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連載
311、聖なる歌
「ああ、リアナ。じゃあ始めようか」
エイジのその言葉に、ワクワクするリアナ。
両手を胸の前で握りしめて力が入っている。
エイジを見つめて膝を付いた。
「あ、あのじゃあエイジ……様、お願いね」
「はは、どちらかっていうとリアナの方が聖職者って感じだけどな」
どう考えても絵面が逆である。
「じゃあ始めるぞ、リアナ」
エイジの言葉にコクリと頷くリアナ。
仲間のクラスチェンジを繰り返したため、慣れてきたエイジ。
落ち着いた雰囲気でリアナの額に手を当てると、儀式を進めていく。
そして最後にリアナに尋ねた。
「汝、リアナは己の中に秘められた力の解放を望むか?」
「はい、エイジ様、望みます」
祈りを捧げるような姿勢になるリアナは可憐である。
エイジは頷く。
「それでは、我が女神メルティの名において、そなたの力を開放しよう!」
白い光がリアナを包む。
吐息を漏らすリアナ。
(分かるわ……私の新しい力を、エイジが引き出してくれるのが)
激しい高揚感とその直後の一瞬の脱力感に、リアナは暫くその場にひざまずいていた。
エイジはリアナのステータスを確認する。
名前:リアナ
種族:人間
職業:上級治療魔道士LV1
HP:450
MP:1180
力:102
体力:216
知恵:512
魔力:485
器用さ:351
素早さ:356
幸運:112
スキル:無し
ユニークスキル:【聖なる歌】
魔法:上級治癒魔法【ホーリーヒーリングプラス】【キュアコンディションプラス】【キュアポイズンプラス】【ホーリブレス】
特殊魔法:【ホワイトローズ】
加護:無し
称号:無し
(【聖なる歌】と【ホワイトローズ】かリアナも二つの力が目覚めてる!)
エイジは二つの力の詳細を確認する。
『聖なる歌:仲間への思いを祈りに変えて唇から歌を紡ぐ。パーティーメンバーの能力は大幅に高める』
『ホワイトローズ:聖なる白い薔薇で敵を射抜く。アンデッドに特効』
エリスのプリンセスローズが赤い薔薇なら、リアナの魔法は白い薔薇である。
姉妹のようにして育ってきた二人に相応しい力だな、とエイジは思った。
好奇心旺盛のリアナも、他のメンバーがやったように自分の力を試している。
祈りを込めるように両手を胸の前に合わせて、その祈りを歌に変えているその姿。
それは、まるで天上から舞い降りた天使のようである。
その瞬間、エイジたちの体を白い光が包む。
「これは……」
「何だか体の中から勇気と力が湧いてくるような歌だわ」
アンジェも頷く。
「ええ、本当に。凄いわ! リアナ!」
そう言われて照れくさそうな顔をする、リアナ。
「さて、それじゃあ最後は、アンジェだな」
「え、ええ……」
エイジは首を傾げた。
「どうしたんだ? アンジェ」
(そういえば様子がおかしかったよな。アンジェのことだから一番最初にクラスチェンジして! って言うかと思ったのに)
エイジはそう思ってアンジェを見る。
それに反して、大人しく最後まで黙っていたのが変に思える。
自分を上目遣いに見るダークエルフの少女。
「あ、あのね、エイジ」
アンジェは少し不安げにエイジに話しかけた。
エイジのその言葉に、ワクワクするリアナ。
両手を胸の前で握りしめて力が入っている。
エイジを見つめて膝を付いた。
「あ、あのじゃあエイジ……様、お願いね」
「はは、どちらかっていうとリアナの方が聖職者って感じだけどな」
どう考えても絵面が逆である。
「じゃあ始めるぞ、リアナ」
エイジの言葉にコクリと頷くリアナ。
仲間のクラスチェンジを繰り返したため、慣れてきたエイジ。
落ち着いた雰囲気でリアナの額に手を当てると、儀式を進めていく。
そして最後にリアナに尋ねた。
「汝、リアナは己の中に秘められた力の解放を望むか?」
「はい、エイジ様、望みます」
祈りを捧げるような姿勢になるリアナは可憐である。
エイジは頷く。
「それでは、我が女神メルティの名において、そなたの力を開放しよう!」
白い光がリアナを包む。
吐息を漏らすリアナ。
(分かるわ……私の新しい力を、エイジが引き出してくれるのが)
激しい高揚感とその直後の一瞬の脱力感に、リアナは暫くその場にひざまずいていた。
エイジはリアナのステータスを確認する。
名前:リアナ
種族:人間
職業:上級治療魔道士LV1
HP:450
MP:1180
力:102
体力:216
知恵:512
魔力:485
器用さ:351
素早さ:356
幸運:112
スキル:無し
ユニークスキル:【聖なる歌】
魔法:上級治癒魔法【ホーリーヒーリングプラス】【キュアコンディションプラス】【キュアポイズンプラス】【ホーリブレス】
特殊魔法:【ホワイトローズ】
加護:無し
称号:無し
(【聖なる歌】と【ホワイトローズ】かリアナも二つの力が目覚めてる!)
エイジは二つの力の詳細を確認する。
『聖なる歌:仲間への思いを祈りに変えて唇から歌を紡ぐ。パーティーメンバーの能力は大幅に高める』
『ホワイトローズ:聖なる白い薔薇で敵を射抜く。アンデッドに特効』
エリスのプリンセスローズが赤い薔薇なら、リアナの魔法は白い薔薇である。
姉妹のようにして育ってきた二人に相応しい力だな、とエイジは思った。
好奇心旺盛のリアナも、他のメンバーがやったように自分の力を試している。
祈りを込めるように両手を胸の前に合わせて、その祈りを歌に変えているその姿。
それは、まるで天上から舞い降りた天使のようである。
その瞬間、エイジたちの体を白い光が包む。
「これは……」
「何だか体の中から勇気と力が湧いてくるような歌だわ」
アンジェも頷く。
「ええ、本当に。凄いわ! リアナ!」
そう言われて照れくさそうな顔をする、リアナ。
「さて、それじゃあ最後は、アンジェだな」
「え、ええ……」
エイジは首を傾げた。
「どうしたんだ? アンジェ」
(そういえば様子がおかしかったよな。アンジェのことだから一番最初にクラスチェンジして! って言うかと思ったのに)
エイジはそう思ってアンジェを見る。
それに反して、大人しく最後まで黙っていたのが変に思える。
自分を上目遣いに見るダークエルフの少女。
「あ、あのね、エイジ」
アンジェは少し不安げにエイジに話しかけた。
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