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休息と仕事

*【夜】歓迎会@愛しさの嬲り

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 ウミもモエも、ぼんやりと宙を眺めている。今果てたはずなのに、二人の可愛らしいモノは、また上を向こうとしていた。
 息遣いに嗚咽が混じる。苦しいのだろうか。はぁはぁと荒く息を吐き、目の端に涙を溜めている。知らぬ間に拘束具に止められた手は、何かを探すように指先を動かしていた。こうなってしまったら、外れることなどないだろうのに。

「まだ、こちらは解しておりませんゆえ。どうか皆様、優しく、丁寧にお願い致しますね」

 店長は恭しく頭を下げた。

「当たり前だ」
「傷付けてしまってはいけないからね」
「これからも、この二人にはお店に出て欲しいしね」
「柔らかそうな肌だ」
「これだと、直ぐにキープになりそうじゃあないか」
「確かに。気に入ったよ。どちらも可愛いね」

 ギャラリーは各々の意見を述べた。ザワザワと盛り上がりを見せるが、主役である二人は熱を帯びる身体に依然戸惑っていた。

「……それでは、どなたから?」

 店長の一言に、一瞬辺りが静まり返る。

「……いらっしゃいませんか? 遠慮なさらなくとも良いのですよ? ……では、挙手し易いよう、まずは私から……」

 そう言って、店長は自ら前に出た。

「アヤ、お前もこっちに」
「……えっ。僕も、ですか……?」
「そうだ」
「……分かりました」

 予想もしていなかった自体に、アヤは狼狽えた。しかし、言うことを聞かない訳にもいかない。おずおずと店長の横に並んだ。

「それでは……」

 両手にゴム手袋をはめ、同じものをアヤにも渡す。それを両手で受け取ると、チラリ、と横目でウミとモエを見た。
 二人は小さく声を漏らしながら、アヤと店長を交互に見る。何が起こるか心配なのだろう。

「アヤ、お前はモエを」
「はっ……はい!」

 慌てて手袋をはめ、モエの前に立った。薬というものは凄いもので、果てた後でもまた、それぞれのモノの先に、透明でネットリとした液体を零す。
 それが皮膚を伝い、下に落ちる頃、アヤと店長はローションを両手の指に纏わせた。

「ゆっくりとひろげていきますので、皆様、まだ何も咥え込んでいない初々しい場所のひろがり方、そして、ウミとモエの表情、声をご堪能くださいませ」

 その台詞を合図に、アヤは恐る恐るモエのお尻へ指を這わせた。

「んんっ……はぁ……っ……こ、わい……よぉ……」
「……大丈夫だから。……ね?」

 アヤは精一杯の優しい声で、モエに話しかけた。それもそうだ。今まで何も受け入れたことのないだろうアナルに、人の指が入るのだから。怖いだろう。不安だろう。

「お願い。力、抜いて? 痛くしたくないから。ゆっくり、深呼吸して」
「あっあ……っ……ひっ……いぃ……」

 アヤは指を動かす。前後に、時には、指の腹で中を優しく引っ掻くように。指の腹で擦りながら、一本だった指を、二本に増やした。

「んぁぁ……っ……はー……はー……」
「……ここなら、痛くない?」
「あっ……は……はい……そこ……気持ち……い……」
「そっか。じゃあ、ここ、触るね」
「あああ……っ……! ふ……ぅ……っ……」

 アヤ自身も不安だった。店長のように出来るのか。寧ろ、自分がして傷つかないか。

「ひゃあ……ぁ……変、変にぃっ……なっちゃ……ぅあ……っ」
「先からどんどん溢れてくるぞ。そんなに気持ち良いのか?」

 店長がいつもの口調でウミを攻める。ウミのモノは、とっくに限界のように大きくなっており、トロトロと透明の液が先ほどに比べて多く溢れていた。

「アヤ、ソレもシゴいてやれ。出させるぞ」
「……っ……はい……」

 ゴクリと唾を飲み込み、アヤはモエのモノを空いた手で握る。そして、アナルを指で刺激しながら、もう片方の手で扱き始めた。

「ひぃ……あぁぁ……っあ……だめ……っ……ダメェェ……!」

 背中を仰け反らせると、ビクビクと身体を痙攣させながら、モエはアヤによって絶頂へと誘われた。

「あー……あー……っ……」
「……がんばったね……」

 息も絶え絶えのモエに、アヤは小さな声で呟いた。
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