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戦姫編
戦闘集団
『プギィイイイイッ……!!』
「副団長!!増援が来ました!!」
「そいつはいいね!!今日は焼肉だよ!!」
「俺は豚肉より牛肉派だけどね」
オークの新手が出現し、テンは歓喜の声を上げるがレナも同時に動き出し、新手に向けて浮揚魔術を試すために腰に差していた短剣に付与魔法を施し、自分の周囲に滞空させて狙撃のスキルを発動させて撃ち抜く。
「螺旋弾!!」
「プギャッ!?」
「プギィッ!?」
「ブフゥッ!?」
「おおっ……」
弾丸のように横回転を加えた短剣がオークの肉体を貫通し、急所を撃ち抜かれた個体はその場に倒れこむ。更にレナは手裏剣を取り出し、短剣と同様に土属性の付与魔法を施して高速回転を加えて解き放つ。
「螺旋刃!!」
『プギャアアアッ!?』
「す、凄い……!?なんだあの魔法は!?」
手裏剣が次々とオークの肉体を切り裂き、中には人間から奪った防具を身に着けている個体もいるが、レナの短剣と手裏剣は非常に頑丈な金属のミスリルと魔法耐性が高い銀の合金であり、並の防具では防ぐ事は出来ず、盾と鎧を破壊して切り裂く。
更にレナの短剣と手裏剣は彼の意思で自由に操作する事が可能であり、勢いを止める事はなく次々と打ち倒す。だが、全ての短剣と手裏剣を操作するのはレナにも負担が掛かり、意識を集中させる必要があるので自分の身の回りの軽快を怠ってしまう。
「プギィイイッ!!」
「危ないっ!!」
「うわっ!?」
彼が気付かぬうちに血塗れのオークが接近し、手元に握りしめている木製の槍を突き出すが、咄嗟にリノンが前に出ると彼女は長剣を引き抜く際に侍の居合のように相手を切り裂く。彼女の剣は日本刀の刃と酷似しており、オークの厚い脂肪で覆われた腹部を容易く切り裂く。
「プギャアッ……!?」
「火炎剣!!」
「おおっ!?」
脇腹を抑えて膝を崩したオークに対し、リノンは剣の刀身に炎を纏わせ、相手の頭部を突き刺して焼き払う。その光景にレナは驚きを隠せず、火属性の付与魔法のように長剣に炎を纏わせた彼女に視線を向けるが、彼女の長剣が奇妙な輝きを放つ事に気付き、鑑定のスキルを発動させて長剣を調べると、彼女の剣が普通の金属ではない事を見抜く。
彼女の身に着けている長剣の刃はミスリルの金属と火属性の魔水晶で構成されており、鞘を抜刀する際に火花を刀身に走らせた瞬間、魔水晶の魔力が反応して火炎を纏う。魔剣や聖剣と呼ばれる程の代物ではないが、その火力は非常に高く、レナの火属性の付与魔法よりも高熱を放つ炎を纏い、オークを次々と焼き殺す。
「せいっ!!」
「プギィイイッ!?」
リノンに切り裂かれたオークの傷口が発火し、全身に炎が広がる。相手は悲鳴を上げて倒れこみ、草原に火が走るが魔法で生み出した火炎は消失しやすい特徴があり、火事が広がる事はない。その光景にテンは大剣を振り回しながら笑い声を上げる。
「おいおい!!あんまり焼くんじゃないよ!!こいつらの肉は焼き過ぎると不味くなるんだよ!!」
「ふざけている……場合かっ!?どんどんと数が増しているんだぞ!?」
「確かに少しおかしいね……これは飯の余裕が出来たと喜んでる場合じゃないね」
『プギィイイイッ!!』
オークの増援が次々と現れ、既にワルキューレ騎士団は100体近くのオークを討伐を果たしているが、次々と新手の群れが出現する。既に地面には無数の死体が散乱しているが、オークの数は増加する一方であり、流石にテンも戸惑った表情を浮かべる。
数か月前からオークが増加している傾向がある事は聞いていたが、まだ深淵の森に到着していないにも関わらずに無数のオークが草原に進出しており、レナは浮揚魔術を利用して次々と打ち倒す。魔弓術は魔装術を控えているのは無駄な魔力と矢を消費しないためであり、彼はコトミンに視線を向ける。
「コトミンは平気……何やってんの!?」
『むしゃむしゃ……』
馬に変化していたコトミンは足元に存在する草に喰いついており、彼女は水と魔石以外の食事は行わないはずだが、彼女の食べている物にレナは視線を向けると、葉の形状が「三日月」のような野草であり、コトミンは葉の部分だけを器用に食い千切り、レナに近づく。
『レナ……これ薬草』
「薬草?回復薬の原料の……いや、今はそういう場合じゃないから!!」
『違う。この薬草がオークの苦手な物』
薬草を差し出してきたコトミンにレナは注意を行うが、彼女は口の中に噛み潰した葉を見せつけると、レナの背後に近づこうとしたオークが動きを止め、鼻を抑える動作を行う。
「プギィイイイッ……!?」
「えっ?」
『……帰って』
コトミンが馬の状態のまま口を開くと噛み潰された薬草の臭いが漂い、オークは悲鳴を上げてその場を立ち去る。その光景にレナは驚くが、コトミンはその隙に彼の左腕に噛みつく。
「あいたぁっ!?何すんの!?」
『薬草を塗ってる……これでよし』
「いててて……歯形ついちゃったよ」
レナの左腕に噛み潰された薬草が塗り込まれ、レナに近づこうとしたオーク達が薬草の臭いを嗅ぎつけた瞬間、悲鳴を上げて逃走を開始した。
「副団長!!増援が来ました!!」
「そいつはいいね!!今日は焼肉だよ!!」
「俺は豚肉より牛肉派だけどね」
オークの新手が出現し、テンは歓喜の声を上げるがレナも同時に動き出し、新手に向けて浮揚魔術を試すために腰に差していた短剣に付与魔法を施し、自分の周囲に滞空させて狙撃のスキルを発動させて撃ち抜く。
「螺旋弾!!」
「プギャッ!?」
「プギィッ!?」
「ブフゥッ!?」
「おおっ……」
弾丸のように横回転を加えた短剣がオークの肉体を貫通し、急所を撃ち抜かれた個体はその場に倒れこむ。更にレナは手裏剣を取り出し、短剣と同様に土属性の付与魔法を施して高速回転を加えて解き放つ。
「螺旋刃!!」
『プギャアアアッ!?』
「す、凄い……!?なんだあの魔法は!?」
手裏剣が次々とオークの肉体を切り裂き、中には人間から奪った防具を身に着けている個体もいるが、レナの短剣と手裏剣は非常に頑丈な金属のミスリルと魔法耐性が高い銀の合金であり、並の防具では防ぐ事は出来ず、盾と鎧を破壊して切り裂く。
更にレナの短剣と手裏剣は彼の意思で自由に操作する事が可能であり、勢いを止める事はなく次々と打ち倒す。だが、全ての短剣と手裏剣を操作するのはレナにも負担が掛かり、意識を集中させる必要があるので自分の身の回りの軽快を怠ってしまう。
「プギィイイッ!!」
「危ないっ!!」
「うわっ!?」
彼が気付かぬうちに血塗れのオークが接近し、手元に握りしめている木製の槍を突き出すが、咄嗟にリノンが前に出ると彼女は長剣を引き抜く際に侍の居合のように相手を切り裂く。彼女の剣は日本刀の刃と酷似しており、オークの厚い脂肪で覆われた腹部を容易く切り裂く。
「プギャアッ……!?」
「火炎剣!!」
「おおっ!?」
脇腹を抑えて膝を崩したオークに対し、リノンは剣の刀身に炎を纏わせ、相手の頭部を突き刺して焼き払う。その光景にレナは驚きを隠せず、火属性の付与魔法のように長剣に炎を纏わせた彼女に視線を向けるが、彼女の長剣が奇妙な輝きを放つ事に気付き、鑑定のスキルを発動させて長剣を調べると、彼女の剣が普通の金属ではない事を見抜く。
彼女の身に着けている長剣の刃はミスリルの金属と火属性の魔水晶で構成されており、鞘を抜刀する際に火花を刀身に走らせた瞬間、魔水晶の魔力が反応して火炎を纏う。魔剣や聖剣と呼ばれる程の代物ではないが、その火力は非常に高く、レナの火属性の付与魔法よりも高熱を放つ炎を纏い、オークを次々と焼き殺す。
「せいっ!!」
「プギィイイッ!?」
リノンに切り裂かれたオークの傷口が発火し、全身に炎が広がる。相手は悲鳴を上げて倒れこみ、草原に火が走るが魔法で生み出した火炎は消失しやすい特徴があり、火事が広がる事はない。その光景にテンは大剣を振り回しながら笑い声を上げる。
「おいおい!!あんまり焼くんじゃないよ!!こいつらの肉は焼き過ぎると不味くなるんだよ!!」
「ふざけている……場合かっ!?どんどんと数が増しているんだぞ!?」
「確かに少しおかしいね……これは飯の余裕が出来たと喜んでる場合じゃないね」
『プギィイイイッ!!』
オークの増援が次々と現れ、既にワルキューレ騎士団は100体近くのオークを討伐を果たしているが、次々と新手の群れが出現する。既に地面には無数の死体が散乱しているが、オークの数は増加する一方であり、流石にテンも戸惑った表情を浮かべる。
数か月前からオークが増加している傾向がある事は聞いていたが、まだ深淵の森に到着していないにも関わらずに無数のオークが草原に進出しており、レナは浮揚魔術を利用して次々と打ち倒す。魔弓術は魔装術を控えているのは無駄な魔力と矢を消費しないためであり、彼はコトミンに視線を向ける。
「コトミンは平気……何やってんの!?」
『むしゃむしゃ……』
馬に変化していたコトミンは足元に存在する草に喰いついており、彼女は水と魔石以外の食事は行わないはずだが、彼女の食べている物にレナは視線を向けると、葉の形状が「三日月」のような野草であり、コトミンは葉の部分だけを器用に食い千切り、レナに近づく。
『レナ……これ薬草』
「薬草?回復薬の原料の……いや、今はそういう場合じゃないから!!」
『違う。この薬草がオークの苦手な物』
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「プギィイイイッ……!?」
「えっ?」
『……帰って』
コトミンが馬の状態のまま口を開くと噛み潰された薬草の臭いが漂い、オークは悲鳴を上げてその場を立ち去る。その光景にレナは驚くが、コトミンはその隙に彼の左腕に噛みつく。
「あいたぁっ!?何すんの!?」
『薬草を塗ってる……これでよし』
「いててて……歯形ついちゃったよ」
レナの左腕に噛み潰された薬草が塗り込まれ、レナに近づこうとしたオーク達が薬草の臭いを嗅ぎつけた瞬間、悲鳴を上げて逃走を開始した。
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