悪役令嬢のお母様……でしたの
わたくし、おかしい、おかしいと 思っておりましたの。
なんといいますか……わたくしの生きている世界に違和感?をいつも感じておりました。
何かが、何かが違うのです。
王女として生まれ、何不自由なく育ち、恋をして、公爵家の跡取りと結婚し、息子も生まれ、わたくし、幸せでしたの。
そして、この度、第二子である娘が生まれました。
それはそれは可愛らしくて、美しくて、世界一の娘です。
わたくしは生まれたばかりの娘を抱きしめて、幸せを噛みしめましたわ。
そう、主人である公爵が娘の名前を決めるまでは……。
「この子の名前はコーデリア。コーデリア・ド・バルタークとしよう」
その時、わたくしは、全てを思い出したの。
わたくしが何故この世界に違和感抱いていたのかを……。
わたくしには前世の記憶がありましたの。
その記憶を全て思い出しました。
好きだったもの……。
わたくし、前世で大好きだった小説の悪役令嬢コーデリアの母……でしたの。
この、今、腕の中でふにゃふにゃしている可愛い可愛い娘は……悪役令嬢ですの。
とっても意地悪になるのです。
これから、浮気者の王子と婚約して、振られてしまうのです。
わたくしは娘の不幸を思って涙が溢れましたわ。
そして、誓ったのですわ。
わたくしは、娘を、幸せにしてみせる!!
悪役令嬢の母に転生した麻美ことアドリアナの奮闘の物語です
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何かが、何かが違うのです。
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そして、この度、第二子である娘が生まれました。
それはそれは可愛らしくて、美しくて、世界一の娘です。
わたくしは生まれたばかりの娘を抱きしめて、幸せを噛みしめましたわ。
そう、主人である公爵が娘の名前を決めるまでは……。
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その時、わたくしは、全てを思い出したの。
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その記憶を全て思い出しました。
好きだったもの……。
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この、今、腕の中でふにゃふにゃしている可愛い可愛い娘は……悪役令嬢ですの。
とっても意地悪になるのです。
これから、浮気者の王子と婚約して、振られてしまうのです。
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