私の理想の異世界チート

２６５．パニック

ドミニクが両腕を広げて待ち構える……

『行くわきゃないじゃん！！！

コイツ…頭湧いてんのっ？！！』


少し待てども腕の中に来ない望結に痺れを切らせたのか、ドミニクが一歩 足を踏み出し……

ゆっくりと一歩一歩 望結へと近付いて来る。

「っ…！」

ソレから逃げる様に、じりじりと望結も後へと後退る……

数歩分 後に後退れば、ベットに当たり 膝裏がカクンッとなってしまい、後のベットへと倒れてしまった。

『ベットに倒れては、また襲い掛かられてしまうっ！！』

焦った望結は、すぐさま起き上がり、ドミニクの居た方を見る。

既にベットの縁まで近寄って居て、今にもベットの上にドミニクが上がって来ようとしていた！！

望結はすぐさまひっくり返って、四つん這いでベットの上を移動しようとするが……

左のふくらはぎを掴まれ、引っ張られる！
そしてすぐさま右のふくらはぎも、身体の下から引き出され押さえ付けられてしまった！！

うつ伏せで両足が押さえ付けられてしまっては、両腕をバタバタさせるのと上体を少し持ち上げる以外の抵抗が出来なくて、望結はパニックになった。

パニックになりながらも、何か出来ないかと色々と考えながら、両腕を振り回して抵抗する。

望結の両足に体重を掛けて押さえ込み、振り回される両腕を回収しようと、ドミニクが行動する。

難なく左腕を捕まえ押さえ込み、次は（右腕を！）と捕らえようとした所で、望結が上体を反らし、振り回した右腕が、ドミニクの顎を殴った！

不意打ちの顎パンチが、意外にも きまった様で、ドミニクの押さえ込む力が、少しだけ緩まる。

望結はその隙を逃さず、両足を捻ってドミニクの下からなんとか脱出しようとしたっ！！


しかしそこは上手くいかない……

見た目は優男風なドミニクであったが、外見小娘の望結を組み敷くのは容易い程度には、脱いだら凄いと思われる筋肉はついていたのだ……

望結の身体を横向きのまま押さえ込み、片手で両手首を纏めて頭の上で抑え付け、太ももの向きを変えて上に乗り上げ、望結の抵抗する身体を全て押さえ込んだ。


ドミニクは空いている片手で、望結の胸を揉み 少し楽しんだら、ドレスを下げ直に望結の胸を揉み始めた……

「ううーーー！！ 嫌だっ！！触るなっ！！
私に触っても良いのは、エドだけだぁぁぁーーー！！！」

「今日からは違いますよ♡ミユさん♡
私だけが、貴女に触れても良い存在になるのです♡

じゃあ…まずは、この美味しそうな胸の果実を頂きますね♡」

ドミニクが 望結の胸へと唇を寄せ………