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287、シャッフルタイム
「ああ、俺の言うことを聞いてくれ。実は……」
エイジが提案したのは、パーティメンバーの入れ替えだ。
今、エリスの魔法でパーティを組んでいるのは、エイジとエリス、リアナとアンジェの四人。
そしてシェリルのエクスぺリエンティアで経験を共有してるのは、エリクとオリビアとライアンそしてシェリル自身だ。
エリクはまだ余裕があるからいいとして、とエイジは思う
「まずは今のパーティを解散して、代わりにエリスはエリクさんとリアナ、アンジェ。そしてシェリルは、俺とオリビアとライアンにパーティ申請して欲しいんだ」
首を傾げるシェリル。
「ふにゃ~、言ってることが分からないにゃ。メンバーを変えることが、どうしていい方法になるにゃ?」
オリビアとライアンも、当然同じように疑問を口にする。
「そうだぜ、エイジ。一緒に狩りをするんだ、結局どちらのパーティに入ってもそれほど変わらないだろ?」
「そうね、パーティを組み直す意味があるとは思えないわ」
一方でエリスやリアナ、そしてアンジェはなるほどと頷く。
「そうね、迷宮に入った時と今で、レベルが逆転したのならその方がいいわよね」
「分かったわエイジ」
「効率を考えてもその方がいいわね。皆が強化された方が早く前に進めるもの」
エイジの力をジーナから聞いているエリクは、苦笑しながら赤い髪の少年に尋ねる。
「いいんですか? エイジ。それをするということは、ライアンたちにも貴方の力を知られることになりますよ」
エイジは笑いながらエリクに頷く。
「構わないですよ。俺はライアンたちをもう仲間だと思ってる。そうだろ?」
「何だよエイジ? そりゃあお前……俺だって、お前たちのことは只の仕事の関係だとは思ってないぜ。なあオリビア」
ライアンの言葉に、オリビアは少しツンとしながらも照れたように顔を背けながら言った。
「……仲間だと思ってるわ。今日会ったばかりだけど、そんなのは関係ないわ。一緒に戦えば信頼できる相手かどうか分かるもの」
「ふにゃ~、それはそうだけどにゃ。ちゃんと説明してくれないと分からないにゃ」
エイジはエリスやリアナ、そしてアンジェを見つめる。
「なあ、ライアンたちになら話しても構わないだろ?」
その言葉に三人の少女は頷く。
「ええ、私も賛成よ。エイジ」
「もちろん私も、この三人なら信頼できるもの」
アンジェはオリビアをちらりと一瞥すると言う。
「いいんじゃない? 最初は嫌な女だと思ったけど、こうやって背中を任せることが出来る相手は少ないもの」
仲間の同意を得てエイジは、ライアンたちに女神の加護の力のことを話し始めた。
驚くライアンたち。
「おい……女神の加護って」
「ええ、よく英雄とか勇者が与えられるものだとは聞いてるけど、そんなのはおとぎ話の話でしょ?」
「ふにゃ~、でもそう考えれば、エイジたちの成長の速さが納得いくにゃ」
シャリルの言葉に確かに、と頷くオリビアとライアン。
エイジは三人に言った。
「俺たちは少しでも早く強くなりたいんだ。三人の腕は良く分かってる、皆が同時に強くなっていければ、これほど頼もしい相手はいない。協力してくれないか?」
その言葉に顔を見合わせる三人。
ライアンは鼻の頭を掻きながら答える。
「協力ってよ……それが本当ならこっちのほうこそ願ったりだぜ。なあ?」
「ええ、私も少しでも強くなりたい。遺物の話が本当ならこの手で兄の仇を討ちたいの」
「ふにゃ~、このまま足手まといは癪だにゃ! こっちからお願いするにゃ」
エリクはふぅと溜め息をつきながら皆に言う。
「確かにエイジのいう事にも一理ある。但し今聞いた話はここだけの話にしてもらいますよ。こちらにも事情がありましてね、いいですね三人とも」
ライアンたちは皆エリクの言葉に頷いた。
エリスはその様子を眺めながら、皆を鼓舞するように元気よく声を上げる。
「さあ、じゃあメンバーを入れ替えるわよ! シェリルもお願い」
「ふにゃ! エリス、了解にゃ!!」
エイジが提案したのは、パーティメンバーの入れ替えだ。
今、エリスの魔法でパーティを組んでいるのは、エイジとエリス、リアナとアンジェの四人。
そしてシェリルのエクスぺリエンティアで経験を共有してるのは、エリクとオリビアとライアンそしてシェリル自身だ。
エリクはまだ余裕があるからいいとして、とエイジは思う
「まずは今のパーティを解散して、代わりにエリスはエリクさんとリアナ、アンジェ。そしてシェリルは、俺とオリビアとライアンにパーティ申請して欲しいんだ」
首を傾げるシェリル。
「ふにゃ~、言ってることが分からないにゃ。メンバーを変えることが、どうしていい方法になるにゃ?」
オリビアとライアンも、当然同じように疑問を口にする。
「そうだぜ、エイジ。一緒に狩りをするんだ、結局どちらのパーティに入ってもそれほど変わらないだろ?」
「そうね、パーティを組み直す意味があるとは思えないわ」
一方でエリスやリアナ、そしてアンジェはなるほどと頷く。
「そうね、迷宮に入った時と今で、レベルが逆転したのならその方がいいわよね」
「分かったわエイジ」
「効率を考えてもその方がいいわね。皆が強化された方が早く前に進めるもの」
エイジの力をジーナから聞いているエリクは、苦笑しながら赤い髪の少年に尋ねる。
「いいんですか? エイジ。それをするということは、ライアンたちにも貴方の力を知られることになりますよ」
エイジは笑いながらエリクに頷く。
「構わないですよ。俺はライアンたちをもう仲間だと思ってる。そうだろ?」
「何だよエイジ? そりゃあお前……俺だって、お前たちのことは只の仕事の関係だとは思ってないぜ。なあオリビア」
ライアンの言葉に、オリビアは少しツンとしながらも照れたように顔を背けながら言った。
「……仲間だと思ってるわ。今日会ったばかりだけど、そんなのは関係ないわ。一緒に戦えば信頼できる相手かどうか分かるもの」
「ふにゃ~、それはそうだけどにゃ。ちゃんと説明してくれないと分からないにゃ」
エイジはエリスやリアナ、そしてアンジェを見つめる。
「なあ、ライアンたちになら話しても構わないだろ?」
その言葉に三人の少女は頷く。
「ええ、私も賛成よ。エイジ」
「もちろん私も、この三人なら信頼できるもの」
アンジェはオリビアをちらりと一瞥すると言う。
「いいんじゃない? 最初は嫌な女だと思ったけど、こうやって背中を任せることが出来る相手は少ないもの」
仲間の同意を得てエイジは、ライアンたちに女神の加護の力のことを話し始めた。
驚くライアンたち。
「おい……女神の加護って」
「ええ、よく英雄とか勇者が与えられるものだとは聞いてるけど、そんなのはおとぎ話の話でしょ?」
「ふにゃ~、でもそう考えれば、エイジたちの成長の速さが納得いくにゃ」
シャリルの言葉に確かに、と頷くオリビアとライアン。
エイジは三人に言った。
「俺たちは少しでも早く強くなりたいんだ。三人の腕は良く分かってる、皆が同時に強くなっていければ、これほど頼もしい相手はいない。協力してくれないか?」
その言葉に顔を見合わせる三人。
ライアンは鼻の頭を掻きながら答える。
「協力ってよ……それが本当ならこっちのほうこそ願ったりだぜ。なあ?」
「ええ、私も少しでも強くなりたい。遺物の話が本当ならこの手で兄の仇を討ちたいの」
「ふにゃ~、このまま足手まといは癪だにゃ! こっちからお願いするにゃ」
エリクはふぅと溜め息をつきながら皆に言う。
「確かにエイジのいう事にも一理ある。但し今聞いた話はここだけの話にしてもらいますよ。こちらにも事情がありましてね、いいですね三人とも」
ライアンたちは皆エリクの言葉に頷いた。
エリスはその様子を眺めながら、皆を鼓舞するように元気よく声を上げる。
「さあ、じゃあメンバーを入れ替えるわよ! シェリルもお願い」
「ふにゃ! エリス、了解にゃ!!」
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