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鳳未来斗
サイコパスモブおじレイプ
しおりを挟む気持ち悪いおじさんがいます。
ーーー
天使なんじゃないかと思った。
こんな人生落ちこぼれな僕に、毎日笑顔で挨拶をしてくれる君が、
僕の生きがいだった。
ーーー
「かーいーとっ!おはよー!」
今日もあの子に挨拶してもらいたくて、タイミングをはかってゴミ捨てに来た。
…………けど、
「…っ、お、おはよ……」
タイミングは最悪で………ちょうど、彼の友達が歩いていたのを見つけて……あの子は、そっちの方へ行ってしまった。
僕には気付かず、仲良さそうににこにこと歩き始める。
……………………嫉妬した。
ーーー
あの子は、僕の生きがい。
僕以外は見て欲しくない。
「鳳未来斗、三坂高校2年、住所は◇◇市○○……」
あの子……未来斗君は、僕のものだ。
「ん"……………ッ!!」
誰にも、触らせない。
ーーー
暗い部屋に閉じ込めた。
僕が未来斗君だけの為に用意した部屋。
好きなものは何だって用意した、玩具だって沢山買ってあげた。
今日もきっと、その玩具で声を出しながら遊んでいる頃だろう。
「ご飯だよ、未来斗君。」
「ん"ッ…、ん"、んぐ…ん、ンン"…ん"ーー!!」
後ろにいれてあげた極太バイブ。
前は縛って、手首も後ろで縛ってあげた。
猿轡もよく似合ってるし………本当に、本当に
「今日も、可愛いなァ………」
ーーー
「ごめんね、外すね。ご飯できたから食べてね」
拘束と玩具を全部外して、ご飯をあげた。
「っ…、………っ……」ビクビク
まだ少し怯えているけど………きっと寒いからだろう。
「暖房つけるね、はい、今日は肉うどんだよ」
丹精込めて作った肉うどん。
食べてくれるといいけど………
「ほら、口開け……「っ…」」
机に置いて、一口未来斗君に食べさせてあげた。
けど…………
「え……?」
残念ながら、お椀ごとはじかれてうどんが床にこぼれてしまった。
「何するの……未来斗君」
せっかく作ったのに…………
「…かえ、帰して、家に……帰して」
そんなに帰してもらいたいんだ………
「でもお腹すいたでしょ?食べなきゃ」
「いらない!!もう食べたくない………!!!」
……………
なんでこんなに嫌がるのかな………
前にお昼ご飯に媚薬入れたの、怒ってるのかな。
「今日のは何も入ってないよ、お腹すいたでしょ?」
未来斗君の手首を掴んで、床に落ちたうどんを食べさせてあげた。
「ん"…、っあ"つ、あ……あつぃ"」
床に落ちたうどんを残らず食べさせて、未来斗君も何か言ってはいたけどちゃんと食べてくれた。
床から頭を離して、またベッドに戻す。
足枷が壊れていないかチェックして、お椀を洗いに部屋を出た。
ーーー
(未来斗side)
「う"……、うぇ"っ、ひ、ひく、うぐ………」
あの男に誘拐されて、もう何日経ったか覚えていない。
毎日犯されて開発もされて、
鍵がかかった部屋とベッドの柱に繋がれた足枷のせいで、逃げられない。
(ご飯………床に落としても、そのまま食べさせられた……どうしても食べなきゃいけないんだ)
あいつが作る食べ物には、必ず何か入っている。
ご飯を食べる度に体がおかしくなって、それが嫌で床に投げて食べられないようにしたのに………
結局、床に頭を押さえつけられて、全部食べさせられた。
「か……海斗、海斗……、助けて………」
もう身体的にも精神的にも限界。
早く、解放されたい。
ーーー
「未来斗君!!今何してたの!!?」
………見つかった。
足枷を外そうとしていたところを。
「ッ……」ガタガタ
「どうしてそういう事するの!!おじさんは未来斗君の事愛してるのに!!!」
怖い……怖い、怖い
圧が、顔が、する事が、内面が。
全部全部………その姿を見るだけで、震えが止まらない。
「絶対逃がさないからね!!!」
「や"……ッ、あ"、ごめんなさ、ごめんなさいごめんなさぃ!!!」
お仕置きとして、また玩具をいれて体を縛られた。
「やだッやだ!!!」
今度は目隠しもされて………
耳にヘッドホンのようなものをつけられた。
声が聞こえて、
「っ……!ぅ"ぁ"あ"!!ゆ"る"して、ゆる"してくださ」
何時間も真っ暗な視界で、ヘッドホン越しに男の声だけが聞こえた。
………数時間後。
「ぅ"あ"、ごめんなさぃ、ごめんさい」
「いい子だね~もうあんなことしちゃ駄目だよ?」
この男への恐怖心は増しているはずなのに、それを上回る不安。
従わなければ、生きていけないと理解してしまった。
「もう……しません」
それなのに、
ーーー
「は…はぁ"ッ、いだぃ、い"た"い許して……!!」
「ね?気持ちいいよね?ねぇ??あは……可愛いなぁ…………」
素直に従おうがなんだろうが、この生活が地獄なことは変わらない。
この日は何回も犯されたあと、性行為でも暴力でも無い拷問のようなことをされた。
「ああ"ぁ"ッ!!いだぃ、いだいよぉッ…!!やめ、ぁが、ぐぇ…ッぐぎ、ぐが…ッ、あ"、あぐ、やめ"やめ」
指や足を折られたり、他にも色々。
………やめてくれない。
「未来斗君は僕のものだ!!…未来斗君…、いや……未来斗、僕だけの、僕だけの大事な愛人………!!」
「ごめんなさっ、ごめんなさい離して!!もう痛いのやだぁ………ッ!!」
心がすり減ってく。
(……助けて、海斗………)
きっといつか、あの人が助けに来てくれるって信じてた。
だから死なずに待ってた。
死ぬまでここにいなきゃいけないなんて、その頃はまだ何も知らなかった。
ーーー
「え………」
眼球に男の精液が出される。
目が見えなくなった。
「未来斗は僕の物なのに………どうして他の奴の名前なんて呼ぶんだッ!!」
無意識で声に出ていたらしい。
その日は何度も殴られて蹴られて犯されて拷問されて、
そのうち………途切れた意識が、元に戻らなくなってた。
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