555 / 785
第三部 宰相閣下の婚約者
612 依頼人ですよ(後)
しおりを挟む
「それで私に何をさせたい――と言うか、どの立場に立てと?」
淡々と、だけどこちらの様子を伺うようにヤンネが問いかけてくる。
「ナルディーニ家の側に立てと言う話なら――」
「まさか!だったらラヴォリ商会の商会長代理とわざわざ来ませんって」
と言うか、どちらかと言えば社交界での醜聞と言って良いナルディーニ家のアレコレを、ヤンネが知っているらしいことの方が意外だった。
ナルディーニ侯爵家関係者の弁護、とかなら協力はしないと言いかけていたのは分かったので、私は軽く片手を振って否定しておいた。
「コデルリーエ男爵領の領都商業ギルドから、男爵が保証人としての名義を貸した商会が詐欺の片棒を担いだ。詐欺の規模が広範囲で、このままでは男爵家そのものの存続に関わると、相談を受けたラヴォリ商会長代理がたまたま私と会って、どのみち対貴族絡みで高等法院案件になるのだからと、ここの紹介を頼まれたんです」
たまたま、に含みを感じたヤンネが微かに眉を顰めた。
「私……と言うか、ユングベリ商会はイデオン公爵の出資だって言うのは、ちょっと調べればすぐ分かる話ですし?相手がどこの法律事務所と契約したとしても、キヴェカス法律事務所なら少なくとも公平な裁判は出来るだろう、と」
「……まあ、筋は通っている」
何か言いたげなユセフにチラと視線を向けつつ、ヤンネが答えた。
「と言うか、そもそもその詐欺をしかけた側は捕まっているのか?相手が既に金品と共に行方をくらましてしまっていて探しようもないと言うのなら、出来るのは各公爵間での話し合いだけだ。王都警備隊と自警団に指名手配くらいはかけるにしても、過去それで犯人が逮捕されたケースは数えるほどしかない」
確かに防犯カメラがあるでなし、各領地間での横の連携もバラつきがあるだろう。
むしろ逃げて市井に潜り込まれる可能性の方が格段に高い。
「犯人がおバカさんで、目立つお金の使い方をした場合だけ。相手の自滅を待つしかないんですもんねぇ……」
うんうん、と頷く私に皆の視線が集まる。
「え、もしかして『どう言うことか』って私が聞くと思いました?イヤですね、それくらいしか選択肢ないじゃないですか」
そう言って私がまた片手を振ったので、ヤンネはちょっと眉根を寄せていた。
ユセフと離れて書類整理をしていたアストリッド少年は、目を瞠ってこちらを見ていた。
「ほほ……さすがレイナちゃんねぇ、母として鼻が高いわ」
エリィ義母様、私は別にお義兄サマとコンティオラ公爵夫人に何かあてつけようと思ったわけではなかったので、そこでダメ押ししないで下さると有難かったのですが。
コンティオラ公爵夫妻が、二人で目の下のクマさんと仲良くなるのはあまりに気の毒だと思います、ハイ。
トゥーラ・オルセン侯爵令嬢の時と違って、まだマリセラ・コンティオラ公爵令嬢からは具体的に何をされた訳でもないから、余計にそう思うのかも知れない。
もちろん、変な対抗心で詐欺に引っ掛かりかけて、両親と領地に迷惑をかけようとしていると言うのは、止めるべきだと思うし、反省してエドヴァルドのことは諦めて欲しいと思うけど。
「で?詐欺犯はどうなっているのかと言う、今の問いかけの答えは?」
もし初手を間違えずに、ヤンネがちゃんとした家庭教師になっていたら、きっとこんな感じだったんだろうな……とは思った。
きっと淡々と、無駄話なくカリキュラムをこなす――そんな感じに。
「今は所在不明ですよ。今はね」
「それは心当たりがあると言うことか?なら、なぜしかるべきところに連絡を入れない?庇いだてをしていると、あとで責められてもこちらは責任を持てないぞ」
今は、と私が強調をしたので、ヤンネも何かイヤな感覚を覚えたのかも知れない。
私がちょっと微笑っていたから、余計にそう思ったんだろう。
私は手のひらを上に向けて、失礼にならないように軽くコンティオラ公爵夫人を指示した。
「多分ここにいるんじゃないか――と言う心当たりをお持ちなのは、こちらのコンティオラ公爵夫人です。それを無理にうかがって、推測で動くには差し障りのある身分の方ですし、むしろお一人で乗り込もうとされていたのをお止めしたんです」
「それは……」
ぐっと反論に困るヤンネに、うっかり悪役令嬢の如く口の端を歪めてしまった。
ダメだダメだ、これではあとでエリィ義母様からお叱りを受けてしまう。
お嬢さんより無茶な女性がいたのか……は余計だよ、ファルコ。聞こえてるから。
「あと多分お義兄様は、何故コンティオラ公爵家やフォルシアン公爵家の法律顧問を頼らないのかと言うお顔をされておいでですけど、今、キヴェカス卿が仰ったように、現時点では詐欺犯の消息が不明、加えてまだ詐欺に遭ったと主張する商会側と、ギルドから助力を請われたと言うラヴォリ商会のところまでしか話が上がっていないからです」
突然、表情を読まれたユセフも、そこでヤンネと同じようにグッと反論に困っていた。
隣でエリィ義母様が「お勉強だけ出来て、駆け引きの出来ない子にしちゃったのね、私……」などとため息を零しているのが聞こえます。
「それでは公爵家の法律顧問なんて、いきなり頼れません。商売のことはギルド経由、犯罪絡みだと王都警備隊を通じて連絡を入れるのが普通でしょう?私はユングベリ商会の商会長として、たまたまイデオン公爵家の法律顧問であるキヴェカス法律事務所と繋がりがあって、たまたま王都商業ギルドで会ったラヴォリ商会の商会長代理から相談を受けたんです」
これだけ「たまたま」を連呼すれば、さすがに建前であることくらいは分かるだろう。
「今から両公爵家の顧問に連絡を入れますか?まずフォルシアン公爵家の法律顧問の方に連絡をお入れしたとして、コデルリーエ男爵領を庇っていると受け取られたら、公爵閣下の信用問題に直結しますよ?まして、実際に庇われでもしたら、目も当てられない」
「それは……っ」
何かを言いかけたユセフを、私は「それと」と、一度遮った。
「コンティオラ公爵家、こちらに連絡を入れるのは、なおオススメしません。理由は今ここで言うのは控えますけど、夫人がお一人で詐欺犯の手がかりを追いかけようとされていた時点で、連絡を入れたくないとお考えなのは、分かります。だったら、そこはいったんは尊重しないと」
法律事務所で働く以上、アストリッドとて守秘義務の重要性は理解している筈だし、高等法院勤務として、ユセフも分かっているとは思う。
だけど公爵令嬢の醜聞となるかも知れないことは、関わる人間は最低限にしておくべきだろうと思った。
私の言葉にコンティオラ公爵夫人は目を見開いてこちらを見ているし、エリィ義母様に至っては「よしよし」とばかりに頭を撫でられてしまった。
多分、夫人を前面に出しているようでいて、マリセラ嬢の話を伏せていることを、二人は悟ったんだと思う。
「公爵様がたへの連絡のタイミングは、私、エリサベト・フォルシアンが預かります。皆様がたは目の前のお仕事に集中して下さいますかしら?」
「「…………」」
お義母様、ありがとうございます。
むしろお義母様が私の代わりにやりこめて下さっているようです。
淡々と、だけどこちらの様子を伺うようにヤンネが問いかけてくる。
「ナルディーニ家の側に立てと言う話なら――」
「まさか!だったらラヴォリ商会の商会長代理とわざわざ来ませんって」
と言うか、どちらかと言えば社交界での醜聞と言って良いナルディーニ家のアレコレを、ヤンネが知っているらしいことの方が意外だった。
ナルディーニ侯爵家関係者の弁護、とかなら協力はしないと言いかけていたのは分かったので、私は軽く片手を振って否定しておいた。
「コデルリーエ男爵領の領都商業ギルドから、男爵が保証人としての名義を貸した商会が詐欺の片棒を担いだ。詐欺の規模が広範囲で、このままでは男爵家そのものの存続に関わると、相談を受けたラヴォリ商会長代理がたまたま私と会って、どのみち対貴族絡みで高等法院案件になるのだからと、ここの紹介を頼まれたんです」
たまたま、に含みを感じたヤンネが微かに眉を顰めた。
「私……と言うか、ユングベリ商会はイデオン公爵の出資だって言うのは、ちょっと調べればすぐ分かる話ですし?相手がどこの法律事務所と契約したとしても、キヴェカス法律事務所なら少なくとも公平な裁判は出来るだろう、と」
「……まあ、筋は通っている」
何か言いたげなユセフにチラと視線を向けつつ、ヤンネが答えた。
「と言うか、そもそもその詐欺をしかけた側は捕まっているのか?相手が既に金品と共に行方をくらましてしまっていて探しようもないと言うのなら、出来るのは各公爵間での話し合いだけだ。王都警備隊と自警団に指名手配くらいはかけるにしても、過去それで犯人が逮捕されたケースは数えるほどしかない」
確かに防犯カメラがあるでなし、各領地間での横の連携もバラつきがあるだろう。
むしろ逃げて市井に潜り込まれる可能性の方が格段に高い。
「犯人がおバカさんで、目立つお金の使い方をした場合だけ。相手の自滅を待つしかないんですもんねぇ……」
うんうん、と頷く私に皆の視線が集まる。
「え、もしかして『どう言うことか』って私が聞くと思いました?イヤですね、それくらいしか選択肢ないじゃないですか」
そう言って私がまた片手を振ったので、ヤンネはちょっと眉根を寄せていた。
ユセフと離れて書類整理をしていたアストリッド少年は、目を瞠ってこちらを見ていた。
「ほほ……さすがレイナちゃんねぇ、母として鼻が高いわ」
エリィ義母様、私は別にお義兄サマとコンティオラ公爵夫人に何かあてつけようと思ったわけではなかったので、そこでダメ押ししないで下さると有難かったのですが。
コンティオラ公爵夫妻が、二人で目の下のクマさんと仲良くなるのはあまりに気の毒だと思います、ハイ。
トゥーラ・オルセン侯爵令嬢の時と違って、まだマリセラ・コンティオラ公爵令嬢からは具体的に何をされた訳でもないから、余計にそう思うのかも知れない。
もちろん、変な対抗心で詐欺に引っ掛かりかけて、両親と領地に迷惑をかけようとしていると言うのは、止めるべきだと思うし、反省してエドヴァルドのことは諦めて欲しいと思うけど。
「で?詐欺犯はどうなっているのかと言う、今の問いかけの答えは?」
もし初手を間違えずに、ヤンネがちゃんとした家庭教師になっていたら、きっとこんな感じだったんだろうな……とは思った。
きっと淡々と、無駄話なくカリキュラムをこなす――そんな感じに。
「今は所在不明ですよ。今はね」
「それは心当たりがあると言うことか?なら、なぜしかるべきところに連絡を入れない?庇いだてをしていると、あとで責められてもこちらは責任を持てないぞ」
今は、と私が強調をしたので、ヤンネも何かイヤな感覚を覚えたのかも知れない。
私がちょっと微笑っていたから、余計にそう思ったんだろう。
私は手のひらを上に向けて、失礼にならないように軽くコンティオラ公爵夫人を指示した。
「多分ここにいるんじゃないか――と言う心当たりをお持ちなのは、こちらのコンティオラ公爵夫人です。それを無理にうかがって、推測で動くには差し障りのある身分の方ですし、むしろお一人で乗り込もうとされていたのをお止めしたんです」
「それは……」
ぐっと反論に困るヤンネに、うっかり悪役令嬢の如く口の端を歪めてしまった。
ダメだダメだ、これではあとでエリィ義母様からお叱りを受けてしまう。
お嬢さんより無茶な女性がいたのか……は余計だよ、ファルコ。聞こえてるから。
「あと多分お義兄様は、何故コンティオラ公爵家やフォルシアン公爵家の法律顧問を頼らないのかと言うお顔をされておいでですけど、今、キヴェカス卿が仰ったように、現時点では詐欺犯の消息が不明、加えてまだ詐欺に遭ったと主張する商会側と、ギルドから助力を請われたと言うラヴォリ商会のところまでしか話が上がっていないからです」
突然、表情を読まれたユセフも、そこでヤンネと同じようにグッと反論に困っていた。
隣でエリィ義母様が「お勉強だけ出来て、駆け引きの出来ない子にしちゃったのね、私……」などとため息を零しているのが聞こえます。
「それでは公爵家の法律顧問なんて、いきなり頼れません。商売のことはギルド経由、犯罪絡みだと王都警備隊を通じて連絡を入れるのが普通でしょう?私はユングベリ商会の商会長として、たまたまイデオン公爵家の法律顧問であるキヴェカス法律事務所と繋がりがあって、たまたま王都商業ギルドで会ったラヴォリ商会の商会長代理から相談を受けたんです」
これだけ「たまたま」を連呼すれば、さすがに建前であることくらいは分かるだろう。
「今から両公爵家の顧問に連絡を入れますか?まずフォルシアン公爵家の法律顧問の方に連絡をお入れしたとして、コデルリーエ男爵領を庇っていると受け取られたら、公爵閣下の信用問題に直結しますよ?まして、実際に庇われでもしたら、目も当てられない」
「それは……っ」
何かを言いかけたユセフを、私は「それと」と、一度遮った。
「コンティオラ公爵家、こちらに連絡を入れるのは、なおオススメしません。理由は今ここで言うのは控えますけど、夫人がお一人で詐欺犯の手がかりを追いかけようとされていた時点で、連絡を入れたくないとお考えなのは、分かります。だったら、そこはいったんは尊重しないと」
法律事務所で働く以上、アストリッドとて守秘義務の重要性は理解している筈だし、高等法院勤務として、ユセフも分かっているとは思う。
だけど公爵令嬢の醜聞となるかも知れないことは、関わる人間は最低限にしておくべきだろうと思った。
私の言葉にコンティオラ公爵夫人は目を見開いてこちらを見ているし、エリィ義母様に至っては「よしよし」とばかりに頭を撫でられてしまった。
多分、夫人を前面に出しているようでいて、マリセラ嬢の話を伏せていることを、二人は悟ったんだと思う。
「公爵様がたへの連絡のタイミングは、私、エリサベト・フォルシアンが預かります。皆様がたは目の前のお仕事に集中して下さいますかしら?」
「「…………」」
お義母様、ありがとうございます。
むしろお義母様が私の代わりにやりこめて下さっているようです。
967
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
今さら「間違いだった」? ごめんなさい、私、もう王子妃なんですけど
有賀冬馬
恋愛
「貴族にふさわしくない」そう言って、私を蔑み婚約を破棄した騎士様。
私はただの商人の娘だから、仕方ないと諦めていたのに。
偶然出会った隣国の王子は、私をありのまま愛してくれた。
そして私は、彼の妃に――。
やがて戦争で窮地に陥り、助けを求めてきた騎士様の国。
外交の場に現れた私の姿に、彼は絶句する。
継子いじめで糾弾されたけれど、義娘本人は離婚したら私についてくると言っています〜出戻り夫人の商売繁盛記〜
野生のイエネコ
恋愛
後妻として男爵家に嫁いだヴィオラは、継子いじめで糾弾され離婚を申し立てられた。
しかし当の義娘であるシャーロットは、親としてどうしようもない父よりも必要な教育を与えたヴィオラの味方。
義娘を連れて実家の商会に出戻ったヴィオラは、貴族での生活を通じて身につけた知恵で新しい服の開発をし、美形の義娘と息子は服飾モデルとして王都に流行の大旋風を引き起こす。
度々襲来してくる元夫の、借金の申込みやヨリを戻そうなどの言葉を躱しながら、事業に成功していくヴィオラ。
そんな中、伯爵家嫡男が、継子いじめの疑惑でヴィオラに近づいてきて?
※小説家になろうで「離婚したので幸せになります!〜出戻り夫人の商売繁盛記〜」として掲載しています。
事情があってメイドとして働いていますが、実は公爵家の令嬢です。
木山楽斗
恋愛
ラナリアが仕えるバルドリュー伯爵家では、子爵家の令嬢であるメイドが幅を利かせていた。
彼女は貴族の地位を誇示して、平民のメイドを虐げていた。その毒牙は、平民のメイドを庇ったラナリアにも及んだ。
しかし彼女は知らなかった。ラナリアは事情があって伯爵家に仕えている公爵令嬢だったのである。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。