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獣人国へ
王都からの旅立ち
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「よ、よろしく。俺はマルコイ。仲間はアキーエとミミウだ。」
2人を紹介しようと思ったが、アキーエがなぜか固まっている。
「よろしくお願いしますぅ。」
ミミウは相変わらず人見知りもなく元気だな。
アキーエは珍しく人見知りかな‥?
「ゆ、油断したわ。商人と聞いて勝手に男と思ってたわたしが悪いんだけど‥」
なんかブツブツ言ってるけど‥
「アキーエ大丈夫か?」
「だ、だいじょうぶよ。何も問題ないわ。そ、そうよね女性の商人もいるわよね。」
うん。なんだか知らんがテンパってらっしゃる。
よくわからないけど、アキーエも大丈夫みたいだ。
「マルコイさんにミミウさん、それにアキーエさんね。歳も近いし助かるわ~。おじさんばっかだったらこのセクシーさで血迷ったおじさんが出てきて、身の危険感じる思ってたもん。」
キリーエは動きやすい格好のためか、上がシャツにベスト、下はショートパンツのため長い脚がスラリと出ていた。
健康的な少女らしい姿だった。
胸は‥
まだまだ発展途上中なのだろう‥
実に活発的に見えるが、セクシーさはないような‥
「護衛依頼は初めてだから、拙いとこもあると思うがよろしく頼む。同じ歳くらいと思うから気兼ねなしにいろいろ言ってくれ。」
「よろしく!でもマルコイさん。ウチもう22歳になるから、同い歳くらいってのは失礼じゃない?」
「え?」
バーントさんを見ると大きく頷いていた。
「そ、そうなんだ。それじゃ出発はいつにする?」
「ウチはいつでもいいけど、マルコイさん達は準備がいるでしょ?明日の朝でいいかな?」
「了解。それじゃ明日の朝に王都の北門に集合で。」
「わかった。じゃあまた明日ね。」
女性の年齢はわからない‥
「それじゃマルコイ。よろしく頼むな。」
バーントさんから依頼書をもらったのでサインをする。
ミミウとまだブツブツ言ってるアキーエとともに明日の準備のためギルドを後にした。
翌朝、王都の北門に向かうと荷馬車と荷馬車を引く馬と共にキリーエと数人の人が待っているのが見えた。
「悪い待たせたか?」
「いや、ウチも今来たところだから大丈夫だよ。」
キリーエの他にはバーントさん、ガッツオさんが見送りに来てくれていた。
「マルコイ。キリーエの事よろしく頼むな。また王都に戻ってくるか?」
「ああ。サベントさんとの約束もあるから、戻って来るよ。」
「わかった。どれだけ強くなってるか楽しみに待ってるぞ。」
バーントさんが肩を叩いて来る。
もちろん避ける。
「最後までっ!」
避けた先にガッツオさんがやってきた。
「マルコイ。お前達ならもっと強くなるだろうな。俺も負けずにもっと上のランクにいくからな。また会うのを楽しみにしている。」
相変わらずガッツオさんは男前だ。
朝日に眩しいけど‥
「それじゃ行ってくる!」
王都での活動は短い間だったが、濃い冒険者生活だったな。
次来る時はもっともっと強くなって帰ってくるとしよう。
どこまで遠く離れても眩しいガッツオさんを眺めながらそう思うマルコイだった。
2人を紹介しようと思ったが、アキーエがなぜか固まっている。
「よろしくお願いしますぅ。」
ミミウは相変わらず人見知りもなく元気だな。
アキーエは珍しく人見知りかな‥?
「ゆ、油断したわ。商人と聞いて勝手に男と思ってたわたしが悪いんだけど‥」
なんかブツブツ言ってるけど‥
「アキーエ大丈夫か?」
「だ、だいじょうぶよ。何も問題ないわ。そ、そうよね女性の商人もいるわよね。」
うん。なんだか知らんがテンパってらっしゃる。
よくわからないけど、アキーエも大丈夫みたいだ。
「マルコイさんにミミウさん、それにアキーエさんね。歳も近いし助かるわ~。おじさんばっかだったらこのセクシーさで血迷ったおじさんが出てきて、身の危険感じる思ってたもん。」
キリーエは動きやすい格好のためか、上がシャツにベスト、下はショートパンツのため長い脚がスラリと出ていた。
健康的な少女らしい姿だった。
胸は‥
まだまだ発展途上中なのだろう‥
実に活発的に見えるが、セクシーさはないような‥
「護衛依頼は初めてだから、拙いとこもあると思うがよろしく頼む。同じ歳くらいと思うから気兼ねなしにいろいろ言ってくれ。」
「よろしく!でもマルコイさん。ウチもう22歳になるから、同い歳くらいってのは失礼じゃない?」
「え?」
バーントさんを見ると大きく頷いていた。
「そ、そうなんだ。それじゃ出発はいつにする?」
「ウチはいつでもいいけど、マルコイさん達は準備がいるでしょ?明日の朝でいいかな?」
「了解。それじゃ明日の朝に王都の北門に集合で。」
「わかった。じゃあまた明日ね。」
女性の年齢はわからない‥
「それじゃマルコイ。よろしく頼むな。」
バーントさんから依頼書をもらったのでサインをする。
ミミウとまだブツブツ言ってるアキーエとともに明日の準備のためギルドを後にした。
翌朝、王都の北門に向かうと荷馬車と荷馬車を引く馬と共にキリーエと数人の人が待っているのが見えた。
「悪い待たせたか?」
「いや、ウチも今来たところだから大丈夫だよ。」
キリーエの他にはバーントさん、ガッツオさんが見送りに来てくれていた。
「マルコイ。キリーエの事よろしく頼むな。また王都に戻ってくるか?」
「ああ。サベントさんとの約束もあるから、戻って来るよ。」
「わかった。どれだけ強くなってるか楽しみに待ってるぞ。」
バーントさんが肩を叩いて来る。
もちろん避ける。
「最後までっ!」
避けた先にガッツオさんがやってきた。
「マルコイ。お前達ならもっと強くなるだろうな。俺も負けずにもっと上のランクにいくからな。また会うのを楽しみにしている。」
相変わらずガッツオさんは男前だ。
朝日に眩しいけど‥
「それじゃ行ってくる!」
王都での活動は短い間だったが、濃い冒険者生活だったな。
次来る時はもっともっと強くなって帰ってくるとしよう。
どこまで遠く離れても眩しいガッツオさんを眺めながらそう思うマルコイだった。
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