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わたしの島
島へ行こう!
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結局、皇都に滞在したのは7日ほどだ。いろいろありすぎで、1月くらい居た感じがする。私が寝込んでいた2日間で、皇宮・王宮、神殿、各ギルドから沢山の通達が出たことをタルに着いてから知った。タルの門もアンデッドの襲撃の翌々日には通常通り朝から開門したそうだ。
通達のあった当初は、かなり混乱が生じたが、10日も経った今は、落ち着いている。高ランクの冒険者たちに保存容器が配られ始めたのも大きいと思う。
そんな中、わたしたち4人は、女神様からもらった島へとやって来た。転移した先は、コテージ前の砂浜。目の前には、エメラルドグリーンの海が広がっている。
「変わった家だな」
「そうですね。見かけない造りですね」
「早速、探検と行こうぜ!」
いや、まずは家を確認しようよ、ざらぱぱ。
「ハァ。まずは家の確認ですよ。島を見て廻るのはその後です」
コテージの中は、タルの家とほぼ同じだった。違うのは、各部屋毎にバルコニーがついていることくらいだ。《複合スキル 調理》を持つ私には、あんまり関係ないけど、キッチンも大きくて、最新の設備が整っていた。・・・・違うのは、私の部屋に30インチほどのテレビサイズのパソコンがあることくらいだ・・・・。
なんだこれ?
「シャナ、これが何か分かりますか?」
「使い方はわかるけど、何が出来るかは起動してみないと分からない・・・・」
「危険なものではないのですね?」
「うん。・・・・たぶん?」
女神様の設置したものだから、危なくないとは思う。けど、断言はしたくない。だって、あの女神だ、何が起こってもおかしくない。
電源を入れる。思った通り、画面が明るくなり起動した。画面には、《ようこそ!メニューを選んでください》と出ている。
なんだ、しゃべらないのか。AIは搭載されていないらしい。
「パソコンで操作なんて、一昔前の様式なんだね。どうせなら、会話で進んでいく方が楽だったな」
ぼそりとわたしが呟いた途端、パソコンが光った。ガルはわたしを抱え、りーぱぱとざらぱぱは、わたしを守るように前に出た。素早い。さすがだ。
パソコンは、少しの間光っていたが、すぐに何事もなかったように元に戻った。
なんだったの?
「これは、本当に危険なものじゃないのか?」
「さっきの光には悪意はありませんでしたが、なぜ突然光ったのでしょう?起動したからですか?」
「信用できんな!」
だよね。ざらぱぱに賛成だよ。
うーん?でも、なんでだったんだろう?
《初めまして。僕はAIのナビゲーションシステム。ナビーだよ。シャナの要望で進化しちゃった♪》
3人がじと目で私を見てくるが、これはわたしのせいじゃない!つい、ぽろっと出た言葉に反応した女神様が悪い!
《ここで、島全体のカスタマイズ及びダンジョンの設定が出来ちゃうよ。する?》
しかし、フランクなナビだな。
「・・・・後にする」
なんか、疲れた。
電源オフ・・・・、出来ない?
《ざーんねん!一度起動したら、オフできませーん。またきてね♪すぐきてね♪》
殺意が・・・・。
ウザすぎる。暫く来たくない。
わたしはさっさとその部屋を後にした。そして、島全体を見て廻ることに。はりきって、島を巡った。7日かけて、隅から隅まで見て廻った。その結果は、・・・・・・・・。
「何もなかったですね・・・・」
「シャナ、魔獣が居るんじゃないのか?」
「ダンジョンもなかったぞ」
「えっと、・・・・」
コテージの裏から只ひたすら木が生えるだけの森が続いていた。家の周り以外全てだ。ダンジョンもなければ、魔獣も出ない。お願いしておいた果物もない。どうやら、あのナビーのところでカスタマイズしなければ、何もない、木ばかりの島で過ごすことになるようだ。
行きたくない。
イラッとするんだよね。
「わたしの部屋のナビーのところで創らないと何もないみたい」
「「「・・・・」」」
あの女神ならこんな状況もあり得る。気づけなかった自分が腹立たしい。
「とにかく、島を創り替えましょうか」
「そうだな。ダンジョンの設定は、俺がやる!こんな機会滅多にないからな!」
「ああ。ここは、楽しんだもん勝ちだな」
確かに。あのナビーは面倒だけど、わたしの好きなようにできるんだ。フフフ。美味しいものをたくさん植えよう♪
わたしたちは意気揚々とナビーのいる部屋に戻った。
《いらっしゃいませ~♪何になさいますか?
1.島の地形を替え、山や谷、川、湖等を創る
2.島の植生を替える
3.魔獣を配置する
4.ダンジョンを創る
5.建物を増やす
6.セキュリティの設定
選んで~♪》
やっぱり、なんかイラッとする。
「お!ダンジョン創ろうぜ」
《まずは、1から順に進めてね》
「なら、最初からそう言えー!!!」
つい、イライラからムキーと喰ってかかってしまった。
《落ち着いてくださいよぉ》
「もう!こいつ嫌い!」
「シャナ、落ち着け。イライラする気持ちは分かるが、進めないとな」
《仕方ないなぁ。じゃあ、別のナビを選ばせてあげるよ。全く我が儘なんだから。
1.執事タイプ
2.女教師タイプ
3.イケオジタイプ
4.チャラ男タイプ
5.侍女タイプ
さあ、どれにする?お薦めは、4.チャラ男タイプだよ、もちろん♪》
「1.執事タイプにする」
《えー、いいの?ホントに?後悔しない?》
「ウザい。さっさと1に替われ!」
《・・・・。変更完了いたしました。ようこそ、楽園の島へ》
あ、本当に替わった。やれやれだよ。
「島を創り替えたいんだけど」
《分かりました。では、まず、地形を決めていきましょう。島全体の形を表示しますので、マウスで置きたいものをクリックし、置きたい場所にドラッグしてください。大きさも変更可能です。全てを置き終わったあとで完了と言ってください》
それからは大変だった。3の魔獣の配置が終わるまでに10日を要した。りーぱぱが居なかったら、更に倍の時間がかかったと思う。りーぱぱ、凄い!そのかいもあって、わたしの欲しい食べ物はここに来れば、調達が可能だ。女神様はかなり奮発してくれたらしく、幻の草原でしか手に入らないものも用意してくれていて、それらは、わたしたちだけが入れるダンジョンで栽培することになった。
さあ、次は、そのダンジョンを創る。ざらぱぱが矢鱈と張り切っているから、気を付けないととんでもないダンジョンになりそうだ。りーぱぱ、頑張って!
通達のあった当初は、かなり混乱が生じたが、10日も経った今は、落ち着いている。高ランクの冒険者たちに保存容器が配られ始めたのも大きいと思う。
そんな中、わたしたち4人は、女神様からもらった島へとやって来た。転移した先は、コテージ前の砂浜。目の前には、エメラルドグリーンの海が広がっている。
「変わった家だな」
「そうですね。見かけない造りですね」
「早速、探検と行こうぜ!」
いや、まずは家を確認しようよ、ざらぱぱ。
「ハァ。まずは家の確認ですよ。島を見て廻るのはその後です」
コテージの中は、タルの家とほぼ同じだった。違うのは、各部屋毎にバルコニーがついていることくらいだ。《複合スキル 調理》を持つ私には、あんまり関係ないけど、キッチンも大きくて、最新の設備が整っていた。・・・・違うのは、私の部屋に30インチほどのテレビサイズのパソコンがあることくらいだ・・・・。
なんだこれ?
「シャナ、これが何か分かりますか?」
「使い方はわかるけど、何が出来るかは起動してみないと分からない・・・・」
「危険なものではないのですね?」
「うん。・・・・たぶん?」
女神様の設置したものだから、危なくないとは思う。けど、断言はしたくない。だって、あの女神だ、何が起こってもおかしくない。
電源を入れる。思った通り、画面が明るくなり起動した。画面には、《ようこそ!メニューを選んでください》と出ている。
なんだ、しゃべらないのか。AIは搭載されていないらしい。
「パソコンで操作なんて、一昔前の様式なんだね。どうせなら、会話で進んでいく方が楽だったな」
ぼそりとわたしが呟いた途端、パソコンが光った。ガルはわたしを抱え、りーぱぱとざらぱぱは、わたしを守るように前に出た。素早い。さすがだ。
パソコンは、少しの間光っていたが、すぐに何事もなかったように元に戻った。
なんだったの?
「これは、本当に危険なものじゃないのか?」
「さっきの光には悪意はありませんでしたが、なぜ突然光ったのでしょう?起動したからですか?」
「信用できんな!」
だよね。ざらぱぱに賛成だよ。
うーん?でも、なんでだったんだろう?
《初めまして。僕はAIのナビゲーションシステム。ナビーだよ。シャナの要望で進化しちゃった♪》
3人がじと目で私を見てくるが、これはわたしのせいじゃない!つい、ぽろっと出た言葉に反応した女神様が悪い!
《ここで、島全体のカスタマイズ及びダンジョンの設定が出来ちゃうよ。する?》
しかし、フランクなナビだな。
「・・・・後にする」
なんか、疲れた。
電源オフ・・・・、出来ない?
《ざーんねん!一度起動したら、オフできませーん。またきてね♪すぐきてね♪》
殺意が・・・・。
ウザすぎる。暫く来たくない。
わたしはさっさとその部屋を後にした。そして、島全体を見て廻ることに。はりきって、島を巡った。7日かけて、隅から隅まで見て廻った。その結果は、・・・・・・・・。
「何もなかったですね・・・・」
「シャナ、魔獣が居るんじゃないのか?」
「ダンジョンもなかったぞ」
「えっと、・・・・」
コテージの裏から只ひたすら木が生えるだけの森が続いていた。家の周り以外全てだ。ダンジョンもなければ、魔獣も出ない。お願いしておいた果物もない。どうやら、あのナビーのところでカスタマイズしなければ、何もない、木ばかりの島で過ごすことになるようだ。
行きたくない。
イラッとするんだよね。
「わたしの部屋のナビーのところで創らないと何もないみたい」
「「「・・・・」」」
あの女神ならこんな状況もあり得る。気づけなかった自分が腹立たしい。
「とにかく、島を創り替えましょうか」
「そうだな。ダンジョンの設定は、俺がやる!こんな機会滅多にないからな!」
「ああ。ここは、楽しんだもん勝ちだな」
確かに。あのナビーは面倒だけど、わたしの好きなようにできるんだ。フフフ。美味しいものをたくさん植えよう♪
わたしたちは意気揚々とナビーのいる部屋に戻った。
《いらっしゃいませ~♪何になさいますか?
1.島の地形を替え、山や谷、川、湖等を創る
2.島の植生を替える
3.魔獣を配置する
4.ダンジョンを創る
5.建物を増やす
6.セキュリティの設定
選んで~♪》
やっぱり、なんかイラッとする。
「お!ダンジョン創ろうぜ」
《まずは、1から順に進めてね》
「なら、最初からそう言えー!!!」
つい、イライラからムキーと喰ってかかってしまった。
《落ち着いてくださいよぉ》
「もう!こいつ嫌い!」
「シャナ、落ち着け。イライラする気持ちは分かるが、進めないとな」
《仕方ないなぁ。じゃあ、別のナビを選ばせてあげるよ。全く我が儘なんだから。
1.執事タイプ
2.女教師タイプ
3.イケオジタイプ
4.チャラ男タイプ
5.侍女タイプ
さあ、どれにする?お薦めは、4.チャラ男タイプだよ、もちろん♪》
「1.執事タイプにする」
《えー、いいの?ホントに?後悔しない?》
「ウザい。さっさと1に替われ!」
《・・・・。変更完了いたしました。ようこそ、楽園の島へ》
あ、本当に替わった。やれやれだよ。
「島を創り替えたいんだけど」
《分かりました。では、まず、地形を決めていきましょう。島全体の形を表示しますので、マウスで置きたいものをクリックし、置きたい場所にドラッグしてください。大きさも変更可能です。全てを置き終わったあとで完了と言ってください》
それからは大変だった。3の魔獣の配置が終わるまでに10日を要した。りーぱぱが居なかったら、更に倍の時間がかかったと思う。りーぱぱ、凄い!そのかいもあって、わたしの欲しい食べ物はここに来れば、調達が可能だ。女神様はかなり奮発してくれたらしく、幻の草原でしか手に入らないものも用意してくれていて、それらは、わたしたちだけが入れるダンジョンで栽培することになった。
さあ、次は、そのダンジョンを創る。ざらぱぱが矢鱈と張り切っているから、気を付けないととんでもないダンジョンになりそうだ。りーぱぱ、頑張って!
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