52 / 103
わたしの島
ダンジョン
しおりを挟む
ざらぱぱの熱望によって、ダンジョンの作成が始まった。一息吐いたあとで全然よかったんだけど、ウキウキとしたざらぱぱに2・3日待って・・・・とは言えなかった。りーぱぱもガルも苦笑しながらも付き合ってくれるようだ。
1つ目のダンジョンは、陸の魔獣を中心とした50階層のよくあるダンジョン。でも、レベルは普通じゃない。第1層目からB級の魔獣が出てくるとんでもダンジョンだ。しかも階層を進む毎に同じ魔獣でも強くなっていく。最終70階層のボスは、ケルベロスだけど、その強さはSSS級に設定した。つまり、普通のケルベロスの5割増の強さだ。それを2体。ざらぱぱの興奮度合いがヤバい。
2つ目のダンジョンは、両生類や爬虫類や虫達のいる50階層のダンジョン。砂漠や氷河、湿地や沼地などバラエティーにとんだ造りになった。レベルに関しても1つ目と変わらない。いや、わたしを含む一部の人にはどこよりも難関なダンジョンだ。
3つ目のダンジョンは、植物のダンジョン。30階層と一番小さいけど、たぶん、レベルは一番高い。なぜなら、匂いがきついからだ。魔植物は匂いのするものが多い。ひとつひとつはそんなに匂わなくても、集まれば・・・・。それに、種類が多いから、混ざった匂いの臭いこと!香水売り場を10倍にした臭さだ。匂いに敏感な人は頭が痛くなるかもしれないし、吐きそうだ。他にも、蜂や蝶、蛾、芋虫などは、こちらのダンジョンにも出るようにした。
そして、4つ目のダンジョンは、アンデッドの巣窟。40階層の全てにアンデッドがいる。それだけでなく、普通に魔獣もでる仕様だ。40階層と少な目だけど、毎回違う地形になるようにした。ここは、地図が作れない。最後のボスは、破壊神に似せて、実態を持たない霞みだ。その霞が、戦う者にとって一番大切な者に見える仕組みにした。だから、全員違う幻と戦うことになる。これを提案したとき、3人から猛反発を受けた。全員が「「「幻でもシャナとは戦えない!」」」と。わたしとは限らないのにね。レベルは500越えに設定。鬼畜だと言われたけど、強行した。
10階層毎にボス部屋が用意され、3階層毎とボス部屋の前にセーフティエリアとなる半階層下がったスペースを用意し、地上に戻れる転移陣を設置した。その転移陣で途中でも戻ってこれるが、手に入れた素材や宝物などは消えてなくなる。最下層のボスを倒さなくては、徒労に終わる意地悪設計なのだ。宝箱や隠し部屋もある。
そして、これが一番大切なことなんだけど、ここのダンジョンでは死なない。疑似的に死を体験はするけど、ひとりでも死んだ瞬間にそのパーティー全員が地上に戻される。その時にも、もちろんダンジョンで手に入れた全てのものは、消えてなくなる。絶対にガル達は回収しないだろうな。訓練のためのダンジョンで死んじゃったら特訓の意味がない。
今のところ、この島に来れるのはわたしたちだけ。でも今後のことも考えて、貴重なものはすべてわたしたちの家の地下に設置したダンジョンに詰め込んだ。このダンジョンはほかの4つとは違い、楽園仕様。階層毎に季節を別けた。だから島自体は普通だ。普通に季節が巡るし、植生も魔獣もマレビの森とそんなに変わらないけど、強さは2割り増しから始まり、コテージから遠くなるほど強くなる。でも、ダンジョンに比べたら・・・・。肩慣らしと息抜き用だね。
「できた~♪」
「ええ。やっと終わりましたね」
「疲れた、一息入れようぜ」
「ダンジョン行かないのか?」
「貴方は・・・・。その前に一度タルに戻りますよ。さすがに40日以上ここにいますからね」
「そういえば、聖剣の日、終わってるね。抜けた人居るのかな?」
「そうだな。戻ったら情報収集だな」
「だけど、せっかく創ったのに・・・・」
ざらぱぱ、泣きそうだよ。そうだよね。りーぱぱから叱責されながら、あーでもないこーでもないと自分の趣味を全開して創ったんだもんね。
「そうだよ。せっかく創ったんだし、一通りダンジョンを巡ろうよ。調整が要るかもしれないし、今の実力で何処まで行けるかも知りたいし」
「そうだよな。創りっぱなしはよくないよな!」
「ハァ、仕方ありませんね。ですが、1月を越えそうなら、途中でも一度戻りますよ?シャナは、皇妃様からドレスの仮縫いが届いているでしょうから、あまり遅いと皇妃様自ら押し掛けてきかねません」
「そうだな。来るだろうな・・・・。1月を越えないように帰ろう。いいな、ザラム?」
やったー!とざらぱぱとふたり、ハイタッチで喜んだ。
「では、今日中に準備してしまいましょう」
「はーい♪」
今日の内に、たくさん料理を作っておかなきゃね♪
さあ、今からダンジョンへGO!何日ダンジョンにいるか分かるように、ナビーに頼んで朝1の鐘で日にちを放送してもらうことにした。これで、安心して集中できる。まずは、慣れている森のダンジョンから。1つ目のダンジョンは森のダンジョン。2つ目のダンジョンは虫のダンジョン。3つ目のダンジョンは植物のダンジョン。4つ目のダンジョンは死のダンジョンと呼ぶことにした。コテージにあるダンジョンはマイダンジョンだ。
コテージからダンジョンまでは普通に歩けば、5日掛かるけど、そこは、ガルたちだ。3日程で着いた。コテージに各ダンジョンへの転移陣を設置しようかとも思ったんだけど、訓練の一貫ということで設置していない。この森で手こずっているようじゃ、ダンジョンの攻略なんて夢のまた夢だ。
森のダンジョンの1階層目は、普通に森だった。わたしのよく知る、マレビの森の山裾に近い。外よりも魔力が濃くて、慣れていないと息苦しく感じるかもしれない。それだけでも、上級者でなければ、このダンジョンは無理だと分かる。
今回のリーダーは、ざらぱぱ。
「さあ、行くぞ!」
気合いを入れて行ってきまっす!
1つ目のダンジョンは、陸の魔獣を中心とした50階層のよくあるダンジョン。でも、レベルは普通じゃない。第1層目からB級の魔獣が出てくるとんでもダンジョンだ。しかも階層を進む毎に同じ魔獣でも強くなっていく。最終70階層のボスは、ケルベロスだけど、その強さはSSS級に設定した。つまり、普通のケルベロスの5割増の強さだ。それを2体。ざらぱぱの興奮度合いがヤバい。
2つ目のダンジョンは、両生類や爬虫類や虫達のいる50階層のダンジョン。砂漠や氷河、湿地や沼地などバラエティーにとんだ造りになった。レベルに関しても1つ目と変わらない。いや、わたしを含む一部の人にはどこよりも難関なダンジョンだ。
3つ目のダンジョンは、植物のダンジョン。30階層と一番小さいけど、たぶん、レベルは一番高い。なぜなら、匂いがきついからだ。魔植物は匂いのするものが多い。ひとつひとつはそんなに匂わなくても、集まれば・・・・。それに、種類が多いから、混ざった匂いの臭いこと!香水売り場を10倍にした臭さだ。匂いに敏感な人は頭が痛くなるかもしれないし、吐きそうだ。他にも、蜂や蝶、蛾、芋虫などは、こちらのダンジョンにも出るようにした。
そして、4つ目のダンジョンは、アンデッドの巣窟。40階層の全てにアンデッドがいる。それだけでなく、普通に魔獣もでる仕様だ。40階層と少な目だけど、毎回違う地形になるようにした。ここは、地図が作れない。最後のボスは、破壊神に似せて、実態を持たない霞みだ。その霞が、戦う者にとって一番大切な者に見える仕組みにした。だから、全員違う幻と戦うことになる。これを提案したとき、3人から猛反発を受けた。全員が「「「幻でもシャナとは戦えない!」」」と。わたしとは限らないのにね。レベルは500越えに設定。鬼畜だと言われたけど、強行した。
10階層毎にボス部屋が用意され、3階層毎とボス部屋の前にセーフティエリアとなる半階層下がったスペースを用意し、地上に戻れる転移陣を設置した。その転移陣で途中でも戻ってこれるが、手に入れた素材や宝物などは消えてなくなる。最下層のボスを倒さなくては、徒労に終わる意地悪設計なのだ。宝箱や隠し部屋もある。
そして、これが一番大切なことなんだけど、ここのダンジョンでは死なない。疑似的に死を体験はするけど、ひとりでも死んだ瞬間にそのパーティー全員が地上に戻される。その時にも、もちろんダンジョンで手に入れた全てのものは、消えてなくなる。絶対にガル達は回収しないだろうな。訓練のためのダンジョンで死んじゃったら特訓の意味がない。
今のところ、この島に来れるのはわたしたちだけ。でも今後のことも考えて、貴重なものはすべてわたしたちの家の地下に設置したダンジョンに詰め込んだ。このダンジョンはほかの4つとは違い、楽園仕様。階層毎に季節を別けた。だから島自体は普通だ。普通に季節が巡るし、植生も魔獣もマレビの森とそんなに変わらないけど、強さは2割り増しから始まり、コテージから遠くなるほど強くなる。でも、ダンジョンに比べたら・・・・。肩慣らしと息抜き用だね。
「できた~♪」
「ええ。やっと終わりましたね」
「疲れた、一息入れようぜ」
「ダンジョン行かないのか?」
「貴方は・・・・。その前に一度タルに戻りますよ。さすがに40日以上ここにいますからね」
「そういえば、聖剣の日、終わってるね。抜けた人居るのかな?」
「そうだな。戻ったら情報収集だな」
「だけど、せっかく創ったのに・・・・」
ざらぱぱ、泣きそうだよ。そうだよね。りーぱぱから叱責されながら、あーでもないこーでもないと自分の趣味を全開して創ったんだもんね。
「そうだよ。せっかく創ったんだし、一通りダンジョンを巡ろうよ。調整が要るかもしれないし、今の実力で何処まで行けるかも知りたいし」
「そうだよな。創りっぱなしはよくないよな!」
「ハァ、仕方ありませんね。ですが、1月を越えそうなら、途中でも一度戻りますよ?シャナは、皇妃様からドレスの仮縫いが届いているでしょうから、あまり遅いと皇妃様自ら押し掛けてきかねません」
「そうだな。来るだろうな・・・・。1月を越えないように帰ろう。いいな、ザラム?」
やったー!とざらぱぱとふたり、ハイタッチで喜んだ。
「では、今日中に準備してしまいましょう」
「はーい♪」
今日の内に、たくさん料理を作っておかなきゃね♪
さあ、今からダンジョンへGO!何日ダンジョンにいるか分かるように、ナビーに頼んで朝1の鐘で日にちを放送してもらうことにした。これで、安心して集中できる。まずは、慣れている森のダンジョンから。1つ目のダンジョンは森のダンジョン。2つ目のダンジョンは虫のダンジョン。3つ目のダンジョンは植物のダンジョン。4つ目のダンジョンは死のダンジョンと呼ぶことにした。コテージにあるダンジョンはマイダンジョンだ。
コテージからダンジョンまでは普通に歩けば、5日掛かるけど、そこは、ガルたちだ。3日程で着いた。コテージに各ダンジョンへの転移陣を設置しようかとも思ったんだけど、訓練の一貫ということで設置していない。この森で手こずっているようじゃ、ダンジョンの攻略なんて夢のまた夢だ。
森のダンジョンの1階層目は、普通に森だった。わたしのよく知る、マレビの森の山裾に近い。外よりも魔力が濃くて、慣れていないと息苦しく感じるかもしれない。それだけでも、上級者でなければ、このダンジョンは無理だと分かる。
今回のリーダーは、ざらぱぱ。
「さあ、行くぞ!」
気合いを入れて行ってきまっす!
93
あなたにおすすめの小説
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる