んで聖女をお飾りに、社交を王女に……という空気が出来上がるだろう。いや、舞菜を正妃になどと、とんだ無理ゲーだと思い知れば、そうせざるを得なくなるのだ。
そして、エドベリ王子が望むシャルリーヌよりも、ミルテ王女の方が遥かに立場は上。
王子に「拒否」という選択肢は、無いも同然となる。
「こちらが動かざるを得ない……だと? 何を言っている」
「そうですね。今の状況だと、閣下がそう思われても仕方がないかと思いますけど」
けれど、三国会談とサレステーデの自治領化の話がまとまれば、どうなるか。
まとまるには、ベッカリーア公爵家の悪あがきが無に帰して、サラたちの無事が確認されることが必須ではあるけれど、そこは悟られてはいけない。
大事なのは、ギーレン孤立の危機を煽って、ラハデ公爵に自覚してもらうことだ。
「!」
不意に聞こえた、ドアをノックする音。
「――まずは、ブランデヴァインの話からしましょうか、サイアス様」
恐らく三国会談の話は、この後どこかで誰かが耳に入れに来るはず。
「ミルテ様の紅茶にもぜひ、忌憚なきご意見をお聞かせ下さい」
扉が開いて、運ばれて来る茶器とお湯と茶葉を横目に、私はニッコリとラハデ公爵に向かって口元を綻ばせたのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いつも読んでいただき、応援コメントやいいね!を有難うございます!
昨年はかなりの不定期更新となっておりましたが、今年はなるべく間隔を詰めるべく頑張る所存です m(_ _)m
1月30日(金)出荷予定となる「聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ?5」についても、書下ろしのエピローグが追加されております。どうぞ宜しくお願い致します……! m(_ _)m
あなたにおすすめの小説
文句を言わない婚約者は、俺の愛する幼馴染みを許していなかった【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
幼馴染を優先しても、婚約者アウローラは何も言わない。だから、これからも幼馴染みとイチャイチャできる──
侯爵令息トリスタンは、そんな甘い幻想を信じていた。
だが婿入りした瞬間、彼の“軽んじた態度”はすべて清算される。
アウローラは冷徹に、トリスタンの傲慢と欲望を1つずつ暴き、労働と屈辱を与える。
そして最後に残ったのは、誰にも必要とされない現実だけ。
「どうして……俺は、こんなにも愚かだったんだ」
これは愛を勘違いし、身分を過信し、自分の価値を見誤った男の終焉を描くダークドラマ。
⚠️ 本作は AI の生成した文章を一部に使っています。過激ざまぁタグあります。
4/1「エステルに対する殺意」の内容を一部変更しました。
結婚式の翌朝、夫に「皇太子の愛人だろう」と捨てられました――ですが私は、亡き国王の娘です
柴田はつみ
恋愛
母の遺した薬草店を守りながら、慎ましく暮らしていたアンリ。
そんな彼女に求婚してきたのは、国内でも名高い騎士にして公爵家当主、アルファだった。
真っすぐな想いを向けられ、彼を信じて結婚したアンリ。
けれど幸せなはずの結婚式の翌朝、夫は冷たく言い放つ。
「君を愛していると本気で思っていたのかい? 」
彼はアンリが第一皇太子と深い仲にあり、自分との結婚は身を隠すための偽装だと誤解していたのだ。
アンリは実は、亡き国王の婚外子。
皇太子にとっては、隠して守らなければならない妹だったのである。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫」と笑った夫。~王宮から私が去ったあと「愛していた」と泣きついても、もう手遅れです~
水上
恋愛
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫だ」
夫である王太子はそう笑い、泣き真似が得意な見習い令嬢ばかりを優先した。
王太子妃セシリアは、怒り狂うこともなく、静かに心を閉ざす。
「左様でございますか」
彼女は夫への期待というノイズを遮断し、離縁の準備を始めた。
【完結】結婚して12年一度も会った事ありませんけど? それでも旦那様は全てが欲しいそうです
との
恋愛
結婚して12年目のシエナは白い結婚継続中。
白い結婚を理由に離婚したら、全てを失うシエナは漸く離婚に向けて動けるチャンスを見つけ・・
沈黙を続けていたルカが、
「新しく商会を作って、その先は?」
ーーーーーー
題名 少し改変しました
白い結婚のまま、旦那様は薔薇のような美人に夢中になりました
柴田はつみ
恋愛
伯爵令嬢リディアは、美貌で有名な侯爵レオンハルトに嫁いだ。
けれど結婚して二年、夫婦は一度も結ばれないまま――白い結婚だった。
それでも旦那様は優しかった。
冷たいわけではない。気づかいの言葉も、穏やかな笑顔もくれる。
だからリディアは、愛されてはいなくても、いつか少しは夫婦になれるのではないかと信じていた。
そんなある日、彼女は知ってしまう。
旦那様が薔薇の君と呼ばれる絶世の美女に心を奪われていることを。
彼が触れなかったのは私にだけだったのだと。
都合のいい奥方として、役に立っていたと悟る
静かに離縁を決意したリディアは、実家へ戻ったあと、女子学院で働き始める。
すると侯爵夫人時代には当たり前だった実務のすべてが、外では驚くほど必要とされていた。
感謝され、認められ、自分の足で立ち始めた彼女は、少しずつ見違えるほど美しくなっていく
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
私を裏切った不倫夫に「どなたですか?」と微笑むまで 〜没落令嬢の復讐劇〜
恋せよ恋
恋愛
「早くあんな女と別れて、可愛い子と一緒になりたいよ」
不倫中の夫が笑う声を聞き、絶望の中で事故に遭うジェシカ。
結婚五年目に授かったお腹の子を失った彼女は、
「記憶を失ったフリ」で夫と地獄の婚家を捨てることを決意。
元男爵令嬢の薄幸ヒロインは、修道院で静かに時を過ごす。
独り身領主の三歳の男の子に懐かれ、なぜか領主まで登場!
無実の罪をなすりつけ、私を使い潰した報いを受けなさい。
記憶喪失を装った没落令嬢による、「ざまぁ」が幕を開ける!
※本作品には、馬車事故による流産の描写が含まれます。
苦手な方はご注意ください。主人公が絶対に幸せになる
物語ですので、安心してお読みいただければ幸いです。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!