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♡『嫉妬心』(SIDE 水沢 千里)※R-18 脳外科医X放射線技師
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♡水沢 千里(みずさわ ちさと) 25歳 放射線技師
すらりとした長身。ドイツ人とのクォーター。薄茶色のサラサラヘア。
道原整形外科で放射線技師をしていたが、道原院長の兄が経営する桜浜総合病院に出向という形で異動。
祖父の看病のため、ドイツに行っていたが帰国。
相原拓也と付き合っていた。
超モテ男。街を歩いているとすぐにスカウトされるほどの、イケメン。
元カレの相原に未練がある。
♡賀流 達弥(がりゅう たつや) 脳神経外科医
桜浜総合病院に勤務する、優秀な脳神経外科医。
茶髪、真ん中分。普段は優しい医師だが、二面性がある。
裏表のはっきりした性格。
患者には優しいが同業には厳しい。俺様キャラで、心理的に刺さる暴言も多いが、仕事ができるため全面的に許されている。
放射線技師の水沢千里がお気に入りで、彼を痛めつけるのを楽しんでいる。
自信家で、好きな男の屈辱的な表情が大好物の歪んだ男。
~~~~~~~~~~
自分で自分の首を絞める。
最近の僕はそんなことばかりしている。
恋人だった拓也を振ってドイツに行った。離れてみて初めて彼の大切さに気付いて日本に戻ってきたら、拓也にはもう新しい恋人がいた。
振られるなんて、人生初めてのことで僕はかなり動揺したみたいだ。
未だにその事実が真正面から受け入れられず、他人事みたいに感じている。
2人の仲を引き裂いて彼を取り戻す。
そのためならなんでも出来る気がした。拓也を取り戻すためなら。
彼が好きだからなのか、自分のプライドを守るためだったのか、今となってはもうわからない。
協力者として僕が選んだのは、問題行動が多い元同僚。
賀流医師。彼に自ら身体を捧げた。
僕に気がある彼を利用するつもりだったのに、今の僕は彼とのセックスにハマってしまっている。
賀流とは付き合っているわけじゃない。
あんな意地悪で性格が歪んだ男のことを好きになるわけがないし、こんな相手と付き合ったら人生台無しになる。
そう思っているのに。
「もっと奥まで咥えろよ。初めてじゃあるまいし、わかるだろ?」
喉の奥深くまで遠慮なくペニスを突っ込んでくるこの男。
こんな奴と意味もないセックスを重ねて、どんなメリットがある?
「う・・っ・・・ん・・・・」
こいつは僕の顔が唾液や精液でぐちゃぐちゃに汚れるのを見るのが好きな変態だ。
咳き込んだ僕が彼のモノから口を離すと、舌打ちが聞こえた。
僕が逃げられないように、髪の毛を鷲掴みにして痛みを与える。
「早く咥えろよ。下手くそが。」
ゲホゲホと咳き込んでいる僕にはお構いなし。
凶暴に立ち上がっている大きなモノを、再び僕の口の中へ突っ込んだ。
苦しんでいる僕の顔を見て、彼が興奮したのがわかる。
口の中でさらに大きく膨らんだ彼のペニスが、喉の奥深くへその欲望を解き放った。
「うぇ・・・っ・・・・う・・・ぅ・・ッ」
苦しくて目から涙が溢れ出る。
彼の精液で汚れた僕を見て、彼は満足そうに笑った。
嫌なのに。
大嫌いなのに。
僕の身体は信じられないほどに激しく興奮している。
「お前・・本当に変態だよな。」
彼の顔が快楽に大きく歪んだ。
僕を痛めつけること。それは彼の興奮に直結している。
「俺の上に乗れよ。変態野郎。」
深夜の病院。
彼の研究室で交わされる情事に、僕は夢中になる。
深夜とは言え、他の医師や看護師たちがいる病棟で、僕は淫らな行為に夢中で腰を振り続ける。
こんなこといけないと思えば思うほど、こいつを憎いと思えば思うほど、僕の身体は快楽に溺れてしまうのだ。
賀流の上に乗って激しく腰を振る。
真っ赤になるまでお尻を叩かれ奥深くまで突き立てられる快感に、僕は何度も絶頂に達した。
彼とは身体の相性が、ひどく良い。
この関係を解消しようと何度も試みたけれど、彼に深く突き立てられる快楽は僕の思考を遮断する。
「中にたっぷり出してやるよ。」
四つん這いにした僕の後ろから、中出し。
賀流は僕を支配する欲望に酔いしれている。
頭を低く床に押し当てられながら、奥深くに射精される屈辱に僕は興奮する。
「あ・・っ・・う~~~・・っ、達弥・・・ぁ・・・イク~~~ぅ・・・!!!」
彼の熱を奥深くに打ち込まれると同時に、僕は射精して快楽の中へ意識を手放す。
変態行為はどんどんエスカレートして、もう後戻り出来ないところまで来てしまった。
彼との逢瀬は週に一度。
賀流の研究室で。そう決まっていた。
ある日、いつものように彼の研究室で、彼の仕事が終わるのを待っていると、看護士が入室してきた。
「賀流先生。失礼します。」
「あ・・賀流先生なら、まだ戻ってきてないですよ。」
新人の看護士らしい。
すらりとした手足に、茶色の髪。
どこかの国とのハーフだろう。きれいな緑色の瞳。
僕が勤務していた時には見たことがない顔だ。
新人だろうということはすぐに分かった。
「ええと・・どちら様ですか?」
「以前ここに勤めていた放射線技師の水沢といいます。はじめまして。」
彼の目を見て、ピンときてしまった。
「僕は脳外科の看護士です。涼川といいます。」
彼の言葉と同時に、扉が開いた。
「なんだ、千里。来てたのか。」
賀流が部屋に戻ってきて、彼の顔と僕の顔を見比べるように交互に見た。
この二人は寝ている。
瞬時にそう理解してしまった。
「自分で呼んでおいてそれはないんじゃないですか、賀流先生。」
僕は怒りに支配されている自分に気がついた。
どうしようもないほどに、激しい嫉妬心。
賀流のことは好きでもなんでもない。
むしろ嫌いだ。大嫌いだ。
そう思っているのに、僕は目の前の涼川という男と賀流の関係にどうしようもなく激しい憎悪を覚えていた。
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