はるかかなた
高二の春、俺のクラスは二人の女子によって分裂した。おしゃれでクラス一可愛い《小金沢サキ》と、オタクだけど男子に一番人気の《宮原ハヤミ》。俺は宮原のことが気になっていたが、半ば強引に小金沢のおしゃれグループに引き込まれてしまう。一方のオタク連中は、ある時から次々と登校拒否が始まり、ついには宮原まで学校に来なくなった。その全員が同じオンラインゲームをしていたという共通点が見つかり、俺も小金沢もそのゲームに絡んでいくことになる。
※修正版の再掲載です。
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