転移先の「ローグライクゲーム」のことは、俺が誰よりよく知っている
無趣味で根暗な大学生「巽 祐輔(たつみ ゆうすけ)」には、中高生時代に唯一、青春を賭けてやり込んだテレビゲームがあった。
ファンタジアⅡ。発売当時、既に廃れかけていた「ローグライクゲーム」のジャンルを一度復活させた傑作であった。ランダムで生成されるダンジョンをターン制で探検するのがローグライクの魅力である。
夏休みのある日、バイト帰りにふと思い立ち数年振りにファンタジアⅡを起動した祐輔は、懐かしいゲームをひとしきり楽しんで寝落ちしてしまう。次に目を覚ました時、祐輔はファンタジアⅡの世界にいた。
「原作」の知識量で祐輔の右に出る者はいない。彼はチートを持って転移したわけではないのに、知識だけでそれに限りなく近いところに到達する。
当然、強い奴の下には、それなりの名と金、そして女が付いて回るものだ。本人がどう思っているかはともかく。
知識と効率、仕様による無双が、始まる。
ファンタジアⅡ。発売当時、既に廃れかけていた「ローグライクゲーム」のジャンルを一度復活させた傑作であった。ランダムで生成されるダンジョンをターン制で探検するのがローグライクの魅力である。
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