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第187話 ダンジョンのおいしい水

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ステータスを確認する。


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マツイ:レベル177

生命力:244/245
魔力:167/168
攻撃力:195
防御力:190
素早さ:127

スキル:魔眼、寒熱耐性、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター、トロールコレクター、タウロスコレクター、メドゥーサコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ、フライ

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メドゥーサの経験値は低めだったようで俺のレベルは169から177へと少しだけ上がっていた。


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スラ:レベル232

生命力:110/111
魔力:51/52
攻撃力:52
防御力:90
素早さ:181

特技:飲み込む、吐き出す、自爆、口笛

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またレベルが上がりやすいスラのレベルは210から232へと上がっていた。

メドゥーサのドロップアイテムは二つ。
攻撃力+6の青銅の剣と防御力+6の青銅の盾。
俺は盾を持っていなかったので青銅の盾を左手に持つとスラに目を向ける。

「スラ腹減ってるだろ」
『めっちゃ減ってるし』
「じゃあまず魔力を使い切らないとな」
そう言いながら俺は異次元袋の中から穴の開いたヒーローマントとパワードスーツを取り出した。

そしてそれをスラに飲み込んでもらう。
スラは魔力があると自分の意思に関係なく飲み込んだものを別の物質に変えてしまうので食事が出来ない。
なのでまずは魔力を減らす必要があるのだった。

ごくん。

パワードスーツを飲み込むスラ。
そして、ぼえっと吐き出したのは五百ミリリットルのペットボトル。

「なんだこれ?」
「それはダンジョンのおいしい水です」
ククリが当たり前のように言う。

「何か特殊な効果があるのか?」
「いえ、特にはありませんよ、水ですから」
「じゃあ飲んでも平気だな」

俺はちょうど喉が渇いていたのでペットボトルのキャップを開けるとごくごく飲み始めた。

「……ふ~、生き返る~」
中身はただのミネラルウォーターのようだったがダンジョン内ではなかなか水分がとれないので助かった。
遭難した時は食べ物より飲み物の方が大事だって聞いたことがあるしな。


このあともスラにヒーローマントを飲み込んでもらい最終的にはポーションが手に入った。
スラには感謝の意味も込めてオークの肉を食べさせてやった。
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