JKと15歳の官能小説

AAKI

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Lesson0.隣のお姉さんと注意事項

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「ピンポーン! 隣のおねーさんが、君のご両親の居ない間のお世話をしに来たよ!」
「はいはい、チャイムを鳴らしたならそんな大声で言わなくても聞こえてるって。もう15歳なのに2人とも心配性だなぁ」

「フフフッ。どちらかというと見張りかな?」
「……そーいうことかよ。それで、母さんとお姉さんとこのオバさんが旅行から帰るまでの3日間、お姉さんがご飯とかを作ってくれると?」

「ふてくされないのっ。まぁ、大したものは作れないからごめんね。今日はカレー」
「良いよ。わざわざ、学校から帰った後に手間掛けなくても良いし」

「今日は帰りのついでに買ってきたんだよ。しかも明日と明後日はなんと、試験前の半ドンと創立記念日です!」
「うげぇ……」

「その反応はおねーさん悲しいぞ? どうせ、君のお父さんも仕事でいないからってズル休みしようとしてたんでしょっ?」
「それは~……まぁ、その」

「受験勉強も始まるから羽根を伸ばして置きたいのはわかるけど、あんまり感心しないかな。まぁ、いざとなったら私が教えてあげよう」
「良いよ。わざわざ。まぁ、上がって」

「はいはーい。フフッ。あんまりおねーさんの胸にばかり目を奪われちゃ駄目だぞ? 今、服の隙間をチラッて覗こうとしたでしょぉ」
「ち、ちげぇしッ。勝手に揺らしたり、見えるようにしてるのはお姉さんだろ!」

「酷い言い草だなぁ。まぁ、私は信じてるよ。青少年の主張を爆発させるような君じゃないって」
「なんだよ。主張って……」

「じゃあ、オバさんに言われてるから台所使わせて貰うね。オヤツもあるからね」
「子供扱いすんなって。とりあえず、飲み物は紅茶で」

「フフフッ。じゃあ、後で部屋に持っていくね」
「その笑いは何さ……」

 それから一時間ほど経過。

「コーンコン。煮込んでいる間に手作りオヤツですよ~」
「うわわわっ! ノックしてからノータイムで入ってこないでくれよ! そもそも勝手に入ってくるな!」

「おんや? 最小化して何のソフトを隠したのかな? パソコンでお・べ・ん・きょ・う?」
「ちげぇし! クッキーと紅茶を置いて出ていってくれ! カワイコぶっても駄目だからぁ」

「えー、久しぶりに君の部屋に入ったんだから良いじゃん。意外と散らかってないんだね」
「だー! 漁るな! 本棚には漫画ぐらいしかないだろ!」

「なら、ボブカットに埃がつかないことを喜びつつベッドの下! と見せかけて!」
「しまった! こら、ワードソフトを引っ張り出すな!」

「これはぁ……小説?」
「汗のかお……くぅッ。何か悪いかよ!」

「別に悪いなんて言ってないでしょう。恥ずかしいから隠すのはわかるから。私も小説ぐらい書いたことあるから」
「中二病みたいな小説じゃ……え? おねーさんも?」

「そうそう。私もこういうライトな小説を書いてるから笑ったりしないよぉ」
「そう、なんだ……。じゃあ、どこか投稿してたりするの?」

「今はいろいろとあってしてないけど、少し前までね。君はどうなの? 折角打ち解けたんだし、ずいずいといっちゃうぞ」
「とりあえず、顔が近いって。えーと、ネットの投稿サイトには出してるんだけど。あ、人気のほどは聞かないでくれ」

「なるほど、なるほど。それで、ちょっぴりエッチな作品に鞍替えしようとしていたわけだね」
「なっ! あの一瞬でそこまで内容を!? いや、でも、少年誌のお色気枠にも劣るような内容だから……」

「それだと確かに読者の食いつきは悪いだろうね。おっと、顔を赤くしているけど風邪でも引いた?」
「か、顔が……いや、まぁ、大丈夫。そりゃわかってるんだけど、女の人と付き合ったこととかないから、そういうのってどう書けば良いかわからないし?」

「おんや? えー、あー、結構リアル思考なんだね~」
「あ、やっと離れてくれた。まぁ、ある程度はリアルじゃないと最近は突っ込まれるからね」

「そうなんだ。やっぱり、男の子と女の子との違いが出るんだね」
「そうなんじゃないか? ほんの少しの嗜好の差で人気にも差がでるから」

「性嗜好の差で……」
「何? 今、少しの間だけど変な表情になったような。悪いこと言った?」

「あ、うぅん! 別に何でもないんだけど……もし君が良ければ、私が教えて上げましょうか?」
「えッ!? そ、それって、その、女の子の物事の考え方とかってことだよね?」

「驚いてどうしたのかなぁ? そんなに早口で言われるても良く聞こえなかったんだけど、当然女の子のいろいろにつ・い・て」
「唇に人差し指を当てて挑発的に言われたら、何か勘違いしちゃうだろッ。からかうのは止めてくれ……」

「それでは、この先は用法容量を守ってお使いくださいね」
「この物語は、絶対を保証するものではなく、また全てにおいて自己責任でご利用ください」

「ねぇ、これ誰に言ってるのかな?」
「知らない。でも、あまり気にしないほうが良いらしいよ」
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