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圭視点
吉野
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その部屋に入った途端、泪が行動をおこした。
「ここなら外の音も聞こえないし、中の音は外には漏れないから。さっきの続きね」
そう言っていきなり私の服とブラを剥ぎ取ったかと思うと、横抱きのまま胸を掴まれ、揉まれた。
「あん……、泪、さ……んんっ」
「もう……お圭ちゃんの胸はアタシのモノなのに!」
私の胸は泪のじゃなくて私のだと言いたいのに、泪の愛撫でそれすらも言えないでいると、胸を突き出すように背中を反らされて胸にしゃぶりつかれた。
「や、あ、ああっ!」
「消毒しなきゃね」
「ああん、やぁっ!」
不安定な体勢なために動くこともできず、泪のされるがままに喘がされ、残っていた服や下着も剥ぎ取られる。
「こっちはお仕置き」
つうっと股間を撫でられ、ある一点をぐりぐりされるとそれだけで背中にゾクゾクしたものが這い上がって来る。
「や、あ、あっ」
「いや? こんなに乳首を硬く起たせてるのに?」
キュッと乳首を摘ままれて舐められる。
「ひあ、ああっ」
「こんなに蜜を溢れさせているのに?」
「やぁっ、はうっ」
くちゅ、と音を立てながら私の胎内に何かが入り込み、くちゅ、ちゅぷ、と水音を響かせながら泪は私の股間と胸を弄る。
「お、と、いや……っ、恥ず、かし……ああっ」
「以前、『圭の嫌がることじゃないとお仕置きにならない』って言わなかったかしら?」
泪は私に聞かせるようにさらに水音を響かせ、乳首も吸い上げられるといつものイクという感覚がせりあがり、あと少し……というところで泪の愛撫がピタリと止まった。
「る、い……さ……?」
「お仕置きだから簡単にはイカせないわよ?」
そう言うと私を横抱きにしたまま泪も服を脱ぎ、再び胸と股間を愛撫しはじめた。そして私がイきそうになるとやめるというのを繰り返される。
「やぁっ、ああっ、泪、さ……!」
「なあに?」
またもやイきそうなのに手を止められてしまい、イけそうでイけない感覚に身体がおかしくなりそうだった。
「あ、ああっ、やぁっ! 泪、さっ!」
「どうしたの?」
「も、やぁっ!」
「何が?」
「おか、おかしく、なり、そう……っ」
「うふふ……。圭……どうしてほしい?」
泪に「イかせてほしい」と言いたい。けれど、恥ずかしくてなかなか言えなくて、ただ首を横に振るだけだ。
「言、えな、……っ」
「言わないとずっとこのままよ?」
ずっとこのままなんて嫌だった。
(それは、嫌……っ!)
泪になんとかしてほしかった。だから恥ずかしいけど勇気を出してただ一言、こう言った――「泪さんがほしい」と。
その瞬間、泪の膝を跨ぐように座らせられた。
「はい、よくできました。ご褒美よ」
腰を持ち上げられるなり泪の熱い塊がいきなり私の中に入り込んだ途端、その刺激に耐えられず、待ち望んだイクという感覚が身体を走り抜けた。
そのあとは泪のされるがまま、なすがままに夜中まで泪に翻弄され続けた。
「ん……」
「起こしちゃった?」
ぽちゃんという水音で目が覚める。なんだか全身が温かい。
「泪、さん……?」
「体が冷えちゃったからお風呂に入ってから寝ようと思って。もうあがるから、そのまま寝てなさい」
「うん……」
お風呂に入ったんだとぼんやり考えながらも甘えるように背中を預け、泪に促されるままに目を閉じるといつの間にか眠ってしまった。
翌朝。珍しく泪よりも早く目が覚めたので、起こさないようにそっと抜け出して着替えると、穂積家の台所に向かった。けれど、時間が早過ぎたのか台所には誰もいなかった。
どうしようと思いつつも黒豆の状態を確かめるといい具合に水分を吸って膨らんでいたので、これを先にやってしまおうを圧力鍋を出して一旦洗い、鍋に黒豆を入れて火にかけると「あら、随分早起きね」と声をかけられ、飛び上がってしまった。振り向くとそこには義母が立っていた。
「おはようございます」
「おはよう。あら、お豆?」
「はい。一番時間がかかるので、先にやってしまおうと思って。あの……味付けはどうしますか?」
「そうね……」
義母に穂積家の味付けを教えてもらい、頭に叩き込む。どうせ台所にいるのだからと朝食はどうするかを聞く。
「お義母さん、朝ご飯はどうしますか?」
「作ってくれるの?」
「ご迷惑でなければ」
「迷惑だなんて! じゃあ、一緒に作りましょ?」
「はい!」
本当は迷惑なんじゃないのかなと思いつつも、嬉しそうな顔をした義母を見てよかったと内心で呟く。
「朝はご飯食が多いの。お父さんが『パンだと昼までもたん』と言うから」
「そうですか……。大晦日の晩ご飯はどうされているんですか?」
「夜中に年越し蕎麦を食べるから、酒のつまみを用意したりあっさりしたものを作ったり、出前を取ったりね」
「では、夜はちらし寿司か手巻き寿司にして、昼はにゅうめん、朝はさっぱりと浅漬けや卵焼きでどうですか?」
「いいわね! じゃあそうしましょう。その前にご飯を炊かなきゃね」
義母がお米を研ぎ始めたので、私は時間のかかる浅漬けを作るべく冷蔵庫を開ける。キュウリ、大根、ニンジン、キャベツを取り出し、ついでにお煮しめの材料も一緒に取り出して材料を切り始めた。二人でお喋りをしながら朝食を作り、ご飯が炊きあがるころに皆が起きて来たので、全員揃っての朝食となった。
「ここなら外の音も聞こえないし、中の音は外には漏れないから。さっきの続きね」
そう言っていきなり私の服とブラを剥ぎ取ったかと思うと、横抱きのまま胸を掴まれ、揉まれた。
「あん……、泪、さ……んんっ」
「もう……お圭ちゃんの胸はアタシのモノなのに!」
私の胸は泪のじゃなくて私のだと言いたいのに、泪の愛撫でそれすらも言えないでいると、胸を突き出すように背中を反らされて胸にしゃぶりつかれた。
「や、あ、ああっ!」
「消毒しなきゃね」
「ああん、やぁっ!」
不安定な体勢なために動くこともできず、泪のされるがままに喘がされ、残っていた服や下着も剥ぎ取られる。
「こっちはお仕置き」
つうっと股間を撫でられ、ある一点をぐりぐりされるとそれだけで背中にゾクゾクしたものが這い上がって来る。
「や、あ、あっ」
「いや? こんなに乳首を硬く起たせてるのに?」
キュッと乳首を摘ままれて舐められる。
「ひあ、ああっ」
「こんなに蜜を溢れさせているのに?」
「やぁっ、はうっ」
くちゅ、と音を立てながら私の胎内に何かが入り込み、くちゅ、ちゅぷ、と水音を響かせながら泪は私の股間と胸を弄る。
「お、と、いや……っ、恥ず、かし……ああっ」
「以前、『圭の嫌がることじゃないとお仕置きにならない』って言わなかったかしら?」
泪は私に聞かせるようにさらに水音を響かせ、乳首も吸い上げられるといつものイクという感覚がせりあがり、あと少し……というところで泪の愛撫がピタリと止まった。
「る、い……さ……?」
「お仕置きだから簡単にはイカせないわよ?」
そう言うと私を横抱きにしたまま泪も服を脱ぎ、再び胸と股間を愛撫しはじめた。そして私がイきそうになるとやめるというのを繰り返される。
「やぁっ、ああっ、泪、さ……!」
「なあに?」
またもやイきそうなのに手を止められてしまい、イけそうでイけない感覚に身体がおかしくなりそうだった。
「あ、ああっ、やぁっ! 泪、さっ!」
「どうしたの?」
「も、やぁっ!」
「何が?」
「おか、おかしく、なり、そう……っ」
「うふふ……。圭……どうしてほしい?」
泪に「イかせてほしい」と言いたい。けれど、恥ずかしくてなかなか言えなくて、ただ首を横に振るだけだ。
「言、えな、……っ」
「言わないとずっとこのままよ?」
ずっとこのままなんて嫌だった。
(それは、嫌……っ!)
泪になんとかしてほしかった。だから恥ずかしいけど勇気を出してただ一言、こう言った――「泪さんがほしい」と。
その瞬間、泪の膝を跨ぐように座らせられた。
「はい、よくできました。ご褒美よ」
腰を持ち上げられるなり泪の熱い塊がいきなり私の中に入り込んだ途端、その刺激に耐えられず、待ち望んだイクという感覚が身体を走り抜けた。
そのあとは泪のされるがまま、なすがままに夜中まで泪に翻弄され続けた。
「ん……」
「起こしちゃった?」
ぽちゃんという水音で目が覚める。なんだか全身が温かい。
「泪、さん……?」
「体が冷えちゃったからお風呂に入ってから寝ようと思って。もうあがるから、そのまま寝てなさい」
「うん……」
お風呂に入ったんだとぼんやり考えながらも甘えるように背中を預け、泪に促されるままに目を閉じるといつの間にか眠ってしまった。
翌朝。珍しく泪よりも早く目が覚めたので、起こさないようにそっと抜け出して着替えると、穂積家の台所に向かった。けれど、時間が早過ぎたのか台所には誰もいなかった。
どうしようと思いつつも黒豆の状態を確かめるといい具合に水分を吸って膨らんでいたので、これを先にやってしまおうを圧力鍋を出して一旦洗い、鍋に黒豆を入れて火にかけると「あら、随分早起きね」と声をかけられ、飛び上がってしまった。振り向くとそこには義母が立っていた。
「おはようございます」
「おはよう。あら、お豆?」
「はい。一番時間がかかるので、先にやってしまおうと思って。あの……味付けはどうしますか?」
「そうね……」
義母に穂積家の味付けを教えてもらい、頭に叩き込む。どうせ台所にいるのだからと朝食はどうするかを聞く。
「お義母さん、朝ご飯はどうしますか?」
「作ってくれるの?」
「ご迷惑でなければ」
「迷惑だなんて! じゃあ、一緒に作りましょ?」
「はい!」
本当は迷惑なんじゃないのかなと思いつつも、嬉しそうな顔をした義母を見てよかったと内心で呟く。
「朝はご飯食が多いの。お父さんが『パンだと昼までもたん』と言うから」
「そうですか……。大晦日の晩ご飯はどうされているんですか?」
「夜中に年越し蕎麦を食べるから、酒のつまみを用意したりあっさりしたものを作ったり、出前を取ったりね」
「では、夜はちらし寿司か手巻き寿司にして、昼はにゅうめん、朝はさっぱりと浅漬けや卵焼きでどうですか?」
「いいわね! じゃあそうしましょう。その前にご飯を炊かなきゃね」
義母がお米を研ぎ始めたので、私は時間のかかる浅漬けを作るべく冷蔵庫を開ける。キュウリ、大根、ニンジン、キャベツを取り出し、ついでにお煮しめの材料も一緒に取り出して材料を切り始めた。二人でお喋りをしながら朝食を作り、ご飯が炊きあがるころに皆が起きて来たので、全員揃っての朝食となった。
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