王妃は春を待たない〜夫が側妃を迎えました〜
王妃シルヴィアは、完璧だった。
王であるレオンハルトの隣に立ち、誰よりも正しく、誰よりも美しく、誰よりも“王妃らしく”あろうとしてきた。
けれど、結婚から五年が経っても2人には子は授からず、ついに王は側妃を迎えることになる。
明るく無邪気な側妃ミリアに、少しずつ心を動かしていくレオンハルト。
その変化に気づきながらも、シルヴィアは何も言えなかった。
――王妃だから。
けれど、シルヴィアの心は確実に壊れていく。
誰も悪くないのに。
それでも、誰もが何かを失う。
◇全22話。一日二話投稿(投稿予約済み)
◇ コメント欄にて様々なご意見・ご感想をいただきありがとうございます。本作はすでに最後まで執筆済みのため、いただいたご意見によって今後の展開が変わることはございませんが、ひとつひとつ大切に拝読しております。それぞれ感じ方の分かれる物語かと思いますが、最後まで見守っていただけましたら嬉しいです。
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お読みいただきありがとうございます。
物語の切ないが、「国の為」であった。国家のため、政略結婚とはいえ相愛の夫婦であったにもかかわらず、世継ぎの為には断腸の思いで側妃を迎えざるをえない。が前提。なのに王妃の子どもは王位継承1位でないって…大前提が崩れていますよね。三文メロドラマでないんだから、まず国家国民を考えなければ。せめて設定を中位以下の貴族や大金持等だったら何とか説得されたかも。こんな国王夫妻だと、切ない感が残念感になりますって。
恐らく、ハッピーエンドのタグをつけておられなかったら、よかったのではないでしょうか。
読者は、この設定で、どうやってハッピーになり得るのか…気になって読み続けた。
ハッピーの感じ方は人それぞれなので、なんとも言い難いですが、このタグがなかったら、静かにフェードアウトして、早めに作品から離れた方もいたでしょう。
コメントありがとうございます。
確かに、「ハッピーエンド」というタグから想像される結末は、読者様それぞれで違うのだと思います。その点は、私も十分に想像しきれておりませんでした。
ただ、私としては、本作をビターエンドやバッドエンドとして描いたつもりはなく、テーマの縛りはあるものの、全力を注ぎ込んでシルヴィアが彼女なりの幸せへ辿り着く物語として書きました。
まだ最終話を公開していない段階ではありますが、私なりに「ハッピーエンド」としてタグを付けておりますのは、そういった理由からですので、その点はご理解いただけますと幸いです。
もちろん、この作品の結末が、皆様にとって賛否が分かれ得ることは重々理解しているつもりですので、その場合は、タグ無関係に、どうかご無理のない形でお読みいただければと思います。
ご意見ありがとうございました。
当方、実子のみ三人います。
ただ、子供達が全員が当方と共にいるので、自分の産んだ子供が別の人に育てられる感覚が分からないのです。
作品として読むと「側妃、図々しい」と思ってしまう。国王を好きになるのは構わん。だけど、相手が「家庭持ち」という前提を崩してはならない。
よくある「真実の愛」から始まった関係ではないとしても、夫婦関係にヒビが入る事を望んだ時点で、正しかったはずの思いは「略奪」であり「横恋慕」に降格する。
自分が側妃として入内する意味を理解しないまま請け負うには、重すぎる立場なのです。
今の世で言う「代理出産」相当だと思いますが、代理出産でもかなりの約束事があると聞きます。その上、作中で出産するのは王の子であり、次代の王。相応以上の覚悟がないのなら、引き受けるべきではなかったのでしょう。
「自分の産んだ子」なんて考えを持つこと自体、おこがましい…と思わなくてはならない“立場”になると。そして永劫その思いが「当然である」と認識しなければならない。
それくらい“重い”のが王族・皇族等に産まれた方々のような気がします。
ただ、子供を持つ母としては…難しい問題なんだろうな…とは思う。当方個人として、心境を想像する事さえできないんですよね〜。
読者としては「そんな心境知るか、ボケ!テメェで選んだ道やろうが!」ですが(暴言、失礼しました:苦笑&笑)。
ただの不倫小説なら王族を主人公に据えてはならない。王族にする意味がない。
ご指摘ありがとうございます!
おっしゃる通り、四歳です!
冒頭の修正が漏れておりました…
ご教示いただけて、大変助かりました。
子供が出来ないから迎えられた側妃なんだからわきまえるべきだよね。側妃が野心持ちだとロクな事にならない。王妃は子供が大きくなったら自由になって良いと思う。
初感想失礼致します。
とりあえず投稿されている分は全て拝読させて頂きました。
すごく切なくて共感出来るところもたくさんあり、初作品とは信じられないくらい良かったです。
これは物語ですが、現実でもままならないことってたくさんありますよね。
感情と道理が必ず合致する訳ではありませんし、道理を優先して必ず最良の結果が出る訳でもないという辺りが、とてもリアルだと思いました。
物語なんだからご都合主義だったり夢を優先してもいいじゃん!という意見もあると思いますが、私はこういうままならない、もどかしい、けれどもがき苦しみながら進もうとしているお話はとても好きです。
人生は理不尽なものですが、全ての理不尽を拒否して生きていけないし、全ての理不尽を拒否して生きようとすると逆に人の道路から外れてしまう事もあると思います。
完璧なヒーローとヒロインの話が嫌いなわけではないのですが、私はいつまで経っても未熟な人間なので、こういう完璧な人はいないよ、でも赦し赦されたりして生きていく事も出来るよって感じられる話に優しさを感じて、切なさと一緒にホッともします。
完結を楽しみにしています。
陛下…本当は嫉妬なんて出来ないんだよ。
これからはマジでシルヴィアを大事にしないと罰あたるぞ!なんて良く出来た王妃、嫁なんだ。
お前さんにはもったいないくらいなんだからな!
笑