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御祝 ―おいわい― side クラリス
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しおりを挟む氷河期を思わせるくらいのザラ様……雪兄の冷たいオーラに、私とミカエルとアルベルト様は萎縮しまくっていた。
ただ一人、ジェスター様だけは涼しい顔でお辞儀をし、にこやかに微笑む。
「お忙しいザラ先生に、魔法以外の教えを受けられるなんて恐悦至極。これからもよろしくお願い致します。特別講師とは驚きました」
微笑を浮かべ、スラスラと挨拶をするジェスター様を雪兄は不愉快そうに一瞥した後、パチンと指を鳴らした。突然、私達の目の前に椅子が四脚現れる。
「座りなさい」
抑揚のない声に促され、私とミカエル、アルベルト様は慌ててストンと座った。
「では、失礼します」
ジェスター様は軽く会釈をしてから、ゆっくり優雅に座る。
この雰囲気をものともせず、平然と挨拶しちゃうなんて、さすがジェスター様。尊敬してしまう。
「みなさん、入学おめでとうございます。私も特別講師として教壇に立ちますので、私の教え子として相応しい成績であり続けるように。恥ずかしい成績をとったら……わかってますね?」
雪兄は自席に座るとデスクの上で手を組み、凄みを利かせた視線を浴びせ、私達を震え上がらせた。
「……はい」
恥ずかしい成績がどの程度のものかわからないけれど、返事は「はい」の一択である。(正確に言うと、ミカエルは雪兄から教わってないのだけど……勢いで返事をしてしまったみたい)
この状況……圧迫面接じゃん!!
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