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お披露目
恙無く???
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そうこうしているうちに、遂にお披露目の日になってしまった。今調査しているのは最後のひとつ。そこが遠いのだ。一番近い転移陣のある街からガルたちでも5日はかかるところにある。途中で戻ってきたけど、あと3日くらいはかかるから、このお披露目の後、すぐに出発する予定だ。なぜなら、他のふたつ、マジョの森とキライの森もニンフの森、タカラの森と同じ日に破壊神の魔力集めが終わるから、そこ、イナイの森も同じである可能性が高い。同時多発大発生だ。どの国も魔力溜まりに騎士団と冒険者を派遣して、待機状態だ。
疲れからボーッとしている間に会場に連れてこられてしまった。この会場、とにかく広い。わたしたちのタルの家なら庭も含めて20個は入りそうだ。天井も15m以上はあるよね。シャンデリアも中央に立派なのが吊るされ、その周囲に小さいのが幾つも吊るされている。今は昼間だから灯りはついていないけど、外からの光が反射して、キラキラと虹をたくさん作っていて幻想的な雰囲気だ。わたしがその豪華さにキョロキョロしていると、りーぱぱから声がかかった。
「シャナ、あまりキョロキョロしないように。笑顔ですよ?」
「分かってるよ、りーぱぱ。ただ、早く退出したいだけだもん」
「気持ちは、よくわかるぞ。できるなら俺も帰りたい」
「ザラム。余計なことを言わないでください。また、逃げ出したらどうするんですか!」
逃げないよ!というか、この国の貴族はもちろん、既に各国の王様や王妃様までが会場にいる。もう、逃げられない・・・・。
「スノウは、シャナの居場所を常に私たちに報告してください。ガルドはシャナを抱えているように。いいですね?」
(わかった!任せて!)
「了解。前科があるからな。今日は大人しくしておけ?」
前科・・・・。
あれは、スノウが産まれるために必要だっただけですぅ。
わたしたちは、お揃いの服を着てざらぱぱの家族と一緒にいる。わたしのドレスは皇妃様からのプレゼントだ。わたしの希望通り、エンパイアラインのフワッとしたドレス。後ろに羽根に見立てた飾りがついている。まあ、予定よりごちゃごちゃしているけど、初めてりーぱぱから貰ったギルドのお姉さんセレクトのドレスよりはましだ。あれも、可愛いんだよ?わたしの趣味には合わないだけ。
わたしたちの周りには何故か各国の王族が取り巻き、りーぱぱやガル、アリア姉様たちと歓談している。ざらぱぱ?わたしの護衛だ。腹の探り合いのような会話はりーぱぱに任せるのが安心らしい。わたしはにっこり笑ってガルに抱っこされてるだけ。わたしのあの連日のマナーのレッスンはなんだったんだろう。え?調査の間も勿論、レッスンはあったよ?朝と夜に分けてしっかりきっちり時間が設けられていた。
「シャナちゃん。久しぶりね。フフ、そのドレス、とても素敵よ。わたくしたちもあなたのデザインから選んでみたの。どうかしら?」
「とてもお似合いです♪」
隣に並んだオスカルロ様はリーナ姉様にぴったりと張り付いている。他のご令嬢と一線を画する王妃様が誇らしくもあり心配でもあり、といったところか。他の国の王様たちも同様である。
実は、各国の王妃様たちはみんな、様々なデザインのドレスお召しになっている。エルフの国の王妃様リーナ姉様はマーメイドラインのドレスを見事に着こなしていた。この世界の主流はずっとプリンセスラインだ。
わたしのドレスをお任せするに辺り、何枚ものドレスのラフを描いて渡した。マーメイドラインの他にもスレンダーライン、Aライン、背中を大きく開けたものやトレーンを引くもの、ハイネックから肩を大きく開けたものなど多岐にわたる。このドレスのデザインも特許に登録されていて、このパーティーが終われば、それらも解禁される。事前に皇妃様に頼まれたのだ。その皇妃様は、わたしとお揃いのエンパイアラインのドレスだった。あ、アリア姉様とシルク姉様には別のデザインのドレスを教えた。皇妃様に許可をとり、今日はふたりともそれを着ている。5日で完成させたのだから、お針子さんたちは大変だっただろう。
目新しいドレスに奥さまやご令嬢たちは、羨望の眼差しを王妃様方に向け、ここぞとばかりに、隣に張り付いている王様を押し退ける勢いで王妃様に迫りドレスのことを聞き出しにかかっている。
カオスだ。
「皇帝陛下ならびに皇妃陛下のご入場です」
会場の喧騒がピタリと止んだ。
「みな、今日は我が国の第一皇子のために集まってくれたこと、感謝する。長年探し続けたガルドラムの番が見つかったことをここに報告する。ガルドラム、番とここへ」
わたしとガルだけでなく、護衛だからりーぱぱとざらぱぱも一緒だ。
「ガルドラム、挨拶せよ」
「女神様の導きにより、この度、漸く私の番シャナーリエと出逢うことができた。シャナーリエは、まだ未成年のため、夜会ではなくパーティーという形でお披露目の場を設けさせてもらった。また、シャナーリエに両親はなく、私、リーランス、アルトザラムが後見人となることが決まっている。どうか末永く見守ってもらいたい」
「ガルドラムとその番シャナーリエの出逢いを祝して、特別な料理を用意した。楽しんでほしい」
陛下の宣言があってすぐに、音楽が流れ出し、陛下と皇妃様が中央へと進みでた。身長差ゆえに踊ることが無理なわたしとガルに代わって、ファーストダンスを務めてくれるのだ。流石にそれだけはみんなで見守り、終わるとすぐに料理を食べにその場を離れた。
立食式のそこは、大変に賑わっていた。それもそのはず。まだ、誰も食べたことのない特許に登録されたレシピ全てが供されているのだから、食べないという選択肢はないだろう。見た目も華やかで食欲をそそる。皇宮から連絡が入り、タルの商業ギルドに丸投げしたときに、盛り付けについても教えておいた甲斐があったというものだ。演出は大事でしょう?
「さすがに美味いな」
「料理長、がんばったんだな」
「タルの商業ギルドへの問い合わせが凄いことになりそうですね」
早々に丸投げしてよかったぁ。
「明日からざらぱぱん家でしょう?」
「ああ。7日確保したらしいぞ」
「王族と貴族は、皇宮の料理人が担当したらいいんじゃない?タルの商業ギルドは、下町担当で」
「そうしてもらいましょう」
料理を堪能したわたしたちは、場所を移動しようとして、・・・・肉食なご令嬢たちに囲まれている。
「リーランス様、お久しぶりでございます。獣人の国の第3王女のパトリシアです。覚えておいででしょうか?」
うっすらと顔を赤くした縦ロールの女性がりーぱぱを上目遣いに見上げ、手を胸の前で組むというあざとい仕草でぐいぐいと距離を詰めてきた。他にも・・・・。
「リーランス様。わたくし、エルフの国のシャルロッテですわ。以前踊っていただいたことがございますの。また、踊っていただけませんこと?」
「あら。わたくしはお声をかけていただいたことがございますわ」
「アルトザラム様。大変ご活躍なさっているとか。ぜひ、お話を聞きたいですわ」
「アルトザラム様。わたしくを覚えておいででしょうか?以前、助けていただいたことがございます」
凄いことになっている。ざらぱぱの周りもりーぱぱの周りもご令嬢の群れで溢れかえっていた。近くにいるわたしとガルも巻き添えだ。さすがに番を抱っこしているガルに声をかけてくるご令嬢はいないけど、たくさんの視線がわたしを値踏みしているのがわかる。居心地はすこぶる悪い。
「ガル、庭に行きたいな。駄目?」
香水の混ざった臭いに吐き気がしてきた。ここに居ては危険だ。
「いいぞ。リール、ザラム。シャナと庭に行くがどうする?」
「私はシャナーリエの後見人ですから、もちろん着いていきますよ」
「護衛が離れるわけにはいかん!」
ふたりの顔が明らかにホッとしているのが分かった。断ると角のたつ相手もいるようだ。
「お嬢さん方。という訳で、私たちは失礼します。どうぞ、他の方とパーティーを楽しんでください」
「失礼する」
わたしに非難の視線が集まったが、誰も口に出すことはできない。わたしたちが移動を始めると着いてこようとするご令嬢もいたが、あっさりとそれをかわし、漸く薔薇の咲き誇る庭へと避難することができた。
恐るべし、ご令嬢。
疲れからボーッとしている間に会場に連れてこられてしまった。この会場、とにかく広い。わたしたちのタルの家なら庭も含めて20個は入りそうだ。天井も15m以上はあるよね。シャンデリアも中央に立派なのが吊るされ、その周囲に小さいのが幾つも吊るされている。今は昼間だから灯りはついていないけど、外からの光が反射して、キラキラと虹をたくさん作っていて幻想的な雰囲気だ。わたしがその豪華さにキョロキョロしていると、りーぱぱから声がかかった。
「シャナ、あまりキョロキョロしないように。笑顔ですよ?」
「分かってるよ、りーぱぱ。ただ、早く退出したいだけだもん」
「気持ちは、よくわかるぞ。できるなら俺も帰りたい」
「ザラム。余計なことを言わないでください。また、逃げ出したらどうするんですか!」
逃げないよ!というか、この国の貴族はもちろん、既に各国の王様や王妃様までが会場にいる。もう、逃げられない・・・・。
「スノウは、シャナの居場所を常に私たちに報告してください。ガルドはシャナを抱えているように。いいですね?」
(わかった!任せて!)
「了解。前科があるからな。今日は大人しくしておけ?」
前科・・・・。
あれは、スノウが産まれるために必要だっただけですぅ。
わたしたちは、お揃いの服を着てざらぱぱの家族と一緒にいる。わたしのドレスは皇妃様からのプレゼントだ。わたしの希望通り、エンパイアラインのフワッとしたドレス。後ろに羽根に見立てた飾りがついている。まあ、予定よりごちゃごちゃしているけど、初めてりーぱぱから貰ったギルドのお姉さんセレクトのドレスよりはましだ。あれも、可愛いんだよ?わたしの趣味には合わないだけ。
わたしたちの周りには何故か各国の王族が取り巻き、りーぱぱやガル、アリア姉様たちと歓談している。ざらぱぱ?わたしの護衛だ。腹の探り合いのような会話はりーぱぱに任せるのが安心らしい。わたしはにっこり笑ってガルに抱っこされてるだけ。わたしのあの連日のマナーのレッスンはなんだったんだろう。え?調査の間も勿論、レッスンはあったよ?朝と夜に分けてしっかりきっちり時間が設けられていた。
「シャナちゃん。久しぶりね。フフ、そのドレス、とても素敵よ。わたくしたちもあなたのデザインから選んでみたの。どうかしら?」
「とてもお似合いです♪」
隣に並んだオスカルロ様はリーナ姉様にぴったりと張り付いている。他のご令嬢と一線を画する王妃様が誇らしくもあり心配でもあり、といったところか。他の国の王様たちも同様である。
実は、各国の王妃様たちはみんな、様々なデザインのドレスお召しになっている。エルフの国の王妃様リーナ姉様はマーメイドラインのドレスを見事に着こなしていた。この世界の主流はずっとプリンセスラインだ。
わたしのドレスをお任せするに辺り、何枚ものドレスのラフを描いて渡した。マーメイドラインの他にもスレンダーライン、Aライン、背中を大きく開けたものやトレーンを引くもの、ハイネックから肩を大きく開けたものなど多岐にわたる。このドレスのデザインも特許に登録されていて、このパーティーが終われば、それらも解禁される。事前に皇妃様に頼まれたのだ。その皇妃様は、わたしとお揃いのエンパイアラインのドレスだった。あ、アリア姉様とシルク姉様には別のデザインのドレスを教えた。皇妃様に許可をとり、今日はふたりともそれを着ている。5日で完成させたのだから、お針子さんたちは大変だっただろう。
目新しいドレスに奥さまやご令嬢たちは、羨望の眼差しを王妃様方に向け、ここぞとばかりに、隣に張り付いている王様を押し退ける勢いで王妃様に迫りドレスのことを聞き出しにかかっている。
カオスだ。
「皇帝陛下ならびに皇妃陛下のご入場です」
会場の喧騒がピタリと止んだ。
「みな、今日は我が国の第一皇子のために集まってくれたこと、感謝する。長年探し続けたガルドラムの番が見つかったことをここに報告する。ガルドラム、番とここへ」
わたしとガルだけでなく、護衛だからりーぱぱとざらぱぱも一緒だ。
「ガルドラム、挨拶せよ」
「女神様の導きにより、この度、漸く私の番シャナーリエと出逢うことができた。シャナーリエは、まだ未成年のため、夜会ではなくパーティーという形でお披露目の場を設けさせてもらった。また、シャナーリエに両親はなく、私、リーランス、アルトザラムが後見人となることが決まっている。どうか末永く見守ってもらいたい」
「ガルドラムとその番シャナーリエの出逢いを祝して、特別な料理を用意した。楽しんでほしい」
陛下の宣言があってすぐに、音楽が流れ出し、陛下と皇妃様が中央へと進みでた。身長差ゆえに踊ることが無理なわたしとガルに代わって、ファーストダンスを務めてくれるのだ。流石にそれだけはみんなで見守り、終わるとすぐに料理を食べにその場を離れた。
立食式のそこは、大変に賑わっていた。それもそのはず。まだ、誰も食べたことのない特許に登録されたレシピ全てが供されているのだから、食べないという選択肢はないだろう。見た目も華やかで食欲をそそる。皇宮から連絡が入り、タルの商業ギルドに丸投げしたときに、盛り付けについても教えておいた甲斐があったというものだ。演出は大事でしょう?
「さすがに美味いな」
「料理長、がんばったんだな」
「タルの商業ギルドへの問い合わせが凄いことになりそうですね」
早々に丸投げしてよかったぁ。
「明日からざらぱぱん家でしょう?」
「ああ。7日確保したらしいぞ」
「王族と貴族は、皇宮の料理人が担当したらいいんじゃない?タルの商業ギルドは、下町担当で」
「そうしてもらいましょう」
料理を堪能したわたしたちは、場所を移動しようとして、・・・・肉食なご令嬢たちに囲まれている。
「リーランス様、お久しぶりでございます。獣人の国の第3王女のパトリシアです。覚えておいででしょうか?」
うっすらと顔を赤くした縦ロールの女性がりーぱぱを上目遣いに見上げ、手を胸の前で組むというあざとい仕草でぐいぐいと距離を詰めてきた。他にも・・・・。
「リーランス様。わたくし、エルフの国のシャルロッテですわ。以前踊っていただいたことがございますの。また、踊っていただけませんこと?」
「あら。わたくしはお声をかけていただいたことがございますわ」
「アルトザラム様。大変ご活躍なさっているとか。ぜひ、お話を聞きたいですわ」
「アルトザラム様。わたしくを覚えておいででしょうか?以前、助けていただいたことがございます」
凄いことになっている。ざらぱぱの周りもりーぱぱの周りもご令嬢の群れで溢れかえっていた。近くにいるわたしとガルも巻き添えだ。さすがに番を抱っこしているガルに声をかけてくるご令嬢はいないけど、たくさんの視線がわたしを値踏みしているのがわかる。居心地はすこぶる悪い。
「ガル、庭に行きたいな。駄目?」
香水の混ざった臭いに吐き気がしてきた。ここに居ては危険だ。
「いいぞ。リール、ザラム。シャナと庭に行くがどうする?」
「私はシャナーリエの後見人ですから、もちろん着いていきますよ」
「護衛が離れるわけにはいかん!」
ふたりの顔が明らかにホッとしているのが分かった。断ると角のたつ相手もいるようだ。
「お嬢さん方。という訳で、私たちは失礼します。どうぞ、他の方とパーティーを楽しんでください」
「失礼する」
わたしに非難の視線が集まったが、誰も口に出すことはできない。わたしたちが移動を始めると着いてこようとするご令嬢もいたが、あっさりとそれをかわし、漸く薔薇の咲き誇る庭へと避難することができた。
恐るべし、ご令嬢。
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