私の理想の異世界チート

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131.私の好み

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「今は 王妃様の言われる様に、悩みなんて無さそうに感じられるかもしれませんが……

前の世界では 100年 生きればとても長生きだと言われる世界のなか、36歳だったので お肌の曲がり角やその他 諸々で、お肌はボロボロだったんですよ。」

「えっ?! 100歳が長生き……?!
ああっ!! ミユちゃんの前の世界では、確かあちらの人族は 寿命が短かったかしらね……?

確か数代前の招き人も黒髪に黒目のニホンの人だったかしらね?
ミユちゃんもニホン人なのかしら?」

「そうです!私もニホン人です。
あちらはこちらより寿命が短かいみたいですね。」

「そうなのね。
こちらの人族は、長生きだと250歳くらいまで生きるから ビックリしちゃったわ。」


「話を戻しますが、このどんな薬でも造れる力があるので、王妃様に何か用意する事も出来ますから。
お力になれるかなと思います!」

「まあ!まああっ!何て嬉しい事を言ってくれるんでしょう!!
わたくし 感激だわ!

でも 良いのかしら?」

チラリッとエドを確認する王妃様……

「あっ!! ごめんなさいエド…
また エドの許可なく 話を進めてしまってた…!」

「はぁーーー
まあ 母上にだから…
100歩譲って良しとするかな……

でも…夜は覚悟しといてね♪ミーユ♪」

「ひぃ!」

「だけど ミユちゃん。
昨日 会ったばかりのわたくしに、優しくし過ぎではなくて?」

「いえ!これから こちらに住んでお世話になりますし…

それに 今 私が着ているワンピースや宝石は、王妃様が用意して下さったのでしょう?!
それに対するお返しもありますし…」

「まあ。気付いてくれていたのね 嬉しいわ。

それに 何か他にもありそうね??」

「あの…昨日と今日の王妃様の服装を見ていると、私に用意して下さった衣装のデザインが、女性3人の内で言えば 王妃様 寄りだったので、私の衣装を用意して下さったのが貴女かなと思いまして…」

「ええ そうね。
わたくしの好みでミユちゃんに似合いそうな物を選んだから、気付いてくれてとても嬉しいわ。

あとは?他にも何か理由があるのでしょう?!
言ってみて頂戴な。」

「あの…あの…!
私 両親を早くに亡くしているので…
夫となるエドの両親を、自分の親のように 甘えたり 親孝行が出来たらな…何て…思っていまして……」

最後の方の言葉が 恥ずかしさで、段々と小声になる……

「まあ!まああっ!
わたくし達の事を 本当の両親の様に、甘えたりしたいのねっ??!
可愛い息子の嫁が増えるのが嬉しかったのに、本当の両親のように甘えたい何てっ!
大歓迎だわっ!」


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