夢か、まぼろし
中学に入学した吉隅ワタルは、月末に行われる合唱コンクールの伴奏者に選ばれた。指揮者は、クラスの顔のようになっている、飯田光国だ。合唱コンクールも近いある日、ワタルは体育の授業中に突き指をしてしまった。手当てをしてもらい教室に戻ったワタルは、クラスメイトから一斉に非難されたが…。
あなたにおすすめの小説
婚約解消の代償。どうしてもう少し早く言ってくれなかったのですか?
シオン・グランドル公爵令嬢はこの国の王太子の婚約者であり、未来の王妃である。
事件は定期的に行われる婚約者同士のお茶会で発生した。
それは、王太子から婚約の解消の申し出だった。
「すまない。君に落ち度はない。充分なお詫びをする」
「・・・どうしてもう少し早く言ってくださらなかったのですか?」
えっ?
こうして国を騒がせる騒動と発展する。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
※資料調査、文法チェックなどにAIを補助的に利用しています。
作品のアイデアや内容につきましては、作者自身が考え、執筆しています。
「君を愛することはない」と毎日言われたので、離縁の日だけは聞きに行きませんでした
「君を愛することはない」 夫にそう言われながら、セシリアは一年間、二人分の夕食を用意して待ち続けた。 けれど、婚姻を継続するか決める前夜、夫は最後の約束まで破り、幼なじみと観劇へ出かけてしまう。
翌朝、セシリアは夫の書斎を訪ねず、不更新届を提出した。 慌てて差し出された更新証書にも、もう署名はしない。
私を待たせたあなたを、これ以上待つつもりはありません。 冷遇された妻が離縁を選び、自分の暮らしと新しい恋を手にする。
幼馴染を優先する婚約者へ。私にも、先約ができました
婚約者セドリックは、いつだって病弱な幼馴染リリアを最優先。食事も観劇も途中で置き去りにされ、それでも笑って耐えてきた伯爵令嬢エステル。
そんなある日、偶然立ち寄った王立天文館で、星の話を心から楽しんでくれる研究員ユアンと出会う。空いた席を見つめるだけだった日々は、少しずつ自分の「好き」で満たされていく。
そして誕生日、セドリックから突然届いた観劇の誘い。けれどその夜、エステルには十年に一度の流星雨を見る大切な先約があった。
「今日は私の誕生日です。私にも、大切な先約がございますので」
——後回しにされ続けた令嬢が、自分の心と未来を選び直す、爽やかな婚約解消&じれ甘再出発ロマンス。
【短編】もう、どうでもよくなったので
伯爵令嬢のレイチェルは婚約者のレオルドと長年不仲だった。
理由は簡単で彼が生徒会長であるアリアナ王女に対し日も夜もなく焦がれ続けているからだ。
将来彼女の護衛騎士を目指す彼は、レイチェルと二人でいる時も王女に夢中だった。それは恋では無いらしいが、だからといって許容できるわけではない。
婚約者である自分のことも大切にして欲しい、そうレイチェルはレオルドに訴え続けたが彼が頷くことは無かった。だからこそ不仲だったのだ。
けれど最近のレイチェルは機嫌がよく、レオルドと喧嘩することも無い。
レオルドもそんな婚約者に満足げだった。
だから口にした「いつもこうならお前と結婚しても上手くやれそうだ」
レイチェルはにこやかに答えた「そんな未来はございませんわ」
【完結】絆されたから付き合ってくださっただけなので、解放してさしあげようと思います。
「──絆されたんだ」
プロポーズの理由を尋ねたラヴィーナに、シリルが返したのは、そのひと言だった。
婚約破棄され、元婚約者には「可愛げがない」と詰られ続けてきたラヴィーナは、その言葉で悟ってしまう。
ああ、やっぱり同情だったのだ、と。
家族にも行き先を告げず、隣国で名を変えて生きることを選んだラヴィーナ。
けれど、「妻に迎えたい」と告げたシリルは、突然姿を消した彼女を諦めてはいなかった――。
逃げる令嬢と、追いかける伯爵。
可愛げがないと思い込む彼女と、彼女を諦めない男の、じれったいすれ違い恋物語。
全11話。
私も男妾を囲ってよろしいですか?
国王レオンハルトを庇い、凶刃に倒れた王妃エレノア。目覚めた彼女は、二十年以上務めてきた王妃の役目を終えたと、廃妃を願い出る。だが、妻の深い愛を失って初めてその価値に気づいたレオンハルトは、彼女を手放そうとしなかった。そこでエレノアは、王妃の座に留まる代わりに男妾を囲う条件を突きつける。離宮で彼女を待っていたのは、幼いころから秘めた想いを抱き続ける王弟ヴィクトルだった。愛されることを知らなかった王妃が、初めて自分のために生き始める一方、国王は取り戻せないものの大きさを思い知る。
ログインすると感想の投稿ができます。