拝啓、王太子殿下さま 聞き入れなかったのは貴方です

「クリスティーナ、君との婚約は無かった事にしようと思うんだ」と、婚約者である第一王子ウィルフレッドに婚約白紙を言い渡されたクリスティーナ。
用意された書類には国王とウィルフレッドの署名が既に成されていて、これは覆せないものだった。

クリスティーナは書類に自分の名前を書き、ウィルフレッドに一つの願いを叶えてもらう。

違うと言ったのに、聞き入れなかったのは貴方でしょう?私はそれを利用させて貰っただけ。
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