僕のような真面目で誠実で優しい人は異世界に行くと全てのステータスがSSSランクだった？！謙虚な僕が世界を救っちゃいます

黒幕編

16話

三人はアーマードワイバーンが出没するであろうとする森丘向かった、三人はテント張って拠点を作る、そこで探索を開始する
「学校は30日の休みに入ったから、残りの23日はコイツを探す日々を過ごそう」
「はぁ？ふざけんな！俺は降りるわ！」
メルティールは当然のように怒った、ルーザーはエルミンとメルティールに説得を促す
「もう一度このチラシを見ろよ」
「何！？」
「すげぇ報酬額じゃねぇか！」
メルティール目の色が変わった
「よし！行こう俺たちなら行ける！」
「あはは」
エルミンは薄ら笑いを浮かべる

そしてシルベストはルーベスト魔術対戦という全世界から才能ある魔術師が集まる大会とオフ会があった、ルーベストはこの大会とオフ会を開いた主催者だ、優秀な魔術師だけが招待される特別なイベントだ、ルーベストは噂の魔法使いであるルーザーとエルミンに出会えるのか期待していた
「シルベスト、今日こそルーザーと噂の魔法使いに会えるか」
「ああ、ルーザーは相変わらずだが、噂の魔法使いは来ないよ、ムカついてグループから追放した」
「エルミンだろ？何があった？」
「ああ」
シルベストは身内に知人に愚痴や雑談など近況報告をした、ちなみに多くの魔術師が参加したいイベントであり、オンラインマジカルトーカーに生中継される、多くの魔術師が試聴しているのだ、シルベストはそれがとても気分がいい

エルミン達は森丘に出没するであろうとアーマードワイバーンの探索しているが中々姿を表さない、テントに帰って火を起こしレトルトパックを調理して夕食を済ます、食事を食べながらルーザーはマジカルトーカーを取り出す
「お前ら、今、ルーベスト魔術対戦というオフ会イベントがあるよ」
「何それ」
「ああ、年に一回行われる魔術師のオフ会だよ」
「やめろ！あれは憧れでもなんでもないよ」
メルティールが不機嫌そうな顔をする
「俺もさぁ、武術家の可能性を広げるためにいろんな魔術師の魔法を知ろうグループに入ろうとしたら断られた」
「一方的に振られてたよね」
「俺はアイツに何もしてないし、態度がムカついたから少し煽った程度だけどな、別にいいけど」
「基本魔術界隈ではアイツらの声がデカい、関わらない方がいいでしょう」
「アイツの話をしていると飯が不味くなる」
「そうだな」
食事を終えて片付けるとルーザーとエルミンは就寝中にマジカルトーカーでイベントの生中継を見ていた、誰が最強の魔術師なのかお互い認め合い競い合っていた、そこにはシルベストが仲間の共に笑いながら楽しそうに魔術を披露している、そして戦闘などしてお互いを高め合う