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182.一方通行
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「あのっ!!エリーメイ様からの私への誤解を早々に解きたいので、率直にズカズカとお二人の問題に、土足で踏み入る様に口を挟ませて頂こうと思いますが!ご了承下さいますか?!」
「あ…ああ。
俺は構わないが…
エリーも良いんだよな?」
「は…はい……」
「では まず!
エリーメイ様より 相談された事なのですが……
・胸が小さくてコンプレックスなのと。」
「なぁっ?!!」
「はい!ストップ!!
最後まで私の話す内容を聞いて下さい!!」
「す…すまない。分かった…続けてくれ。」
「では、先程からの話に戻します…
・小さな胸のコンプレックス。
・長い間 番であるのに子供が出来ない。
その他は 女性特有のお悩みですので、省かせて頂きますが、エリーメイ様からその様に相談されました。
私は数日ですが、お2人を見ていて思うに…
ウィルソン様は、エリーメイ様の胸に不満は無いのでは?と考えますが、如何でしょうか?!」
「えっ?!!
あ…あ…ああ。
実は……僕は……胸の小さい人が好きなんだ……
エリーと出逢って、本当に神に感謝したよ……」
「えっ!?!!」
「エリーメイ様。
だ そうですよ?!
これで 先程 私が意地悪で言ったのでは無いと、理解して頂けましたね??!」
コクコクと首振り人形の様に、エリーメイ様が頷きます。
「後…思ったのは……
もしかしたらなのですが……
ウィルソン様。お子様が出来ない様にされて居ませんか?!」
「うぇっ!?!
よ…よく分かったなっ……
そうだな…!
まだ子が出来ない様に、避妊してる。
その事で エリーが悩んでるなんて、気付きもしなかった……」
「ええええっ?!!!
何故ですかっ?!!ウィル!!私との子供を望まれて居ないのですかっ?!!!」
「ち…ちがうんだっ!
そう…じゃなくて…っ…!
エリーを産まれた子にとられたくなくて…
もう少し2人の時間を長く過ごしたくて……
あっ!でも…
1000年 経ったら、作っても良いかなって…思ってはいた…
エリーを不安にさせてしまって、すまなかったな。
ごめんよエリー。」
「ウィルソン様……
ちゃんとエリーメイ様との、将来の話しや エリーメイ様の何処そこが好ましい等の、対話をこれからはされて下さい。
夫婦は一方通行では成り立ちませんよ!
女性は、態度だけではなく 言葉も大切に思います。
今後は 態度も言葉も伝わる様に、愛情表現していって下さいねっ!」
「ありがとう。ミユちゃん。
早速 2人になったら、そうしたいと思う。」
エリーメイ様は、真っ赤になって俯いて居ます。
『866年も一緒なのに、エリーメイ様の この反応は初々しくて可愛らしいな。』
「あ…ああ。
俺は構わないが…
エリーも良いんだよな?」
「は…はい……」
「では まず!
エリーメイ様より 相談された事なのですが……
・胸が小さくてコンプレックスなのと。」
「なぁっ?!!」
「はい!ストップ!!
最後まで私の話す内容を聞いて下さい!!」
「す…すまない。分かった…続けてくれ。」
「では、先程からの話に戻します…
・小さな胸のコンプレックス。
・長い間 番であるのに子供が出来ない。
その他は 女性特有のお悩みですので、省かせて頂きますが、エリーメイ様からその様に相談されました。
私は数日ですが、お2人を見ていて思うに…
ウィルソン様は、エリーメイ様の胸に不満は無いのでは?と考えますが、如何でしょうか?!」
「えっ?!!
あ…あ…ああ。
実は……僕は……胸の小さい人が好きなんだ……
エリーと出逢って、本当に神に感謝したよ……」
「えっ!?!!」
「エリーメイ様。
だ そうですよ?!
これで 先程 私が意地悪で言ったのでは無いと、理解して頂けましたね??!」
コクコクと首振り人形の様に、エリーメイ様が頷きます。
「後…思ったのは……
もしかしたらなのですが……
ウィルソン様。お子様が出来ない様にされて居ませんか?!」
「うぇっ!?!
よ…よく分かったなっ……
そうだな…!
まだ子が出来ない様に、避妊してる。
その事で エリーが悩んでるなんて、気付きもしなかった……」
「ええええっ?!!!
何故ですかっ?!!ウィル!!私との子供を望まれて居ないのですかっ?!!!」
「ち…ちがうんだっ!
そう…じゃなくて…っ…!
エリーを産まれた子にとられたくなくて…
もう少し2人の時間を長く過ごしたくて……
あっ!でも…
1000年 経ったら、作っても良いかなって…思ってはいた…
エリーを不安にさせてしまって、すまなかったな。
ごめんよエリー。」
「ウィルソン様……
ちゃんとエリーメイ様との、将来の話しや エリーメイ様の何処そこが好ましい等の、対話をこれからはされて下さい。
夫婦は一方通行では成り立ちませんよ!
女性は、態度だけではなく 言葉も大切に思います。
今後は 態度も言葉も伝わる様に、愛情表現していって下さいねっ!」
「ありがとう。ミユちゃん。
早速 2人になったら、そうしたいと思う。」
エリーメイ様は、真っ赤になって俯いて居ます。
『866年も一緒なのに、エリーメイ様の この反応は初々しくて可愛らしいな。』
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