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第197話 オーガコレクター
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オーガ狩りを始めてから五、六時間ほど経った頃だった。
【オーガコレクターを取得しました】
俺ははやばやとオーガコレクターを手に入れた。
「あれ? 今回はやけに早いな」
「妖刀みつごろしとスラさんの協力のおかげですよ」
俺がもらした言葉にククリが反応する。
妖刀みつごろしでモンスターを倒すと一体で三体倒した効果がある。
それとスラが灼熱の炎を覚えたことで戦闘に参加するようになった。
それらのおかげで千体のオーガを倒すスピードが一気に速まったようだった。
*************************************
マツイ:レベル199
生命力:268/268
魔力:174/183
攻撃力:210
防御力:205
素早さ:136
スキル:魔眼、寒熱耐性、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター、トロールコレクター、タウロスコレクター、メドゥーサコレクター、イエティコレクター、オーガコレクター、ドラゴンコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ、フライ、バトルフレア
*************************************
俺のレベルは188から199に上がっていた。
また魔法もバトルフレアという新しい魔法を覚えていた。
*************************************
スラ:レベル278
生命力:127/128
魔力:50/57
攻撃力:55
防御力:98
素早さ:201
特技:飲み込む、吐き出す、自爆、口笛、灼熱の炎
*************************************
スラのレベルも250から278にまで上がっていた。
「スラ、起きろ」
俺は仮眠をとっていたスラを起こす。
「スラさん、起きてください」
ククリもスラの体を揺らしながら声をかける。
『……ん、んあ、なになに、オーガまた出た?』
「いや、もうオーガ千体倒しきったよ」
『マジで? ちょー早くない?』
寝ぼけまなこで俺を見上げるスラ。
「お前のおかげだよ。ありがとうスラ」
『いいっていいって。あたしもマツイさんの役に立てて嬉しいし』
スラは少しだけ顔が赤くなる。
もとが青いからちょっと紫色がかっている。
「ところでスラ、腹減っただろ。オーガのドロップアイテムの中に満腹草があったから食べるか?」
『マツイさん最っ高ー。マジちょうどお腹すいたって言おうと思ってたとこだったの。あたしたち通じ合ってんね』
「その前にこの青銅の剣を飲み込んでくれ。じゃないと食べられないからな」
『あーね、一回魔力使い切らないとね』
「ああ」
スラは俺の持つ青銅の剣をごくんと飲み込むと次の瞬間ぼえっとたわしを吐き出した。
『ごめーんマツイさん、またたわしだわー』
「いいから次このたわしな」
『オッケー』
魔力を使い切らないと食事が出来ないスラのためにこのあと四回物質変換を繰り返した。
そして四回目。
ぼえっ。
ゴトン。
スラが吐き出したものは――
「き、き、きたー! 金塊だーっ!」
「スラさんすご~い!」
『マジ!? あたしちょーすごくねえ?』
金色の鈍い輝きを放つ金の塊だった。
【オーガコレクターを取得しました】
俺ははやばやとオーガコレクターを手に入れた。
「あれ? 今回はやけに早いな」
「妖刀みつごろしとスラさんの協力のおかげですよ」
俺がもらした言葉にククリが反応する。
妖刀みつごろしでモンスターを倒すと一体で三体倒した効果がある。
それとスラが灼熱の炎を覚えたことで戦闘に参加するようになった。
それらのおかげで千体のオーガを倒すスピードが一気に速まったようだった。
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マツイ:レベル199
生命力:268/268
魔力:174/183
攻撃力:210
防御力:205
素早さ:136
スキル:魔眼、寒熱耐性、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター、トロールコレクター、タウロスコレクター、メドゥーサコレクター、イエティコレクター、オーガコレクター、ドラゴンコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ、フライ、バトルフレア
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俺のレベルは188から199に上がっていた。
また魔法もバトルフレアという新しい魔法を覚えていた。
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スラ:レベル278
生命力:127/128
魔力:50/57
攻撃力:55
防御力:98
素早さ:201
特技:飲み込む、吐き出す、自爆、口笛、灼熱の炎
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スラのレベルも250から278にまで上がっていた。
「スラ、起きろ」
俺は仮眠をとっていたスラを起こす。
「スラさん、起きてください」
ククリもスラの体を揺らしながら声をかける。
『……ん、んあ、なになに、オーガまた出た?』
「いや、もうオーガ千体倒しきったよ」
『マジで? ちょー早くない?』
寝ぼけまなこで俺を見上げるスラ。
「お前のおかげだよ。ありがとうスラ」
『いいっていいって。あたしもマツイさんの役に立てて嬉しいし』
スラは少しだけ顔が赤くなる。
もとが青いからちょっと紫色がかっている。
「ところでスラ、腹減っただろ。オーガのドロップアイテムの中に満腹草があったから食べるか?」
『マツイさん最っ高ー。マジちょうどお腹すいたって言おうと思ってたとこだったの。あたしたち通じ合ってんね』
「その前にこの青銅の剣を飲み込んでくれ。じゃないと食べられないからな」
『あーね、一回魔力使い切らないとね』
「ああ」
スラは俺の持つ青銅の剣をごくんと飲み込むと次の瞬間ぼえっとたわしを吐き出した。
『ごめーんマツイさん、またたわしだわー』
「いいから次このたわしな」
『オッケー』
魔力を使い切らないと食事が出来ないスラのためにこのあと四回物質変換を繰り返した。
そして四回目。
ぼえっ。
ゴトン。
スラが吐き出したものは――
「き、き、きたー! 金塊だーっ!」
「スラさんすご~い!」
『マジ!? あたしちょーすごくねえ?』
金色の鈍い輝きを放つ金の塊だった。
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